たんぽぽ舎から No.2054
- 2013年 12月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2054】
2013年12月25日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.来年の3.11に原発現地から風船を飛ばそう!!
原発事故が起きた場合に放射性物質がどっちの方角に飛んで行くのか
目に見える 小林善樹(泊原発風船プロジェクト)
★2.官邸前から国会前迄、金曜夜のお散歩オススメスポット
抗議行動から、ゲリラマッサージ迄盛り沢山・後編
12月20日第85回首相官邸前の抗議行動
金子やよい(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
★3.11/30~12/2伊方原発見学ツアー、NO NUKES えひめ、
梼原町総合庁舎を訪ねて 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞より
◆毒を食らわば 鎌田 慧 (12月24日東京新聞=本音のコラム=より)
★5.テント日誌12月23日(月・休)経産省前テントひろば835日目
商業用原発停止100日目
「テント前、頑張っての声に、力湧き」が私の句 (I.K)
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※12/26(木)学習会にご参加を!
槌田ゼミ【エントロピー入門講座 最終回】
第9章「個人も社会も、ほどほどの幸せを目標にする」
日 時:12月26日(木)19:00より(前回休講、今回が最終回です)
講 師:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.来年の3.11に原発現地から風船を飛ばそう!!
| 原発事故が起きた場合に放射性物質がどっちの方角に飛んで行くのか
| 目に見える
└──── 小林善樹(泊原発風船プロジェクト)
再稼働阻止全国ネットワークからこの企画についてアピールが出され,いくつかの現地から計画している,との連絡が届いている由。
私たちは、2013年10月5日14時に泊原発の対岸から約8百個を飛ばし,12個の行方が報告された。風船を飛ばした時,地上では南側からの風が吹いていたが,上空の偏西風に乗って東北東の方向に10個が届いている。約135km離れた赤平市からは「今まで人ごとだと思っていたが,この風船を見て恐ろしくなった」との感想があった。
約180km離れた旭川市や東川町などには翌朝には届いている。原発事故が起きた場合に放射性物質がどっちの方角に飛んで行くのかを目に見える形で理解し,関心を持って貰える動機となるだろう。
また,全国一斉に飛ばすことでメディアの注目度も高く,原発再稼働阻止への声を盛り上げることにつながるものと思う。ただ,放射性物質の飛ぶ距離は核種によって違うだろうから,風船の飛ぶ距離とは違うことに留意されたい。
さらにフクイチの場合は放射性物質の大部分は太平洋に流れ,内陸部に流れたのは一部分に過ぎなかったが,日本海側の原発の場合はほとんど全部が内陸側に流れるだろうから,たとえば札幌市は原発との距離が福島市とほぼ同じなのだが,もし泊原発が事故を起こしたならば,福島市よりも何倍もの被曝を受けることになるであろうことを,行政を含め広く衆知して行かねばなるまい。
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┗■2.官邸前から国会前迄、金曜夜のお散歩オススメスポット
| 抗議行動から、ゲリラマッサージ迄盛り沢山・後編
| 12月20日第85回首相官邸前の抗議行動
└──── 金子やよい(たんぽぽ舎 金曜行動ボランティア)
降り続くかと思った雨が上がったけど、官邸へ向かう道は、足裏から寒気が上がって来る。今日は、人数も少ないだろうと思っていたら、国会前の抗議は、なしだって!お散歩レポート後編は、どうなるんじゃf^_^;。とグチっていても仕方ない、先週の汚いメモを見ながら、頼りない記憶を元に、書いてみますので、至らない点は、ひらにご容赦m(__)m。
さて、国会前の並木道、大作「無主物」を鑑賞した後、ブブゼラの音を聴き、清志郎のコーナーの盛り上がりの先に、キャンドルの林、こんな寒い日には、心も体も温まります。先週は、サンタさんもやってきました。キャンドルのお隣にゲリラカフェ&革命パンのお店、パイしか食べたことないけど、甘くなくて、美味しかった、ホットなお飲み物もあって、良いおやすみ処ですョ。そのまた隣は、ゲリラマッサージ、残業なければ、出来るだけ開店とのこと、出会えればラッキー、看板が目立たないから、マッサージ希望の人は、よく探して見てね。さらに、石垣に腰掛けてプラカード上げてる人、手作り電飾で抗議する人など見ながら、国会前、ここは、3分間スピーチ、替え歌などあるけど、私的には、「原発アウト」が盛り上がるなぁ。
信号渡ったトコも抗議の人達がいます。シュプレヒコールに声あわせ、ステレオで国会に抗議!で、ここを右手には行くと、女神様待つ、ファミリーエリア、スピーチも原発、特定秘密保護法と多彩で時間も特には、制限なし、平均年齢もいくぶん下。女神様のコールに癒されます。
ファミリーエリア横には、自転車隊さん達の拠点があります。前は、試乗もやってたけど、今は、どうなのかな。さてさて、これからも面白い企画が出て来ること期待しつつ、これにてレポートは終り。
寒さ厳しくなりますが、温かい飲み物も有りますので、官邸前から国会前まで、歩いてみませんか?
そして、そこにいる人と話して見てくださいね、共感や新しい発見が必ずありますよ^_^。
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┗■3.11/30~12/2伊方原発見学ツアー、NO NUKES えひめ、
| 梼原町総合庁舎を訪ねて
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 11月30日(土)松山空港に着くと、以前よく金曜官邸前抗議行動でお見かけした女性と再会した。東京から岡山に移り住んだとのことで、今回はお母様と参加。 売店の女性から声をかけられた。原発に対する危機感を募らせており、福島の被災者にも同情されていた。
伊方原発見学ツアーでは、バスの中で原発反対に長年取り組んでこられた斉間淳子さんの話を伺った。お子さんからは、早く結婚して姓を変えたいと言われたという。通っている学校で電力会社に親が勤めている子供が欠席したら、すぐに知らせなさい、原発で事故があったかもしれないから、と子供には言い含めたという。ある夫婦は、原発建設に反対する夫の留守に、四国電力から土地売却を強要された妻が応じてしまい、そのために離別(斎間満さんの著書によると妻は自殺)したという。原発は親子、夫婦、友人を分断する。貴重で生々しい話を聞くことができた。
伊方原発のゲート前で、斉間さんたちは毎月11日に座り込みをしている。伊方原発の遥か向こうには祝島が見える。ゲートのすぐそばに電力会社の寮があるが、健康被害はなかったのかと気になった。
○ 伊方原発で事故があれば逃げ道がないという風光明媚な漁港、三崎地区で個別ビラ配布をする。この時期、みかんの収穫に出払っていて留守宅が多かった。3.11以降、原発の危険さに気づいたものの即座に反対とは言い切れない、分からないと答える人が多かった。中には「聞く耳を持たない」とビラすら拒絶する男性もいた。それでも、原発に明確に反対する高校生や、熱心に原発反対の話をする男性もいた。
12月1日(日)松山市堀之内の城山公園にて集会。朝から入り口では、天皇へ手紙を渡した山本太郎さんに対する罵声を発している一団がいた。広場には次々と人が集まり、8300名も参加した。沖縄の人が演奏する番で、同伴者の方がいきなり君が代を歌いだした。参加者から「やめろ!」と怒声が飛び交った。怒声そのものに対して批判する人もいたが、あの場で靴を投げるわけにはいかない。君が代を歌った人には、歴史を学んで欲しいと思った。過去にまで遡らなくとも、今も国旗掲揚と国歌斉唱は強制され、従わなかった教師は処分されるなど問題をはらんでいる。ましてや戦争を反省せずに、特別秘密保護法を制定し、戦争に突き進もうとしている現政権が君が代をいかように取り扱っているかを見れば、安易にあの場で歌うべきではない、と思う。次第に雨が強くなり、幟の棒を伝わって雨が服にしみこんできた。
○ デモに行くころは時おり小雨がぱらつく程度におさまってきた。街宣車が数台デモ隊に罵声を発していた。東京と異なり、デモ隊は歩道を行進させられた。歩道だと、街路樹や看板などに幟がぶつかることが多いような気がした。車道にせよ歩道にせよ、デモに対する規制の厳しさは変わらない。
○ 交流会に向かう時、タクシーに乗った。運転手さんは原発に反対の方であった。しかし小泉元首相に話が及ぶと、規制緩和でタクシー業界は厳しくなり月に7万円しか稼げないと小泉元首相を批判した。
○ 12月2日(月)5人の仲間と環境モデル都市梼原町総合庁舎を訪ね、主事さんの話を伺った。隈研吾氏による総合庁舎は瀟洒な木造建築で、中は吹き抜けになっており木の香りが充満していた。入り口付近には坂本竜馬の立像がある。主事さんは坂本竜馬の血縁かと思われるほど、190センチ以上の長身。この町が再生可能エネルギーに取り組み始めたのは、前町長がこのままでは限界集落になってしまうと危機感を募らせたからだという。再生可能エネルギーは安定した供給ができないし、原発が止まっていると、電気料金が高くなり中小企業は海外に出て行ってしまうと、主事さんは言う。それに対し異を唱えようかと考えていたところ、続けてきっぱりと、命のことを考えると原発はいけないと言われた。しかし再生可能エネルギーに取り組むには「覚悟と哲学が必要だ」と強調されたのが印象的であった。
○ 今回のツアーで感じたことは、地元の人にはなかなか言い出せない原発反対の意見も、東京から行った我々には話しやすかった面があったかもしれないということ。また、広場の出店での食事、交流会で用意された食事、立ち寄った先々での食事が、どれもとても美味しかった。海の幸、山の幸これらと対極にあるのが原発。廃炉に向けて全国の原発現地の人と一緒に運動を進めていきたい。
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┗■4.新聞より
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◆毒を食らわば 鎌田 慧
原発推進派の誘致運動を、わたしは「毒を食らわば皿までも」と表現してきた。原発が隣の村にできて、おなじ危険になっても、交付金支給では立地地域分と隣接分での極端な差がある。それならわが村にも誘致しよう、との声を聞いてきた。
福島の事故があってなお、再稼働を求める「原子力マネー汚染村」のボスたちの声は、やはり「毒を食らわば皿までも」なのだ。
原発の回復不能の症状とは、依存がどんどん深まることだ。ほかのことを考えるより、いまのままを願う。企業城下町の通弊とはいえ、害悪は公害などの比ではない。
原発誘致は貧しさからの脱却のはずだったが、村議や村長など有力者たちがおこぼれにあずかっただけだった。
健康を犠牲にしてもおカネというのは、依存の極端な表現で、けっして豊かさの証明ではない。
日曜日。東京での再稼働反対集会は、秘密保護法成立のあとだけに、怒りのこもったものになった。原子力基本法に「安全保障に資する」の一句が入って、たちまちにして、原発問題は軍事秘密になった。わたしは集会で、
「愛国」などではない、「安倍亡国内閣だ」といって、大きな運動を呼びかけた。
フクシマの傷口に塩を塗るような原発再稼働と「戦争できる国」への逆走は、戦後の民主化のすべてを奪うもので、許せない。(ルポライター) (12月24日東京新聞=本音のコラム=より)
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┗■5.テント日誌12月23日(月・休)経産省前テントひろば835日目
| 商業用原発停止100日目
| 「テント前、頑張っての声に、力湧き」が私の句
└──── (I.K)
今日はテント川柳句会があるというので出かけて行った。
句会もさることながら昨日の賑わいの後のテントが気にかかったので…
案の定テントに着いたらテント前には第2テントの当番の方が一人ひっそり座っていたのみ。
そして川柳の句会に参加する人が4人ほどテントの中で句をひねっていた。
嵐の後の静けさと言う感じ!3時近くIさんが来てくれたので一安心した。
最近変な団体の襲来もなく、平穏な陽が続いているけれど、テント前に座っている人が少ないのは寂しい限りだ。
休日のせいか車も人通りも少なかったが、雀さんたちは元気にえさをついばんでいた。今日の句会のお題は宿題の「思い」と「力」私の吐いた4句のうちかろうじて1句、「テント前、頑張っての声に、力湧き」が乱さんのお目にかなって秀句に選ばれた。ゼロでなくて良かった。
特選2句と幾つかの秀句は近いうちに「原発いらない女たちのテントひろば」に掲載されるでしょう!参加者の感想などを聞いた後、4時ごろ帰宅の途に着いた。
テントからのお知らせ
12月27日(金)に忘年会。当日は今年最後の官邸前抗議行動があります。こちらは午後6時~8時です。
テントではこの集会の終わった後の午後8時30分くらいから忘年会をやります。お集まりください。
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