ベータ線急上昇中(時事通信より)
- 2013年 12月 29日
- 交流の広場
- 小倉利丸
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12月3日
東京電力は2日、福島第1原発2、3号機原子炉建屋海側で採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり5万5000ベクレル検出したと発表した。この地点から山側に約40メートル原子炉建屋寄りの観測用井戸では9月下旬、同4万6000ベクレルが検出されている。東電は「海に向かって地下水と一緒に放射性物質が流れ、汚染が広がっている可能性がある」と説明している。
同原発の海側では1、2号機間の井戸で同110万ベクレルが検出されており、汚染が拡大している。東電は貯蔵タンクの空き容量が少ないため2、3号機間では地下水をくみ上げない方針だったが、試験的に1週間くみ上げて汚染の拡大状況を調べる。
[時事通信社]
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12月20日
海側井戸で190万ベクレル=最高値を更新-福島第1
東京電力福島第1原発で、放射性物質に汚染された地下水が海に流出し
ている問題で、東電は20日、2号機海側の観測用井戸で19日に採取し
た地下水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リッ
トル当たり190万ベクレル検出され、最高値を更新したと発表した。
(2013/12/20-20:31)
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12月27日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013122700846
海側井戸で210万ベクレル=最高値を更新-福島第1
東京電力は27日、福島第1原発2号機の海側にある観測用井戸で26日に採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり210万ベクレル検出されたと発表した。この井戸は上昇傾向が続いており、最高値を更新した。
東電によると、井戸は護岸から約40メートルの場所にあり、これまでの最高値は19日の同190万ベクレルだった。東電は地下水のくみ上げによる影響と説明しているが、詳しい原因は分かっていない。(2013/12/27-21:16)
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