1月17日『共同幻想論』はどう読まれてきたか第8回目ご案内
- 2014年 1月 14日
- 催し物案内
- 三上 治
「共同幻想論と今」と題した講座の続きが昨年の5月17日(金)から始まりました。吉本隆明の『共同幻想論』をテーマにした講座で(9回)の予定で進めてきましたが、これもあと三回になりました。吉本がなくなった後、改めて評価が高くなる一方で、批判も強くなっているのが『共同幻想論』ですが、1月17日(金)からは三島由紀夫の『文化防衛論』と対比しながら検討してみたいと思います。テキストして筑摩書房のちくま文庫としてでている『文化防衛論』を使います。時間のある人は目を通して来てください。それに橋川文三の『三島由紀夫論集成』[深夜叢書]の中の「美の論理と政治の論理」をサブテキストに使います。これは『橋川文三著作集』の一巻目にもありますが、コピーをこちらで用意します。これは3回ほど続ける予定です。吉本、三島、橋川の国家論の検討ということになるのですが、これに上山春平の『日本の国家像』にも触れようかと思います。こちらはそこまで行けるか、どうかはわかりませんが、これについてもこちらで資料を準備します。戦中派の国家論を取り上げる中で『共同幻想論』を検討するということにもなります。三島由紀夫の文化と言う概念はある意味では幻想と言う概念でもあるわけで、『共同幻想論』の影響は予想以上に大きいことも分かります。2月・3月とこの形で講座をすすめます。今回が初めてという方でも歓迎です。この3回は独自シリーズとして考えてもらっても結構ですから、興味のある方、参加してください。
1月17日(金)は「共同幻想論はどう読まれてきたか」第8回目です。次回は2月21日(金)です。
●場所:変革のアソシエ事務所 中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 301号室(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)
注意:309号から301号に変更。
●時間:19時からです。注意:309号から301号に変更。
●1回千円です。
●連絡:電話03-5342-1395または三上の携帯(090-3908-7330)。
*当日、参加できないが資料を希望する人は連絡ください。
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