ドキュメンタリー映画「あしたが消える—どうして原発?—」上映と勉強会
- 2014年 2月 18日
- 催し物案内
2014年 3月1日(土)
文京男女平等センター 研修室A
14:00開演(開場13:30)
参加費:500円
14:00〜上映
15:00〜鼎談 上田昌文(NPO法人市民科学研究室代表)
千葉茂樹(映画監督)
辺見妙子(NPO法人青空保育たけの子代表)
「あしたが消える」上映委員会よりお知らせ
1986年4月26日未明に起こった原子力発電史上最大・最悪のチェルノブイリ事故から3年を経た1989年原子力発電の問題に真剣に考える若い映画人が自分たちの力を結集して製作した映画です。
25歳の主婦Kさんが新聞に投稿した記事から取材が始まっています。原子力発電所の技術者として働いていた父が52歳の若さで骨ガンのために死亡しました。チャルノブイリ事故によって『安全』といわれている原発は本当に安全だったのか、原発と父の死の因果関係を追究していくうちに一人の技術者の証言とぶつかります。
東日本大震災によって起こった福島原発の事故は本当に天災によるものだったのか、この映画で解き明かしていく真実の物語を一人でも多くの方に見ていただきたいとあえて25年経った今、上映を慣行します。(上映時間55分)
講師紹介
上田昌文(うえだ あきふみ)
NPO法人市民科学研究室代表
大学では生物学を専攻。市民による研究・学習グループ「科学と社会を考える土曜講座」を1992年を発足し、科学技術関連の社会問題への取り組みを開始。1997〜2002年より(財)政策科学研究所の客員研究員。2002年にはユニバーサルデザイン総合研究所の客員研究員。2003年から科学技術社会論学会の理事メンバー。2004年〜2007年にJST(科学技術振興機構社会技術研究開発センターの公募型プログラム「社会システム/社会技術論」の平成16年度採択課題「生活者の視点に立った科学知の編集と実践的活用」の研究代表。2005年〜2007年に東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員。講演や大学での特別講義や雑誌連載の執筆など多数。
千葉茂樹(ちば しげき)
映画監督
1956年から近代映画協会に所属し、新藤兼人、吉村公三郎両監督に師事。大映作品『一粒の麦』の脚本でデビュー。『孤島の大洋』『心の山脈』『モスクワ我が愛』など多数の劇映画のほか、毎日映画コンクール文化映画グランプリを受賞したドキュメンタリー映画『マザー・テレサとその世界』をはじめとしたドキュメンタリー映画を多数手がける。
『あしたが消える』では構成・演出を担当。
辺見妙子(へんみ たえこ)
NPO法人青空保育たけの子代表
2008年10月 国会資格保育士取得
2009年4月 福島県福島市に青空保育たけの子創立
2009年10月 放送大学入学
2011年10月 震災による原発事故の影響で山形県米沢市でサテライト保育開始
2012年6月 福島の子どもたちのために保養事業開始
2013年4月 NPO法人青空保育たけの子設立
問い合せ 「あしたが消える」上映委員会
http://ashitagakieru.com
E-mail:info@ashitagakieru.com
FAX:03-5684-3059
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