たんぽぽ舎から No.2097
- 2014年 2月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2097】
2014年2月22日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働は日本を滅ぼす-連載(7)
3月に再稼働原発第1号が決まりそう-規制委の策動
再稼働阻止が最重点課題に、日本史を左右する2月-6月の闘い
全力を再稼働阻止へ-多数の参加を、現地闘争を
柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.サクラ調査のお知らせ(第11年目=11回)
原発からの放射性物質が環境に及ぼす影響を調べるサクラ調査を今年も実施します
山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
★3.新聞・雑誌から2つ
◆再稼働判断 自治体を軽視 防災計画、審査に「含まず」
(2月22日東京新聞より)
◆【金曜日の声 官邸前】 首相の言葉は乱暴
(2月22日東京新聞より抜粋)
★4.テント日誌2月20日(木)
経産省前テントひろば895日目 商業用原発停止163日目
今日は久しぶりに色々な方が来て下さった (I・K)
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★明日2月23日(日)たんぽぽ舎第26回総会(25周年)のご案内
13:00開場 13:30から 第1部 総会(4階) 第2部 記念講演(4階)
第3部 懇親会(5階) 第2部:800円、第3部:2500円
<問い合わせ>たんぽぽ舎 TEL:03-3238-9035
総会は会員以外のオブザーバー参加歓迎です
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┗■1.再稼働は日本を滅ぼす―連載(7)
│ 3月に再稼働原発第1号が決まりそう-規制委の策動
| 再稼働阻止が最重点課題に、日本史を左右する2月-6月の闘い
| 全力を再稼働阻止へ-多数の参加を、現地闘争を
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
○2月20日(木)の毎日新聞報道によれば、「規制委は再稼働審査で優先原発を絞り込む…2-3週間後に(3月上旬に事実上の合格第1号が提示されそう)」と報じました。
田中俊一委員長は記者会見で「合格の見通しが立った原発ととらえていい」との見解を示した。それは次の5つのうちの一つです。
「…四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1,2号機(鹿児島県)、玄海3,4号機(佐賀県)、関西電力の大飯3,4号機、高浜3,4号機(いずれも福井県)の5原発が有力とされる。…」
○再稼働阻止を「緊急で最重点課題」に
原発の再稼働を許せば、「原発の流れ」(現在・原発ゼロ)が大きく変わります(悪化します)。1つの再稼働を許せば、続々と再稼働の流れは強まります。
今は原発ゼロで電気は大丈夫です。日本は原発なし=ゼロでやれるのです。再稼働は日常的な放射能放出と原発大事故・大惨事を呼び寄せます。特に日本は今、地震・火山、(+津波)の活発期ですから。第2のフクシマ大惨事を起こさせない闘いが緊急で最重要です。
○再稼働阻止全国ネットワークはいくつかの取り組みを進めています。
《それを紹介》全国で取り組もう-再稼働の阻止を目指して
1.再稼働阻止の緊急性、重要性を全力で広くアピールする。
2.3月11日を基準日に全国の原発現地で、東京で、風船上げ行動を行う。
3.3月9日(日)と15日(土)、日比谷公園の大集会に参加する。
4.再稼働予定の原発現地の応援に、全国から全力参加する。
5.3月16日(日)の九州-鹿児島での「川内原発さよなら1万人集会」に全国から参加する。
6.広瀬隆さんが進めている、安倍首相・日本政府宛ての全国自治体議員の「公開質問状」の運動を支援していく。
7.その他 創意・工夫
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┗■2.サクラ調査のお知らせ(第11年目=11回)
│ 原発からの放射性物質が環境に及ぼす影響を調べるサクラ調査を今年も実施します
└──── 山田昌郎(サクラ調査ネットワーク)
原発からの放射性物質が環境に及ぼす影響を調べるサクラ調査を今年も実施します。この調査は2004年から毎年実施しており,11回目となります。昨年は宮崎から北海道までの26のグループまたは個人により調査が行われました。
調査方法は,サクラの木1本あたり1000個を目安に花を一つずつ観察し,花弁(花びら)の枚数(5枚が正常),がくの数(5個が正常),花弁のギザギザ・切れ込み・重なり・変形・つき方異常,がくの花弁化,雄しべの花弁化,花そのものの矮小化の有無を確認していくものです。昨年の調査結果は,報告集(pdf)として,たんぽぽ舎ホームページで公開しています。
調査方法の詳細につきましてはこの報告集をご参照いただき,ご無理のない範囲でご近所のサクラのお花見を兼ねて観察していただけましたら,結果をたんぽぽ舎宛に郵便,メール等でお寄せ下さい。昨年同様7月頃までに報告集にまとめてホームページに掲載を予定しております。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
・調査要綱と調査票は2月28日に全国へ郵送します。
・調査要綱と調査票は、たんぽぽ舎HPからダウンロードできます。
※集約先:サクラ調査ネットワーク(データ集計担当ボランティア:山田昌郎)
〒101‐0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎内
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
Eメール:nonukes@tanpoposya.net
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┗■3.新聞より2つ
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◆再稼働判断 自治体を軽視 防災計画、審査に「含まず」
政府は二十一日、原発の再稼働に向けて原子力規制委員会が進めている安全審査と、原発から三十キロ圏内の地方自治体が原発事故に備えて定める地域 防災計画は無関係とする答弁書を決定した。安倍晋三首相は規制委が安全と判断した原発から順次再稼働する方針で、地元の自治体を軽視する姿勢が浮き彫りに なった。
民主党の菅直人元首相の質問主意書に対する答弁書。衆院事務局によると、首相経験者が質問主意書を提出するのは初めて。答弁書は安全審査と地域防災計画の関係に関し「(安全審査のための)新規制基準には防災計画にかかる事項は含まれていない」と説明している。
安倍首相は「世界最高水準の規制基準で安全性が確認された原発は再稼働する」と方針を示している。答弁書によれば、「安全性」に自治体の防災計画は含まれないことになる。
地元自治体が防災計画をつくろうとした結果、住民の安全な避難や近い将来の帰還が困難と判断した場合でも、規制委の安全審査を通れば再稼働できる かどうかとの菅氏の質問に対しては、答弁書は「防災計画は都道府県および市町村において作成等がなされる」「政府は同計画の作成の支援等を行っている」 と、事実上「ゼロ回答」だった。
菅氏は取材に「首相の言葉は『安全性』に住民の安全も含まれていると国民をミスリード(誤った方向へ誘導)している。それが答弁書で明確になった」と話した。 (2月22日東京新聞より)
◆【金曜日の声 官邸前】 首相の言葉は乱暴
(前略)
・東京都葛飾区の僧侶 丸山裕市(ひろいち)さん(67)
原発は人間の手に負えないものであり、人類にとっての害悪。平和を希求し、今日も仏様のお言葉を唱えている。逆に安倍首相の言葉は乱暴そのもので、行動は軍事主義的。平和からかけ離れている。
・東京都渋谷区の無職 大橋文子さん(71)
都知事選の結果にがっかりして、腹が立って、病み上がりだけど無理して来た。脱原発派の候補が一本化できれば通せていた。都知事選の後、安倍首相は調子づき、ますます暴走しているように見える。 (2月22日東京新聞より抜粋)
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┗■4.テント日誌2月20日(木)
| 経産省前テントひろば895日目 商業用原発停止163日目
| 今日は久しぶりに色々な方が来て下さった
└──── (I・K)
今日は久しぶりに色々な方が来て下さった。茨城からと言う女性、なかなか来られなくて、とカンパをして下さった。チラシありませんか?と寄って下さった男性は福岡の方でした。その後シンガポールのテレビ局の女性(日本人)がインタビューの予約をしたいと来た。Sさんが対応、月曜日にカメラの方と来るようです。
今日は会社の創立記念日でお休みだと言う男性も原発反対だと言うこと、しっかりお名前を書いて下さり、都知事選のことなどいろいろ話して帰られた。
写真を撮って良いですか?といらしたのは若い女性。日本人だと思ったらハーフの方らしい、カリフォルニアからいらしたという。私のつたない英語と日本語で会話してフェイスブックを使っていることが判り、早速スマートホンで私を見つけてくれた。私と同姓同名の人が何人も居たのにびっくり!
帰宅してすぐ彼女のリクエストに答え友達になった。写真家だそうだ。Portraits of Tokyoと言うのをはじめたそうだ。早速テントと私の写真を載せて下さったが、私の説明が良くなかったせいで間違った情報が書かれています。
ごめんなさい! Website: http://portraitsoftokyo.com/
良し悪しは別に世の中進歩したなあ!と感じる。雀さんたちは増えすぎて糞害などが言われるのでなるべく経産省よりの離れた場所でえさやりをすることした。この頃ではひよどりや鳩も来るようになって賑やかです。
4時過ぎてS女史が来てマイクを持って通行人に反原発を語りかける。
参議院議員会館そばで辺野古基地反対の座り込みをした後に来てくださるのだ。
感謝です!
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