たんぽぽ舎から No.2106
- 2014年 3月 6日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2106】
2014年3月5日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.3月19日の井戸川克隆さん講演会(伊方町)に寄せて
今回伊方町民会館が借りられたことは、本当にうれしい。歴史的快挙
斉間淳子(八幡浜・原発から子どもを守ろう女の会)
★2.全国のみなさま、広瀬隆です
3/6木村俊雄氏と田中三彦氏による事故原因究明の説明会
衆議院第一議員会館1F国際会議室にて
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3/19前双葉町長 井戸川克隆さん講演会
~「3・11」の体験をふまえて、いま、皆さんにお話ししておきたいこと~
会場:伊方町中央公民館
★4.新聞より5つ
◆汚染水対応 「評価せず」83% 福島県民 共同世論調査
(3月4日朝日新聞見出しのみ)
◆再稼働一番狙う各社 優先審査の原発 中旬にも決定
「基準地震動」の設定が鍵 (3月5日朝日新聞見出しのみ)
◆汚染水漏れも「事象」 規制委事務局「事故」と呼ばず
(2月28日東京新聞より抜粋)
◆安全神話の危険 鎌田慧 =本音のコラム=
(3月4日東京新聞より)
◆原発事故や戦争 不条理描き続け 福島出身・清野さんが個展
(3月1日東京新聞より抜粋)
★5.テント日誌3月2日(水)
経産省前テントひろば904日目 商業用原発停止173日目
週末の2つの集会 (K.M)
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◎1件、訂正致します。3月4日(火)発信の【TMM:No2105】の目次下の
※3/7行動の案内で、主催と開始時刻が間違っておりました。
正しい文章を以下に記載します。
※3/7(金)再稼働を阻止しよう!再稼働原発の現地応援、
首相官邸前行動にご参加を!
日時:3月7日(金)18:30から20:00
主催:再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、16:30、たんぽぽ舎出発。17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
17:30官邸前集合、20:20経産省前テントヨコへ戻り、まとめの集会と「東電本店合同抗議」の音楽練習(短時間)。
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┗■1.3月19日の井戸川克隆さん講演会(伊方町)に寄せて
| 今回伊方町民会館が借りられたことは、本当にうれしい。歴史的快挙
└──── 斉間淳子(八幡浜・原発から子どもを守ろう女の会)
伊方の会場が借りられるようになった朗報はすぐに届きました。長い道のりでした。40年前に反原発運をはじめてから会場を貸す貸さないで何度揉めたことでしょう。地元の広野さんが反対運動を引っ張っていたときですら、小出さんであろうが久米先生であろうが、全国のどの団体でも喜んでお迎えするはずの講師でも貸さなかったのです。原発に反対の団体には貸さない。あれは四電が費用を出して建てた建物だから、原発反対の人に貸すわけにはいかないという理由でした。表向きは、公民館や町民会館は公共施設です。町民が申し込んで貸さないのはおかしいでしょうと、何回ももうしこみました。町長が変わってもそれは同じことでした。
仕方なく、あまり広くもない広野さんの家で集会をもちました。伊方の人に1人でも多く参加してもらいたかったのです。しかし、一般の町民はお誘いしても個人の家では二の足をふむものです。
かと言って、井戸川さんのお話がいかに良いものであっても、わざわざ八幡浜まで聞きに来てくださる町民は余りいません。私たちは、双葉町が味わった現実が伊方町にならないようにと、どうしても再稼働を止めたいのです。伊方町民にその現実を知って頂きたかったのです。
伊方町の合併で佐田岬半島の部落が新しく加わったことも、3、11以後原発反対の議員が数人出てきたことも大きな要因でしょうが、若い人たちが粘り強く会場申し込みに挑戦して下さった事が今回の快挙に繋がりました。本当に有難う。
今回伊方町民会館が借りられたことは、本当にうれしい。私などに言わせると歴史的快挙です。会場を貸さないことに抗議して役場前でハンストまでした仲間の事を思い出しました。次回から会場を借りるひとつの足がかりになりました。
当日、3月19日、伊方町民会館をいっぱいの人で埋め尽くしましょう。皆で井戸川さんのお声を伊方から全国に響かせましょう。
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┗■2.全国のみなさま、広瀬隆です
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今朝(3月5日)の東京新聞に、先日お伝えした伊東良徳弁護士の論文に対する反響が出ています。
明日、3月6日、16:00~衆議院第一議員会館1F国際会議室にて、木村俊雄氏と田中三彦氏による事故原因究明の説明会が開かれます。
※関連記事1
福島第一原発1号機 非常用電源喪失は
津波「原因でない」 伊東弁護士が論文 (3月5日東京新聞)
※関連記事2
2/25発信の地震と原発事故情報【TMM:No2099】
★1.福島原発は地震の揺れによってメルトダウンに至った・津波ではない
原発の再稼働をやりたいため、真実隠しの東電・原子力学者ら
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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★★★前双葉町長井戸川克隆さん講演会★★★
~「3・11」の体験をふまえて、いま、皆さんにお話ししておきたいこと~
日 時:2014年3月19日(水)18:30~20:30(18:00開場)
場 所:伊方町中央公民館 2階視聴覚室
〒796-0301 愛媛県西宇和郡伊方町湊浦1995番地1 TEL 0894-38-1020
※町役場駐車場(無料)をご利用ください。
主催者:伊方原発50km圏内住民有志の会
資料代:300円(高校生以下無料) ※カンパをお願い申し上げます。
★街宣・チラシまき期間は3月7日(金)~3月16日(日)
期間中、参加できる日がある方は(車の有無を含めて)
下記までご連絡ください。
○呼びかけ「伊方原発50km圏内住民有志の会」
連絡先:八木(070-5372-6030)・堀内(090-1175-0849)
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┗■4.新聞より5つ
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◆汚染水対応 「評価せず」83% 福島県民 共同世論調査
(3月4日朝日新聞見出しのみ)
◆再稼働一番狙う各社 優先審査の原発 中旬にも決定
「基準地震動」の設定が鍵 (3月5日朝日新聞見出しのみ)
◆汚染水漏れも「事象」 規制委事務局「事故」と呼ばず
東京電力福島第一原発の地上タンクから処理水100トンがあふれた問題で、原子力規制委員会の委員はこの件を明確に「事故」と呼んでいるのに、事務局は単なる出来事を指す「事象」と呼んでいる(中略)。
3年前の事故発生当初、国も東電も会見などで「事象」を連発。福島第一で水素爆発が起きても、「なんらかの爆発事象が起きた」といった具合だった。国民に「事態を小さく見せようとしているのではないか」との疑念を抱かせた。
今回の水漏れは超高濃度の放射性ストロンチウムを含む大量の処理水が敷地にあふれ、コントロールできない状態になった明らかな事故だ。田中俊一委員長は「今回の漏えいは明らかに事故(中略)」と断言。同委は今回、原因究明にとどまらず、東電の安全管理体制にまで踏み込んで調査する方針だ(中略)
担当者は「事故と言い換えるのもやぶさかではない。処理水漏れを過小評価するつもりは毛頭ない」と強調した。(2月28日東京新聞より抜粋)
◆安全神話の危険 鎌田慧 =本音のコラム=
原発被災地の早期帰還を促進するため、政府は、放射線の不安を払拭する「放射線リスクコミュニケーション」をはじめる。低線量なら被ばくリスクは少ないとする教育である。「復興」とか「帰還」。大戦あとの混乱がつづいているようだが、福島原発事故から3年になる。
いまも高濃度の放射能まみれの汚染水が、福島原発から太平洋に流出し、地球を汚染し続けている。それでも、政府はまたおなじ失敗を繰り返そうとしている。「原発は絶対安全」と政治家と官僚が強弁して、全国に原発を建てた。戦時中、政府は「焼夷弾なんか絶対怖くない」と新聞に書かせ「逃げるな、消火せよ」と命令した。これも安全神話だった。
1937年に施行された「防空法」が避難を禁じて、市民を空襲にさらした。昨日の「こちら特報部」が、水島朝穂さんと大前治さんの「検証 防空法」(法律文化社)を紹介した。焼夷弾は「手袋をはめさえすれば手づかみでも処理できる」と新聞が書いたそうだ。
放射能に汚染された地域でも除染すれば住めるようになる。低放射線のリスクは少ない。政府の2度目の安全宣言だ。
地方都市への執拗な米軍空爆には、在庫一掃、生産ラインの維持という経済目的もあった。安倍政権がゴリ押ししたい原発再稼働は、設備投資資金の回収と輸出、人命犠牲の経済効果が目的である。(3月4日東京新聞より)
◆原発事故や戦争 不条理描き続け 福島出身・清野さんが個展
原爆や原発事故、戦争…。人間がつくったシステムに個人の生命が脅かされる不条理をテーマに連作を発表している画家清野光男さん(67)=茨城県守谷市=の古典「福島から/福島へ」が埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で開かれている。チェルノブイリ、広島と続けてきた創作は、2011年の「3.11」の原発事故を機に、図らずも故郷の福島にたどりついてしまった。
=「故郷汚染 絶望的な怒り」= 埼玉の美術館で15日まで
(前略)
「何代にもわたって培われてきた福島の大地が、原発事故で一瞬にして汚染された。自分の肉体はフクシマの土からできている。汗水たらして働いた父親の姿を思い出すと、絶望的な怒りを感じる」(後略)
○丸木美術館:埼玉県東松山市 月曜休館 電話:0493-22-3266
○大人900円 (3月1日東京新聞より抜粋)
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┗■5.テント日誌3月2日(水)
| 経産省前テントひろば904日目 商業用原発停止173日目
| 週末の2つの集会
└──── (K.M)
(前略)
○ 3月1日(土)に2つの集会に参加した。
午後は、福島原発告訴団主催の「被害者証言集会」で多数の参加者とともに被害者の怒りと悲しみを共有した。「きずな」「復興」「風評被害」は信じられない言葉、被害をできるだけ小さく見せる日本政府や県に対しておかしいことはおかしいと声を出させてください、…と。
集会アピール「…。甚大な被害を前に誰の責任も問われないことの理不尽さを 真実が明らかにされないままこの事故を終わりにさせてはいけないことを
この原発事故から人類の在り方を問われていることを わたしたちは訴え続けて行きましょう」を満場一致で採択した。
○ 夜は、福島原発事故緊急会議の連続シンポジウム「3.11から3年―被害者たちの暮らしは、福島第一原発の現実は」で、子ども・被災者支援法の実現を再確認するとともに、泥水に浮かぶコンクリートの箱、放射能汚染だらけのイチエフを人が制御できなくなる恐怖を実感した。再稼働どころではない!
○ 闘い続けよう。今週金曜日も首相官邸前へ。
もう原発を動かすな!「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対! 3・7官邸前抗議行動
日時:3月7日(金)18時半~20時
場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前、永田町、溜池山王)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、
反原発自治体議員・市民連盟、再稼働反対!全国アクション他)
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