たんぽぽ舎から:No2184
- 2014年 5月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2184】
2014年5月30日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.5月29日(木)の2つの集会など報告
規制委交渉、川内原発動かすな集会
柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.「鼻血」はベータ線被ばくの結果 槌田 敦
5/27(火)福島原発事故基礎講座の特別講義
中川敦詞(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞より6つ
◆規制委人事で厳格な基準適用せず 環境副大臣が答弁
(5月29日デーリー東北Online Serviceより)
◆規制委の「中立」基準適用せず 田中氏「アウト」なのに…
「民主党政権より後退」 (5月30日東京新聞より抜粋)
◆規制委員就任に疑問の声 政権交代で人事ルール変わる?
元原子力業界団体理事の田中氏 (5月30日朝日新聞見出しのみ)
◆30キロ圏外へ最長29時間 川内原発避難推計
一斉脱出想定せず 規制委が優先審査中
(5月30日東京新聞朝刊より抜粋)
◆「九州電力」川内原発の補正書、5月中の再提出断念
(5月27日毎日新聞より)
◆九電、補正書の再提出は6月に 川内原発審査で記載漏れ
(5月27日共同通信より)
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※6/1【東電行動】にご参加を!
第9回東電本店合同抗議 東電解体!汚染水止めろ!
柏崎刈羽原発再稼働するな! 原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:6月1日(日)13時より13時45分
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約88団体(5/30現在)
☆13時45分終了後「6/1官邸・国会前★大抗議」に参加します
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※6/1【抗議行動】にご参加を!
川内原発再稼働やめろ!0601官邸・国会前★大抗議
日時:6月1日(日)14時より17時
場所:首相官邸前、国会正門前
主催:首都圏反原発連合
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※訂正1つあります。昨日発信【TMM:No2183】の
■3.東電福島第一原発1号機の非常用電源喪失の謎の
5.◎74 結論で
正:→1号機のSBO時刻15時37分よりも後である!
誤:→1号機のSBO時刻は15時37分よりも後である!
お詫びして訂正致します。
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┗■1.5月29日(木)の2つの集会など報告
| 規制委交渉、川内原発動かすな集会
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
◎5月29日(木)は、2つの集会とメルマガの原稿と翌日の金曜行動の準備(ビラ2,000枚の用意、その他)など、合わせて4つも重なりとても忙しかった。
その簡潔なメモ的報告です。
◎1.川内原発反対東日本集会「川内原発再稼働はなんとしても止めよう!」開かる―217人参加、カンパ17万円強
5月29日(木)東京明大リバティホールにて、川内原発動かすな!東日本決起集会が開かれた。217人が参加。会場内カンパ(鹿児島川内行動寄付カンパ)は17万2,000円でした。
1.開会挨拶 細井
2.鎌田慧さん(経産省前テントひろば応援団)
3.佐々木慶子さん(原発いらない福島の女たち)
4.木幡ますみさん(大熊町町民)
5.水戸喜世子さん(大飯原発差止原告団)
6.向原祥隆さん(反原発・鹿児島ネットワーク)
7.行動提起(淵上太郎・柳田真)
8番目に鹿児島川内行動参加者6人から決意表明がされ終了。
◎2.川内(せんだい)原発の横断幕が進行中
6月13日(金)から14日(土)の九州電力川内(せんだい)原発再稼働阻止行動に向けて、たんぽぽ舎で地道な準備が着々と進んでいる。その一つが横断幕作りとゼッケン作り。ボランティアが何人も集まり、「書く文字の中味」を討論。大きな布を買って来て、みんなで筆を使って文字を描き中。ゼッケンの用意も進んでいる。
◎3.原子力規制委を75人が追及
広瀬隆さん、山崎久隆さん、向原祥隆さんも参加。
5月29日(木)午後、国会の参議院会議室で、原子力規制委員会(規制庁)を追及する交渉が75人の参加で開かれた。主催は再稼働阻止全国ネットワーク。広瀬隆さん(作家)、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)、向原祥隆さん(反原発鹿児島ネットワーク)も参加。1時間の前段集会と2時間の追及交渉を行った。内容は14頁の資料に基き、質問と規制庁の回答。主な中味は次の五点。
※詳細はIWJ(岩上安身さんのIndependent Web Journal)のユーストリームを参照。
・「新規制基準」について
・川内原発審査の地震リスクについて
・川内原発審査の火山リスクについて
・川内原発審査の地質について
・川内原発の原子力防災・避難について
◎4.東京電力本店合同抗議賛同団体88になる! 100に近づく
原発大災害(現在も継続中)の元凶=東京電力本店への合同抗議の賛同団体がじりじりと増加して88になった。新たな賛同団体は次の通り。
・84)アソシエーション よそものネット(フランス)
・85)原発知っちょる会
・86)今、憲法を考える会
・87)あるこう会
・88)千葉学校労働者合同組合
この調子なら、100団体に到達できるのもそんなに遠くはないと思われる。
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┗■2.「鼻血」はベータ線被ばくの結果 槌田 敦
| 5/27(火)福島原発事故基礎講座の特別講義
└──── 中川敦詞(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 先日来、美味しんぼ連載記事「福島の真実」(週刊ビックコミックススピリッツ誌)が大問題になっている。今回の講座は内容を急きょ変更し、この放射能と鼻血の問題について槌田敦先生が講義してくださいました。
放射能と鼻血の問題は、広島・長崎の原爆被ばく者にも起きていたが米占領軍により因果関係の発表を許されなかった。この流れを汲み放射線防護学の御用学者たちは1ミリシーベルト以上被ばくすると鼻血が出やすくなるがそれ以下では鼻血は出ないと主張する。(まちがっている)
福島原発事故では多数の鼻血患者が出たことは真実である。御用学者のいう被ばくはガンマ線被ばくのみであるが、物理学者ならばベータ線(電子線)被ばくであることに注目する。
セシウムを含む土ほこりが風で運ばれてこれを吸い込むと鼻腔に沈着し、ベータ線を放出し鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被ばくさせ、鼻血に至る。(土ほこりが原因)
○ 安斎育郎さんよりコメントをいただきました。
「槌田さんの見解への疑問」が寄せられましたが、それについて槌田さんがテイネイに答えました。
○この問題は当講座で、今後も触れていく予定です。
次回の第3回は、6月26日(木)18:30開場 19:00開会 参加費800円
テーマ:安全性確保のためのDBA(Design Basis Accident=設計基準事故)思想の破綻
を予定しております。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
○なお、当日の動画は、次のアドレスを参照してください。
http://www.youtube.com/watch?v=FmeBzJ2myog&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
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┗■3.新聞より6つ
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◆規制委人事で厳格な基準適用せず 環境副大臣が答弁
井上信治環境副大臣は28日の参院原子力問題特別委員会で、国会同意人事である原子力規制委員会の委員について、政府が民主党政権時代の2012年に定めた厳格な人選基準は適用せずに候補者を選んだことを明らかにした。
井上氏は基準が「当時の内閣として作成、活用された」と強調。「今回は法で定められた要件に照らした。(基準の)趣旨も念頭に置いて幅広く情報収集しており、候補者としての適切性を確認している」と述べた。
政府が提示した委員候補2人のうち、東京大大学院の田中知教授は、東京電力の関連団体の東電記念財団から11年度に報酬50万円以上を受け取っていたが、特別委で原子力規制庁の幹部は「財団は電力事業者に相当しない」と答弁した。
民主党政権は12年7月、直近3年間に同一の原子力関連の会社や団体から年間50万円以上の報酬などを受けた人物を除外する基準を設けた。
28日の民主党の会合では「(田中氏は)原子力を推進してきた中心人物。信じ難い人事だ」「基準を踏襲していたら、アウトの人選だ」と人事案に批判が相次いだ。(5月29日デーリー東北Online Serviceより)
◆規制委の「中立」基準適用せず 田中氏「アウト」なのに…
「民主党政権より後退」
原子力規制委員会の委員に田中知(さとる)東京大大学院教授を充てる政府の人事案に対し、2012年に定めた人選基準の「欠格要件」に当たるという批判が高まっている。政府は、基準から外れても違法ではないとするが、「中立公正」を目的とした人選基準をほごにしてよいのか。(後略)
(5月30日東京新聞より抜粋)
◆規制委員就任に疑問の声 政権交代で人事ルール変わる?
元原子力業界団体理事の田中氏 (5月30日朝日新聞見出しのみ)
◆30キロ圏外へ最長29時間 川内原発避難推計
一斉脱出想定せず 規制委が優先審査中
鹿児島県は二十九日、九州電力川内(せんだい)原発(薩摩川内市)で重大事故が起き、住民が自家用車で避難する際の推計時間を公表した。半径三十キロ圏の住民約二十一万人の九割が圏外に出るまでに、最長で二十八時間四十五分、最短で九時間十五分かかると見込んだ。南九州自動車道が使えない場合が最長で、幹線道路の渋滞地点で交通誘導が実施されれば最短になる。
(5月30日東京新聞朝刊より抜粋)
◆「九州電力」川内原発の補正書、5月中の再提出断念
九州電力は27日、川内原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働に向けた原子炉設置変更許可申請の補正書について、5月中の再提出を断念したことを明らかにした。原子力規制委員会から補正書の不備を指摘されたため、九電は当初、5月末までに再提出する方針を示していた。再稼働には工事認可など別の認可補正書の提出も必要で、再提出作業が遅れれば、今夏の再稼働が難しくなる可能性がある。 同原発は規制委が優先的に審査を進めており、九電は4月末に原子炉設置変更の補正申請を提出。しかし、規制委は42項目の不備を指摘して再提出を求めている。(5月27日毎日新聞より)
◆九電、補正書の再提出は6月に 川内原発審査で記載漏れ
九電幹部は27日の審査会合終了後「再々提出はしたくないので丁寧に作業している」と釈明。6月のいつごろに提出するかは明らかにしなかった。
(5月27日共同通信より)
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