たんぽぽ舎から:No2201
- 2014年 6月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2201】
2014年6月17日(火)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.除染土は全国にある東電の土地に引き取らせましょう。
除染土:石原環境大臣が「最後は金目でしょ」中間貯蔵施設巡り
石垣敏夫(さいたま市)
★2.薩摩川内に立った「原発反対」の大看板、遠征参加者を元気づけてくれました。
県庁前集会の横断幕の前でハイハイする赤ちゃん(11カ月)も-「この子の未来がかかっている!」
橘 優子(ストップ原発&再処理意見広告の会)
★3.新聞より4つ
◆ 本音のコラム 避難計画は不可能 鎌田 慧
(6月17日 東京新聞より)
◆不安に思う誰もに健診を 前双葉町長が制度実現訴え
(6月15日 東京新聞より)
◆フクシマの甲状腺がんを追う 「詳細検討ない」のに「因果関係なし」とは
(6月15日 東京新聞より抜粋)
◆ヨウ素剤 遅れる配布 住民説明や副作用、悩む自治体
全国初、ようやく鹿児島で (6月17日 朝日新聞見出し)
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※6/19トークショーにご参加を!
おしどりマコのドイツ見聞記 私たちに足りないのは知識と怒り、知りたがりの怒りんぼになろう!
日 時:6月19日(木)19時より
出 演:おしどりマコ・ケンさん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:スペースたんぽぽ講座会議、ふくしま集団疎開裁判の会
参加費:1000円(学生500円)
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┗■1.除染土は全国にある東電の土地に引き取らせましょう。
| 除染土:石原環境大臣が「最後は金目でしょ」中間貯蔵施設巡り
└──── 石垣敏夫(さいたま市)
みなさん
除染土は全国にある東電の土地に引き取らせましょう。
使用済み核燃料は当面、各電力会社の土地に保管させましょう。それしか方法がありません。
青森県六ヶ所村も常に危険な状態です。
どこの住民でも危険な除染土、廃棄物など引き受けられません。
全ての原発再稼動中止宣言が出されたとき、保管場所を日本国民・市民は考えなければなりません。
なぜなら、「原発安全神話」に騙されていた国民・市民も責任の一端があるからです。
現在、除染土を引き取らず、再稼動申請をしている、東電とそれを認めようとしている現政府は大犯罪者です。
以下転載
石原環境大臣「最後は金目でしょ」中間貯蔵施設巡り
テレ朝 14年6月16日(月) 17時25分
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000028920.html
中間貯蔵施設の建設を巡り、石原環境大臣が「最後は金目でしょ」と発言しました。
福島第一原発の事故で汚染された土壌などを保管する中間貯蔵施設の建設で、住民説明会が15日に終わったことを受け、石原大臣らが菅官房長官に報告しました。
報告後、石原大臣は「最後は金目でしょ」と記者団に述べ、地元への補償などで建設に理解を求める考えを示唆しました。
菅官房長官:「中間貯蔵にかかる様々な話が出たことは事実だが、個別具体的な内容は控えたい」
政府は、地元の同意を得て中間貯蔵施設の建設を急ぎたい考えですが、石原大臣の発言が地元の反発を招く可能性もあります。
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┗■2.薩摩川内に立った「原発反対」の大看板、遠征参加者を元気づけてくれました。
| 県庁前集会の横断幕の前でハイハイする赤ちゃん(11カ月)もー「この子の未来がかかっている!」
└──── 橘 優子(ストップ原発&再処理意見広告の会)
6月13日から始まった鹿児島県議会で、再稼働の容認をしないで!と迫る勢いで120人が東日本から遥か空海を超えて鹿児島に飛んだ3日間の「川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会(東日本実行委員会)」の遠征に参加、最終日14日の早朝に鹿児島県庁の近くのホテルをバスで発ち、薩摩川内市に入り、原発の前で、再稼働反対の記者会見と集会を行って、その往復の路上で、巨大看板をしっかりと見て参りました。
「ストップ原発&再処理意見広告の会」に寄せられたお金を、全国の原発立地の運動のための看板カンパに10万円ずつお渡しした成果です。
5/30発行の「週刊金曜日」993号で、鎌田慧さんの川内現地ルポで写真入りで紹介されていますが、私たちの仲間の「原発反対」看板に対抗して、推進派が同様の大きさ・デザインをぱくった看板を作った話がバスの中で柳田さんから紹介されて、 車内が大いに湧きました。
この話題で弾みがついて、川内原発前での闘争は一段と盛り上がり、私も友人を誘ってドンパン節にまで参加!
◇とにかく、毎日早朝からのハードなスケジュールで、友人を数人誘っている身としても緊張もし、南国の日差しに消耗も激しい行程でした。
それでも、私よりお年を召していらっしゃる方々が、激しいスケジュールを承知で多数参加、 のぼり旗は担ぐ、横断幕をひろげ持つ、声を、力を振り絞って、再稼働するな!と、渾身の訴え。
平日の行動なのに、休みを取って参加した若者もいれば、11か月の赤ちゃんを抱いて参加した若いカップルも。初日の夕方、空港から直行して県庁前の広場に横断幕や旗や寄せ書き等めいっぱい拡げての記者会見の場で横断幕の前でハイハイするこの赤ちゃん、「この子の未来がかかっている!」と凛々しいお母さんと共に、どれだけ仲間を奮い立たせてくれたことでしょう。
◇ちなみに、東京新聞では、13日の県庁前行動が 全国から参加者が700名、ですが、鹿児島の朝日も毎日も全体で1000名の報道。天気に恵まれ、熱気あふれる、充実した展開で、13日の夕方、地元のTVのニュースでは、県庁前の行動・県議会傍聴の様子・知事への署名提出行動、更には九電前でのデモに至るまで、10分間近くその熱気を伝え、その後で、伊藤知事の「10キロ以上の避難計画なんて、できる訳がないので、作らない。国に頼むしかない。」などと言う、無責任な会見の様子が写されて、これには推進派はWパンチの体。
◇街を仲間たちと移動していても、地元の人に「お疲れ様」とねぎらいのお声をかけてもらったり、天文館という繁華街での情宣活動ではビラの受け取りも良く、仲間のマイクアピールに聞き入る方、ビラを受け取って話し込んで行く方多数。私もマイクをとって、「どうかどうか、この明るく賑わう街を、私の故郷、福島の街のような悲惨な状況にしないために、再稼働反対の声をあげて下さい!!」と訴えてきました。
老舗デパート山形屋のギャラリーでは、「3.11東日本報道写真展」が開かれていて、住民の意識も盛り上がってきているという手応えを感じました。
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┗■3.新聞より4つ
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◆ 本音のコラム 避難計画は不可能 鎌田 慧
一カ月半ぶりに、川内原発(鹿児島県)正門前にたった。門は固く閉ざされ、鉄製の車止めがいくつもおかれている。フェンスの上に、大蛇のように大きく巻かれた有刺鉄線が伸びていて、いくつかの監視カメラがこちらをにらんでいる。
警官隊がでているのは、鹿児島市内をはじめ、全国から市民が抗議にきたからだ。鹿児島県は安倍政権がゴリ押しする、原発再稼動「突破口」の汚名に甘んじている。県知事や薩摩川内市の市長が危険を顧みることなく、「早くやってくれ」と要望しているのだ。
各地に原発が建設されたのは、そこが物理的に一番安全だからではなく「政治的条件」に恵まれていたからだ。カネの魔力には負けない反対が強ければ、電力会社は建設を諦めてきた。再稼動の条件もまた同じである。
門の脇に座っている私たちの目の前を、黒牛を積んだ大型トラックや農耕用の小型トラックが通り抜けていく。ここは農業国なのだ。高いフェンスや有刺鉄線や監視カメラや警官隊は、門の内側にいる世界で一番危険な猛獣が暴れるのに備えているようでもある。
伊藤祐一郎知事は、「30キロ圏までの要援護者の避難計画は現実的ではなく不可能だ」と発言している。「10キロまでで十分だ」。それ以外の老人や病人は見捨てる。そうまでして原発を稼働させたい。カネのためである。(ルポライター)
(6月17日東京新聞より)
◆不安に思う誰もに健診を 前双葉町長が制度実現訴え
東京電力福島第一原発事故による健康調査の必要性を訴える市民団体が十四日、大阪市浪速区で集会を開き、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が講演で「不安に思う誰もが健康診断が受けられる制度を、自分たちの手でつくらなければならない」と主張した。
市民団体は、国や東電の責任による無料の健診制度の実現を目指している。井戸川前町長は、健康被害に関する発言が漫画「美味しんぼ」で取り上げられたことについて「風評被害をまき散らしたと言われるが、よく言ってくれたとの声もある」と述べた。
団体は制度の実現に向け、百万人分の署名を集めることを目標に活動している。
(6月15日 東京新聞より)
◆フクシマの甲状腺がんを追う 「詳細検討ない」のに「因果関係なし」とは
「検討委員会では『いま見つかる甲状腺がんは福島原発事故の影響と考えにくい』が一致した見解」。福島県の県民健康調査の実施主体である県立医科大はそう発表してきた。ところが、検討委員内部の専門部会長が「因果関係は詳しく検討していない」と異議をとなえた。最近の会合では、県医大の拙速な判断に対し、委員から批判が噴出している。結論ありきのように映った従来の流れは変わるのか。
◇デスクメモ
フクシマの真相はまだやみの中だ。初期被ばくもそうだが、吉田調書もまたしかり。解釈改憲で「国民の安全」を連呼する政権は、自衛官の命にすらほぼ言及しない。なのに国民の安全と直結する原発では、非公開の約束がどうの程度で調書の公開を拒む。要は自らの利益優先、ただのご都合主義ではないか。(牧)
(6月15日 東京新聞より抜粋)
◆ヨウ素剤 遅れる配布
住民説明や副作用、悩む自治体
全国初、ようやく鹿児島で
(6月17日 朝日新聞見出し)
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