「原発禁止世界大会(仮称)」が必要でしょう
- 2014年 6月 19日
- 交流の広場
- 永野勇
皆 さま、「原発さよなら千葉」の永野 勇です。
今、日本をはじめ世界各国で原発反対の取組がなされています。
そして、そのような取組をされている方々は、国内だけでなく、この地球上の原発を止めることを願っていると思います。なぜならば国内だけで原発を止めても、この地球上の原発を止めない限り本当の安全・安心を達成出来ないからです。例えば、韓国や中国の原発が大事故を起こせば、九州をはじめ日本各地への影響は甚大となります
世界中の原発の状況は、現在稼働中のものは、30か国で429基 (約3.9億kw) です。これ自体を「狂気の地球」と表現している方がおりますが、今後の増設中・計画中、とりわけ日本に近い中国は、凄まじいです。(詳細 については、日本原子力産業協会の資料を参照して下さい)
このような危険な原発をこの地球上からなくすには、まず「新増設 は認めない」という世界規模での取組が不可欠だろうと思います。
新増設がなければ、ほとんどの原発製造が事業として成り立たず、 結果として原発を止める大きな一歩となるからです。
核兵器のない平和で公正な世界を目指している「原水爆禁止世界大 会」と同じように、年一回の「原発禁止世界大会(仮称)」の取組を真剣に考え、実行する時に きていると思います。
広島、長崎、ビキニ、福島と4度の被爆体験を持つ日本から世界に 向けて発信すべきでしょう。
参考:「日本原子力産業協会の資料によれば、2013年1月1日 現在の状況」は次の通りです
現在運転中の原発は、30か国で429基(約3.9億kw)
建設中は、76基(約7800万kw)
計画中は、97基(約1.1億kw)
トータルでは、41か国で602基(約5.78億kw) となります。
また、@niftyニュー スによれば、中国については、つぎのような情報もあります。
現在、中国では13基の原子炉(約1080万kw)が稼働中だが、中国国務院はすでに32基の新規建設を承認し (内28基は建設中)建設承認の前期作業に入った原発は38基ある。
建設・計画中だけで計70基で、2020年までに現在の7倍の約7000万kwと、 日本を上 回る規模になるが、中国政府は2050年までに230基(約3.24億kw) まで増やし世界最大の原発大国となる計画である。世界的にも例のないスピードで建設を進めている。
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