たんぽぽ舎から TMM:No2226
- 2014年 7月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2226】
2014年7月16日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.川内原発「適合」はおかしい 規制委前で抗議集会
住民の不安と疑問に答えていない 反対だ
規制委の審査書案(合格証)はおかしい 撤回せよ
再稼働は日本を滅ぼす 連載17(前半)
柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.本日の規制委前抗議活動関連の新聞記事から2つ
◆「卒原発が世の流れ」
川内「合格」規制委前で抗議活動
(7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆再稼働「あまりに拙速」 川内原発「適合」不安や異議
7年前の事故脳裏に 中越沖地震 追悼の新潟
被災者らも抗議 規制委前 「避難計画まだ不備」地元
(7月16日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
★3.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
2014年7月16日 かごしま反原発連合有志
★4.地震は東電柏崎刈羽原発7基に大打撃を与えた
7年前の7月16日中越沖地震と原発の強い関係・苦い教訓
柳田真(たんぽぽ舎)
★5.新聞より1つ
◆50キロ先住宅地にも粉じん 原発がれき撤去 セシウム6倍
昨夏 京大調査(7月16日朝日新聞朝刊より見出しのみ)
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※7/17【学習会】にご参加を!
槌田ゼミ新シリーズ 原発基本講座第4回
「米国スリーマイル島原発事故と川内原発について」
日 時:7月17日(木)19時より21時
お 話:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.川内原発「適合」はおかしい 規制委前で抗議集会
| 住民の不安と疑問に答えていない 反対だ
| 規制委の審査書案(合格証)はおかしい 撤回せよ
| 再稼働は日本を滅ぼす 連載17(前半)
└───柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
1.7月16日(水)お昼前、東京六本木の規制委員会(六本木ファーストビル)前は、規制委に抗議する人々が道路一杯に集まった。主催は、再稼働阻止全国ネットワーク。コールがひびく-川内原発再稼働やめろ、適合審査反対、規制委は合格証やめろ、規制委は福島の汚染水対策に全力をそそげ、再稼働推進の規制委なんていらない-規制委は解散せよ、の声が飛ぶ。
2.集会は、杉並区議のけしばさんの司会で始まる。主催社を代表して柳田が今日の抗議集会の目的を話す 第11回目の抗議であり全国各地の原発現地でもおこなわれている。次に、九州・川内原発からかごしま反原発連合有志の岩井哲さん、北海道泊原発から佐藤英行さん、作家の広瀬隆さんから、首都圏反原発連合の代表からの発言、再稼働阻止全国ネットワークから木村雅英さん、その他多くの人が発言した。
この後、いくつかの団体から、規制委・田中委員長あて抗議文が読み上げられ手交した。(次回、後半に続く)
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┗■2.本日の規制委前抗議活動関連の新聞記事から2つ
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◆「卒原発が世の流れ」
川内「合格」規制委前で抗議活動
九州電力川内原発の1,2号機(鹿児島県)について、原子力規制委員会が新たな規制基準に適合しているとの審査結果案を了承したことに対し、反原発を訴える市民団体のメンバーらは16日、規制委が入る東京都港区のビルの前で「再稼働のための規制委はいらない」「命を守れ」などとシュプレヒコールを繰り返して強く抗議した。
一帯には午前中から約200人(主催者発表)が集まった。「原発いらない」「住民の不安と疑問に答えていない」と書かれたのぼりを手に、拡声器を使って「福島の事故の収束もできていない。川内原発の再稼働は許さない」と声を張り上げた。(中略)
作家の広瀬隆さんは「規制委は最初から川内原発の審査に適合させるスケジュールを立て、原発をストップさせるつもりがなかった。ずっと日本人をだましてきた規制委は偽物だ」と主張した。抗議活動を主催し、審査書案の廃棄を規制委に申し入れた市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」のメンバー木村雅英さん(66)は「新基準は既存の原発を動かすためのまやかしの基準だ」と訴え、安全性を置き去りにするかのような動きにくぎを刺した。(後略)
(7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆再稼働「あまりに拙速」 川内原発「適合」不安や異議
7年前の事故脳裏に 中越沖地震 追悼の新潟
被災者らも抗議 規制委前 「避難計画まだ不備」地元
(7月16日朝日新聞夕刊より見出しのみ)
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┗■3.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
| 原子力規制委員会 田中俊一委員長殿
└──── 2014年7月16日 かごしま反原発連合有志
原子力規制委員会が本日16日、川内原発1,2号機の適合性審査について「審査書案」を出してきました。今後、パブリック・コメント、地元同意を経て、9月にも川内原発が再稼働される可能性が高まっています。
これに対し私達は、以下の諸点の疑義により、川内原発「審査書案」の破棄を申し入れます。
1.福島原発の3.11事故に関連し、しばらく前に明らかにされた『吉田調書』では、3.11直後に、第一原発の職員の9割以上が、吉田所長の命令に反して、現場を放棄していなくなったこと。また、第一原発の現場で、原発自体が「制御不能」に陥ることが現実に深刻に懸念されたことが、赤裸々に述べられています。では、川内原発で、いざ過酷事故発生という時に、システムが「制御不能」に陥ることなく、また同様の「職場放棄」が起こらないと、貴職は「保証」できますか?とうてい無理でしょう。
2.この間、国や自治体主導の「避難計画」について、鹿児島県の伊藤知事でさえお手上げとなり、県議会で「10km~30km圏の避難計画など絵空事」という発言をしています。加えて、私たちは、「避難」ということ自体が、帰還の見通しなど立たない「片道切符」の「絶望的事態」であり、真の意味での「避難」などありえないと考えています。また、「避難誘導」に当たるべき自治体職員が、「職務放棄」をしないという保証もどこにもなく、仮にそうなれば、「避難計画」はまさに「絵に描いた餅」となります。突き詰めれば、われわれ住民に「避難」を求めるのではなく、川内原発自体の「避難」=「廃炉」が先決問題となる他はありません。
3.この間、「基準地震動」が、安全基準の中心になってきましたが、こんなものは、電力会社主導の所詮「架空」の数値です。「基準値」の枠を超えた事例が近年少なからずあることは、先の「福井地裁判決」が指摘するとおりです。「中央構造線」が縦断する「九州島」全体が「巨大な火山島」であり、至る所「活断層」だらけの「地震の巣」であり、「基準値」などなんの助けにもならない「絵空事」に過ぎません。
4.川内原発の周囲には、阿蘇カルデラ・小林・加久藤カルデラ・姶良カルデラ・阿多カルデラ・喜界カルデラなど、ひしめいています。この内の3つが海底に潜んでおり、「海底火山」噴火の危険を常に秘めています。われわれは、これらの火山噴火に多寡をくくって臨むことは許されません。このような人知を越えた脅威をはらむ「大自然」に対する「畏敬の念」が私たち人類には不可欠です。このような「災害対策」の基本原理として、まずは「人為的な重大な危険要因」たる「原発の再稼働」中止が喫緊の課題であることは自明の理です。
以上により、貴職が、川内原発再稼働中止の大英断をされんことを切に望みます。
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┗■4.地震は東電柏崎刈羽原発7基に大打撃を与えた
| 7年前の7月16日中越沖地震と原発の強い関係・苦い教訓
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
7年前の7月16日、震度6強の地震が新潟県柏崎市や刈羽村をおそった。東京電力柏崎刈羽原発7基は大きな打撃を受けた。多くの人が(世界中が)火災で黒煙を上げる原発を見た。東電はこの時の苦い教訓から東電福島第一原発(6基)に免震重要棟をつくった。この時、東電がキチっとした深い反省をしていれば、2011年3月11日の福島第一原発事故は防げた可能性があった。今後随時、7年前の「地震と原発の教訓」を掲載します。
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┗■5.新聞より1つ
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◆50キロ先住宅地にも粉じん 原発がれき撤去 セシウム6倍
昨夏 京大調査(7月16日朝日新聞朝刊より見出しのみ)
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