テント日誌7月20日…S女史が数々の経験談を話していました
- 2014年 7月 21日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1044日 商業用原発停止305日
S女史が数々の経験談を話していました
今朝は曇りがちで幾分涼しかった。
10時過ぎコンビニでおにぎりを買ってテントへ。
乱さんは睡眠中!Sさん一人、本を読みながら座っていた。
平和な朝です。
先日の裁判の事、新聞記事の話などをしていると、いつもより遅く正清さんが現れた。
昨日も3つの会合があったとか、だいぶお疲れの様子。
正清さん登場でSさんは安心して帰られた。
少ししてイスラエル大使館、官邸前で一人ひそかに抗議のアピールをしてきたTさんが来てくれた。
同時に2週間前にもテントからツイキャスして下さった杉並のMさんが来てまたツイキャスを試みて下さったが、機材に問題あり上手く行かなかった。写真を撮ってカンパを置いて帰られた。
2時過ぎ太陽が現れ蒸し暑くじっとしていても汗が湧き出てくる。
浜松から来てくださったお二人の方、教職についているとか、今回は観光で来たのだけれど、テントには一度来たかったとおっしゃる。
JRのバスでテント前を通り、あっ!やっていると思ったそうです。
Tさんがテントの出来たときから裁判に至るまでを丁寧に説明し、毎日テントに来てくださるS女史が数々の経験談を話していました。
私は浜岡原発の防波壁の事など伺いましたが、とても薄っぺらで、砂地に建っている原発はとても危険だとのこと。浜松でも駅前で金曜行動をしているそうです。参加者は数十人だそうですが、全国に運動が広がっているのは心強いですね。再稼働阻止全国ネットネットワーク編の本「原発再稼働絶対反対」をお勧めして買っていただきました。
学校でも原発の事など話すのは来て下さったお二人だけの様で市民運動のことも教えるべきと言っていました。
矢張り教育は大事ですね。
休日は人通りが少ないので雀さんたちも安心して足元までやってくる。
折角慣れたのだから手から餌をと思っているが、なかなか上手く行かない。
夕方来たHさんが餌を載せた手を道路に近づけて待っていたら、すずめがその手から食べるようになった。さすが動物の心理を良く知るHさん!
今日もまた雲ゆきが怪しいので4時半ごろテントを去ったら、最寄の駅で雷雨に見舞われた。家についてびしょ濡れの衣服を着替えシャワーを浴びてホッとする。
テントに何時まで通わなければならないのだろう!と言うのが本音。早く脱原発を決めて欲しい!
(I・K)
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第二テントにも泊りがあって
I・Kさんが雷雨に見舞われた頃、私が利用する私鉄は落雷のために不通。やむなく振替輸送で遅れてテントに到着した。21日が休日なので、久しぶりに3人の西口女性が第2テントに泊まってくれる。
来訪したTさんと5人でワインとフランスパンを食しながら、秘密保護法、集団的自衛権、原発再稼働、武器輸出と原発輸出の安倍「死の商人」、マレーシア航空機墜落、イスラエルによるガザ空爆・地上侵攻、などなど嘆くことばかり。結局軍事産業が喜んでいるだけではないか、とも。それにしてもNHKの報道があまりにひどいので、Tさんは東京新聞の「反響」欄に訴えて載ったそうだ。これも大切な社会運動!
朝は曇り空で肌寒いぐらい、やはりエルニーニョ現象か。テントひろば前は休日の為に人が少ない。それでも観光バスがすごいエンジン音とともに通り過ぎていく。そんな中で、第2テントで眠った女性たちが理髪店を始めてなごやか。Kさんの器用なはさみ捌きでAさんの髪が短く小ざっぱりになっていく。
8時には経産省の警備担当3人が来ていつもの会話。「安全も安いも電力足りないのも嘘だった。誰が責任をとったのか?」と尋ねたら、私たち警備に言われてもと逃げる。
(K.M)
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七夕祭り 8月2日(土)午後7時から約2時間
1) 講談「望郷桜」15ー20分
福島県双葉郡富岡町は昔から東北有数の桜の名所。しかし放射能に町を奪われ、人々は散り散りに避難していました。ところが埼玉県幸手市の権現堂公園には一本の富岡桜が育っていたのです。埼玉県内に避難している富岡町の人々が…
アマチュア講談師 甲斐織淳さん
3.11以来、田中正造の取材を始める。神田香織「チェルノブイリ」を聞いて入門、「田中正造伝」シリーズを自作自演で語る。
2) 音楽 浦邉力さん他の方々 約1時間半?
3) 飲食物: 素麺(新橋事務所で茹でて、冷やして持ってくるつもりです)、胡瓜、ほか。
リクエスト受け付け中。
4) 笹飾り 前日(8月1日)昼間に出します。金曜行動のみなさんにも見ていただき、短冊を書いていただくために。願い事を書くための短冊用紙は第1テント受付にお願いしてあります。 (H・Y)
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