たんぽぽ舎から TMM:No2260
- 2014年 8月 28日
- 交流の広場
たんぽぽ舎です。【TMM:No2260】
2014年8月27日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.-福島県県民健康調査で小児甲状腺がん103名に増加-
避難を求めて108名の親子が「子ども脱被ばく裁判」提訴します
山田知恵子(ふくしま集団疎開裁判ボランティア)
★2.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ全国からのメッセージ(その5)
島根原発増設反対、六ケ所村
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆8/30映画『遺言~原発さえなければ』東京・東村山市での上映
場所:東村山市中央公民館ホール 鑑賞券:999円
◆9/20「自民党にも脱原発派!河野太郎氏・秋本真利氏大いに語る」
場所:千葉市文化センター5階セミナー室 入場無料
★4.新聞より7つ
◆佐藤・福島知事、不出馬へ 知事選 周囲へ意向伝える
(8月26日朝日新聞見出し)
◆原発事故 避難後に自殺 東電に4900万円賠償命令 福島地裁
(8月26日朝日新聞見出し)
◆「自殺、原発事故が原因」 福島地裁 因果関係、初認定
東電に4900万円賠償命令 遺族「東電は謝罪して」
(8月27日朝日新聞見出し)
◆志賀の申請を問題視 規制委 原発排気対策を批判
(8月27日朝日新聞見出し)
◆中間貯蔵施設 双葉町議会事実上の容認
地権者への説明会要望 (8月26日東京新聞より抜粋)
◆火山噴火の対応議論 規制委 川内原発見据え会合
(8月25日東京新聞より抜粋)
◆地下水放出2.5万トン汚染濃度上昇 バイパス効果 疑問も
本格稼働3ヵ月 (8月25日東京新聞より抜粋)
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※短信1つ……たんぽぽ舎25周年(8月31日)
★8月31日(日)の「たんぽぽ舎25周年のつどい」の第1部(アーサー・ビナードさん、広 瀬隆さんの講演、他)は、「定員」に達しましたので、予約分の受付は終了とさせていただ きます。この後の事前申し込みは、「キャンセル待ち」となります。「キャンセル待ち」 のご連絡を頂いた方で、8月30日(土)18時の時点で、キャンセルが生じた場合、参加可能 になられた方(受付順ですが)だけにこちらからお電話を差し上げます。
なお、18時より20時開催の第2部の交流・懇親会(アーサー・ビナードさん、広瀬隆さん
両氏も出席)は、まだ30名ほど参加可能です。申し込み歓迎です。
同じ会場、軽食と飲み物での交流会(会費:2000円)です。(柳田 真)
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┗■1.-福島県県民健康調査で小児甲状腺がん103名に増加-
| 避難を求めて108名の親子が「子ども脱被ばく裁判」提訴します
└──── 山田知恵子(ふくしま集団疎開裁判ボランティア)
8月24日に第16回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれ、事故から3年3ヶ月で 福 島県の小児甲状腺がん(確定58名と疑い45名)は103名に達しました。受診者は事故当 時18 才未満の約37万人のうち約30万人です。この数は、ベラルーシの高汚染地域ゴメリ州 の、原発事故から3年の小児甲状腺がん合計4名と比べても25倍以上という高い発症率です 。 しかし、検討委員会では「3年間のうちに影響が出ることはないだろう(安村)」との 予測の元にこれまで通りの「放射線の影響とは考えにくい」という結論ありきの内容で、こ の103名は放射線の影響のない状況でのバックグラウンドとして位置づけ、今年4月から始 まっている「本調査」はそれを踏まえるとしています。
つまり、今まで100万人に1人か2人と言われてきた小児甲状腺がんの発生なのに、30万
人に103人が出ていてもこれを放射線の影響のない通常の状態として基本にするということ
です。
8月17日に政府広報/復興庁は朝日、毎日など全国紙5紙と福島民報、民友に「放射線に
ついての正しい知識を」という全面広告を出し、「慎重になりすぎて発がんリスクを高める」
などと言い運動不足や喫煙・飲酒と放射能による発がんリスクを比べたりしています。
東電と政府の失敗により放射能を拡散し福島県民を苦しめているというのにまたぞろ喫煙
や飲酒などと比べるとは全くお門違いにも程があります。
心配を取り除くこと、すなわち逃げたい人を高線量の場所から避難させること、それが一
番安心させられるのに、このような広告に大金を使うとは!!
あとになってもっともっと健康被害が出てからでは遅すぎます。甲状腺がん以外の健康被
害も出ているのです。今からでも、「人命最優先」の対策が、特に放射能の影響を最も受け
る子どもたちに対して直ちに取られるべきです。
8月29日(金)、福島の百名以上の親子が、子どもの避難の実現に向けて行動を起こすこ
とにしました。福島地方裁判所に提訴する「子ども脱被ばく裁判」です。
8月29日には東京から提訴への支援バスが出ます。まだ空きがありますので、是非みなさ
ん、ご参加くださり、勇気をもって提訴する福島の原告の皆さんを応援してください。(詳
細は090-2933-7993黒岩まで)
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┗■2.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ全国からのメッセージ(その5)
└──── 島根原発増設反対、六ケ所村
★島根原発増設反対運動代表 芦原 康江
私たちの町の島根原発は、一つは福島原発事故が起きる前から停止したままであり、二つ
目は事故後に停止し、三つ目は一度も動かすことなく福島の事故を迎えました。"このまま、
二度と動かさないでほしい"これが私たちの願いです。
とりわけ、これらの原発が活断層のそばにあり、再び動かせば、私たちは時限爆弾を抱える
ようなものです。福島の二の舞を、私たちの町で繰り返すことを断じて許すわけにはいきま
せん。
しかし、地元首長は、「避難計画」(別名「被曝計画」)も"絵に描いた餅"状態のまま
再稼働を進めようとしています。私たちは、全国での再稼働ストップの動きに呼応し島根県
民の名にかけて、この再稼働の目論見を止めたいと思います。
★六ケ所村 花とハーブの里代表 菊川 慶子
6月22日に六ヶ所村で村長選挙が行われ、村議18人全員の応援を受けた戸田衛氏(67)が
初当選、5144票、菊川慶子(65)152票、梅北陽子(61)96票、関千尋(50)22票という
結果がでました。投票率62.94%。大震災と福島原発事故のあと初の村長選でしたが、厳し
い現実をつきつけられた思いでした。いまなお、原子力産業を生活の柱とし、再処理工場稼
働を望む人たちに何を訴えたらいいのか、つくづく考えさせられます。しかし、2009年に
チャレンジした村議選と大きくちがったことがありました。それは放射能汚染を現実の問題
として心配し始めた人たちがいることを確かな事実として知ったということ。来年の地方選
で村議会に1議席を確保し、公の場で論争したいと考えています。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆8/30映画『遺言~原発さえなければ』東京・東村山市での上映
日時:2014年8月30日(土)開場12:45
開演 13:15から17:30 途中休憩あり
☆開演後、監督トークあります。
場所:東村山市中央公民館ホール(西武新宿線東村山駅下車、徒歩3分)
鑑賞券:999円(前売りはささやかなプレミアム付き)
託児なし、学生・障がいのある方500円
ロビーにて写真パネル展開催
主催:「遺言 原発さえなければ」を上映する会@東村山
後援:東村山市 東村山市教育委員会
チケット予約やお問い合わせはコチラまで
メール:yuigonhm@gmail.com
◆9/20「自民党にも脱原発派!河野太郎氏・秋本真利氏大いに語る」
入場無料
私たちの運動を広めるために、従来と違った取り組みをして、一般市民が気軽に参加できる
ようにというコンセプトで企画しました。
政権与党で脱原発を明確にしている2人の考えを聞いた後、意見交換することは、意義ある
事だと思います。
まだ60席くらいの空きがありますので、ぜひ申込んで下さい。
日 時:9月20日(土)18:30開始 入場無料
場 所:千葉市文化センター5階セミナー室
主 催:9・20講演会実行委員会
連絡・予約申込先:永野 勇(お名前・ふりがな・電話番号 必須)
携 帯:090-2553-2587 FAX:0436-98-5858
メール:i_nagano@dreamcar.co.jp <mailto:i_nagano@dreamcar.co.jp>
詳細は→http://urx.nu/azOH <http://t.co/sgCBIdmFxR>
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┗■4.新聞より7つ
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◆佐藤・福島知事、不出馬へ 知事選 周囲へ意向伝える
(8月26日朝日新聞見出し)
◆原発事故 避難後に自殺 東電に4900万円賠償命令 福島地裁
(8月26日朝日新聞見出し)
◆「自殺、原発事故が原因」 福島地裁 因果関係、初認定
東電に4900万円賠償命令 遺族「東電は謝罪して」
(8月27日朝日新聞見出し)
◆志賀の申請を問題視 規制委 原発排気対策を批判
(8月27日朝日新聞見出し)
◆中間貯蔵施設 双葉町議会事実上の容認
地権者への説明会要望
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設に関し、候補地
の福島県双葉町の町議会は二十六日午前、全員協議会を開き、国と県による地権者への説明
会の開催を町に要望した。佐々木清一(せいいち)議長は「施設を建設するかしないかは地
権者の考えで、議会が決定すべきではない」と述べたが、事実上、建設を容認した形。
伊沢史朗町長は「要望は重く受け止める。町が施設の是非を判断するかどうかも、地権者
の理解が最優先で、言える状況ではない」と話した。(中略)
石原氏は「国として示せる最大限の内容を提示した。施設の受け入れにご理解いただきた
い」と話した。二十六日午後には、もう一つの候補地、同県大熊町の町議会も国と県から説
明を受ける。
福島県は二十九日にも建設受け入れを決める方針で、二町の議会や住民の意見を踏まえ、
最終判断するとみられる。(8月26日東京新聞より抜粋)
◆火山噴火の対応議論 規制委 川内原発見据え会合
原子力規制委員会は25日、九州電力川内原発(鹿児島県)をはじめ火山の巨大噴火の影響
を受ける恐れのある原発で、どのように噴火の兆候を監視し、対応していくかを検討する第
1回の専門家会合を開いた。
川内原発では、周辺に5つあるカルデラの巨大噴火が最大の脅威だ。原発から40キロの姶
良カルデラで3万年前に起きた噴火では、火砕流が敷地内に到達した可能性がある。(中略)
この日の会合で、専門家からは「巨大噴火を予知するのは非常に難しい。データを監視し
ていれば兆候が分かる、というほど単純ではない」「海底の状況が十分把握できていない。
海底モニタリングが不可欠だ」など現状では巨大噴火の予知は難しいとの指摘が出た。(後
略)(8月25日東京新聞より抜粋)
◆地下水放出2.5万トン汚染濃度上昇 バイパス効果 疑問も 本格稼働3ヵ月
東京電力福島第一原発で、地下水が建屋地下に流れ込み新たな汚染水になる前にくみ上げ
、海に放出する「地下水バイパス」が本格稼働して3カ月が過ぎた。これまで2万5千トン
を超える地下水を放出したが、明確な効果は見えない。一方、放出水に含まれる放射性物質
のトリチウム濃度は上昇傾向にある。
(中略)
一方、くみ上げられた地下水のトリチウム濃度は上昇傾向が続く。5月は1リットル当た
り200ベクレル前後で推移していたが、7月に入ると300ベクレルを超えるようになった。
全体の数値を押し上げているのは最も南側の井戸。昨年8月に汚染された処理水漏れを起
こしたタンクから百メートルほどの場所にある。
この井戸の濃度は2000ベクレル前後で推移しており、くみ上げを続けるとタンク全体の
濃度が上昇する。くみ上げを止めてしばらくすると濃度は低下する。この井戸のくみ上げ
を続ければ、放出基準を超える可能性も出ているが、東電は「ほかの井戸の水と混ぜれば問
題ない」として、対策を取ろうとしていない。
(8月25日東京新聞より抜粋)
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