テント日誌10月26日…いつもとはちょっと違った右翼の反応/九電に抗議を集中しよう!
- 2014年 10月 27日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1142日 商業用原発停止403
いつもとはちょっと違った右翼の反応
思ったより暖かく午後雨と言う予報も外れて良かった。
10時過ぎテントに着いたら正清さん、Tさんなどが亀戸の団結まつりに出掛けるところだった。
Tさんがホームメイドのパンを差し入れてくれていた。
彼らが出掛けた後広島、新潟、千葉、など各地から九電東京支社前の抗議行動に参加する前にとテントに寄ってくれた。
福島の女たちのカレンダーを買ってくださった方もいる。
今週もMさんがルイちゃん連れて美味しいおむすびを持ってきてくださった。
ルイちゃんの存在はみんなをなごませてくれる。
午後外務省脇から街宣車が「テントを潰してやる!」と叫んでやってきたのでまた襲来と身構えたら、テント前に車を止めて迷彩服を着た男一人が降りてきた。
「お前ら金払ったのかよ!金払って早くどいてね」などというので「今裁判中なので…」とやり返すと、「そんなときだけ民主主義を使って」とか色々行った後、Kさんに「ちゃんと名乗れ!俺らは名古屋の警察に突っ込んだ“皇道忠義会”だ」と自ら名乗り、愛知が本部で支部はあちこちにあるとまで説明していた。
暴力を振るう気配は感じられなかったので私たちも冷静に対応していると、最後に腹が減ったというのでMさん(男性)が自分のために買ってあったおむすびをあげるとそれを受け取って帰っていった。
そんな事初めての経験で一寸愉快。
4時過ぎ九電行動や千駄ヶ谷の集会に行っていた人たちが続々とテントに集まってきたので、またの襲撃が無い事を願ってテントを去る。
(I・K)
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九電に抗議を集中しよう!
有楽町で逢いましょう、と「10.26九電東京支社抗議行動(全国統一行動)~川内原発再稼働反対! 同意拒否の宣言を全国から、九州電力は住民の声を聴け! 川内原発の再稼働を断念せよ」の抗議行動に約220名が集まった。
薩摩川内市議会が28日に本会議で再稼働容認の決議をしそうであり、かつ鹿児島県も前倒しで地元合意を決定しようとしている中で、 阻止ネットの柳田さんの挨拶のあと、九電が入っている電気ビルに向って怒りのシュプレヒコールをあげた。さらに、阻止ネット、たんぽぽ舎、福島原発事故緊急会議、反原発議員・市民連盟の九電への抗議・申入れ書が読み上げられた。これらは、後日九電東京支社に郵送される。
この行動は、10月26日(「原子力の日」)をはさんだ一週間に全国から川内原発再稼働阻止、地元同意拒否を訴える34の行動と連帯する全国統一行動、26日にはそのうちの13の行動が実施された。薩摩川内市久美崎海岸にいる鳥原良子さん(川内原発建設反対連絡協議会)からの風船とばし―集会―デモ―川内原発ゲート前行動の臨場感あふれる電話メッセージを皆で聞いた。また、現地5団体(反原発・かごしまネット、かごしま反原発連合有志、川内原発建設反対連絡協議会、原発とめよう!九電本店前ひろば、原発ゼロをめざす鹿児島県民の会)からの檄文メッセージも紹介され参加者に配布された。
既存原発を再稼動させる為の「新規制基準」に基づき多数の異議申し立てを無視して設計変更OKの審査書(石橋克彦さんは違法と指摘)を出した原子力規制委員会が、工事計画と保安規定の変更の審査を10月21日に開始したばかりである。にもかかわらず、お仕着せの「住民説明会」で参加者の納得が得られないままに、地元合意を既成事実化しようとする九電の糾弾を続けよう。
(K.M)
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◆函館市大間原発建設差し止め裁判
・10月29日(水)午後3時
・第2回口頭弁論 東京地裁103号法廷
・裁判報告集会:午後4時 参議院議員会館講堂
★弁護団報告 ★大間原発訴訟の会代表 竹田とし子さんのお話 他
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