たんぽぽ舎から TMM:No2316
- 2014年 10月 28日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2316】
2014年10月27日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「東京の九州電力支社」へ多彩・多様な抗議活動
川内原発の再稼働をなんとしても『とめよう』行動
10月26日(日)有楽町電気ビル前に220人、ノボリ旗20本強
柳田真(再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)
★2.金曜首相官邸前抗議は、今夜もアツイ
様々な人たちが、多彩なスタイルで抗議行動
10/24第123回金曜官邸前抗議行動に参加して
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/1第11回東京平和映画祭
「どこへ向かうの日本?もう無関心ではいられない!」
「A2-B-C」、「レーン・宮沢事件」、「海にすわる」、
「日本はイラクで戦争をした」、「ファルージャ」、「食の選択」
★4.新聞より2つ
◆英でも「原発は割高」 収入保証も英企業参入ゼロ
富士通総研高橋研究員が現地調査
安全対策・事故リスク 日本は明示し議論を (10月26日東京新聞より抜粋)
◆「処分基準策定急ぐ」 東海原発廃炉 (10月22日茨城新聞より抜粋)
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※10/29原発基本講座にご参加を!
槌田ゼミ新シリーズ 第7回原発基本講座
「科学技術を無視した川内原発再稼働(続き)」
日 時:10月29日(水)19時から21時
お 話:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.「東京の九州電力支社」へ多彩・多様な抗議活動
| 川内原発の再稼働をなんとしても『とめよう』行動
| 10月26日(日)有楽町電気ビル前に220人、ノボリ旗20本強
└──── 柳田真(再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎)
1.10月26日(日)午後2時、JR有楽町駅前ゼロ分の電気ビル前(この7Fに九州電力東京支社あり)には、横に長~い・長蛇の人の列ができた。たくさんのノボリ旗がひるがえり10枚以上の横断幕がひろげられた。住民を無視し、川内原発の再稼働をゴリ押しする九州電力東京支社への抗議に集まった人々とその旗であった。220人の内訳は多彩で多様な人々で構成されていた。又、飛び入りで、九州鹿児島の女性も参加-発言されて、集会が一段と盛り上がった。知らない顔や久しぶりに合う顔が何人もあった。先月の九州電力東京支社抗議行動(80人)の3倍の人数の盛況であった。その多くが手書きのプラカードを持参してそれを九州電力東京支社に向けて多彩に抗議していた。
2.再稼働阻止全国ネットワークの久保さん、山田さんのリードで、初めに元気のよいコールが電気ビルへひびく。
再稼働反対、原発いらない、川内原発再稼働反対!
九州電力は川内原発を動かすな!
主催者を代表して柳田が3点(基調提起)話しました。1つ目は、「10・26行動」は、川内原発再稼働阻止を中心に全国統一行動(第1波)であり、この行動は大きな意義を持つこと。全国で20余、関連も含めれば40カ所近い場所で実施され、九州電力と安倍内閣への広がる抗議行動となった。この日(10月26日)は、元々は1963年「東海村・原子の火がともった日」=原子力の日に反対して、「反原子力の日」として続けられてきた日である。2つ目は、九州電力のデタラメさ・無責任さと、それに一体の原子力規制委員会のひどさ(新たな安全神話つくり)。
九電が、規制委へ10月21日出した文書のデタラメさ=噴火対策 兆候とらえたら-九電具体策決めず(決められず)-東京新聞報道。御嶽山の噴火も予知できないのに、カルデラ噴火はどうして予知できる、と言えるのだ!?火山専門家たちも「予知は不可能」と皆言っている。3つ目は、今後の方針として、イ.なんとしても川内原発をとめたい。そのために、ロ.川内市議会への働きかけ-10月28日、ハ.鹿児島県議会への働きかけ(11月4日から7日)、ニ.再稼働は日本の核武装(原爆を持つ)につながることを訴えていこう。
3.このあと、発言と九電へのコールが交互に続く。主な発言者を紹介します。
○九州電力への申し入れ・抗議文の朗読(阻止ネット事務局)
○九州鹿児島から参加した女性-九州霧島火山の噴火が心配
○数人で参加していた男性(大田光政さんほか)
○脱原発川崎市民の池田さん
○反原発自治体議員連盟の結柴さん-川内市議会への働きかけの報告
○経産省前テントひろばの正清さん・垣内さん-テント裁判、次回は12月3日
☆九州・川内原発反対の鳥原良子さんから、現地電話アピール-今、100人位で風船上げの行動実施、このあと、川内原発ゲート前へ行って抗議する。
☆ここで、「ドンパン節」を歌っておどる-たんぽぽ舎西堂さんの発声で数人の男女が…
○疎開裁判の田中一郎さん-福島の子ども103人も甲状腺ガン、川内原発再稼働したら同じ心配
○たんぽぽ舎の山崎久隆さん-霧島連山の噴火の心配(火山予知連の発表)、火山のどまん中の川内原発、使用済み核燃料を早く他へ移せ。
○阻止ネット事務局の木村雅英さん-全国34カ所で行動、配付した資料(B5判10頁)の説明
○たんぽぽ舎の原田裕史さん-九電は620ガルに上げたが、原子炉本体は昔のまま変わっていない。だまされるな。
○阻止ネット事務局の沼倉潤さん-今後の日程3つ イ.10月28日川内市議会、ロ.11月4日から7日鹿児島県議会、ハ.11月5日(水)17:30より九州電力東京支社抗議行動、
○九電東京支社へ向けて、コール 川内原発再稼働反対!
4.全体
○ 九州川内現地へ東京から人を送り、減った在京人数でやりぬいた「10・26全国統一行動」。10月15日の規制委抗議行動(50人)、同日夜の討論集会(30人、内容充実)につづく、10月3回目の行動だったが、みんなの反応がよく、結集人数も多彩な人々で最高(220人強)、2時間の集会内容も豊富で聴かせるスピーチ(演説)が多かった。緊張感あるよい集会でした。集会の後片付けをしながら参加者の反応を聞いたら、「良かった」の声がかえってきた。
○ 次の行動は、11月5日(水)17:30より九州電力東京支社抗議行動、
引き続き、同日、19時より20時まで、東京電力本店抗議行動にぜひ参加を!
○ 「10・26東京行動」で配布した資料集(B5判10頁)と、たんぽぽ舎の週刊金曜ビラ123号(10月24日号B5判4頁)+同封ビラ数枚は、共に40部ほど残部があります。希望者へお分けできます。手渡し1部100円。
発送は、1部100円+送料100円の計200円(切手可)を阻止ネット事務局あてに送って下さい。
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┗■2.金曜首相官邸前抗議は、今夜もアツイ
| 様々な人たちが、多彩なスタイルで抗議行動
| 10/24第123回金曜官邸前抗議行動に参加して
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
○10月24日(金)、恒例の金曜首相官邸前抗議行動(第123回)が行われました。
今回は、様々な人たちが、多彩なスタイルで抗議している様子を紹介します。
(1)首相官邸前から茱萸(ぐみ)坂を下る。
・団扇(うちわ)を持って踊る、毎週参加のにぎやかな女性コンビ
・小気味良く響く拍子木(ひょうしぎ)を叩く、80歳代の男性
・「国会方面には通行できません」と案内する、警察官
・南無妙法蓮華経を唱える、団扇太鼓(うちわだいこ)の女性
・明るい歌声の日音協グループ
・風刺たっぷりの似顔絵展示エリア
・(財務省上)たんぽぽ舎:豪快でリズミカルな、シュプレヒコールエリア
(2)横断歩道を渡って、通称:国会前・清志郎(キヨシロウ)通りへ。
・たんぽぽ舎:寄せ書き、抗議はがき斡旋コーナー
・地道に活動する、福島バッジプロジェクトの方々
・韓国音楽を演奏し、舞踏するグループ
・一心不乱にブブゼラを吹く、男性
・忌野清志郎の歌が流れる、ミュージックスポット
・暖かい炎が揺れる、国際色豊かな「キャンドルエリア」
・スイーツが美味しいと評判の「ゲリラカフェ」
・国会前スピーチエリア(スピーチが、3分間できます)
(3)国会前横断歩道を渡り、右折。
・楽しいメニューがてんこ盛りの「希望のエリア」
是非、訪ねてください。明日への希望が湧いてくること、間違いなし。
○このように、金曜首相官邸前抗議は、今夜もアツイ。
皆様も、金曜抗議行動ツアーを、楽しんでください。
○東電福島第一原発事故を風化させないためにも、私たちは抗議の声、知恵、力を出して行きましょう。あせらず、あわてず、あきらめず。
私たちは、“福島”を忘れない。原発再稼働を許さない。
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆11/1第11回東京平和映画祭
「どこへ向かうの日本?もう無関心ではいられない!」
沖縄、イラク、原発問題、秘密保護法。根っこは同じ?
三上監督と高遠さんの講演を同時に聞ける貴重な機会!
日 時:11月1日(土)10:00開演(20:10終演予定)
開場9:30~終了20:20(予定) /出入り自由
場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター
上映作品:「A2-B-C」、「レーン・宮沢事件(解説あり)」、
「海にすわる(舞台挨拶あり)」、
「日本はイラクで戦争をした」、
「ファルージャ(舞台挨拶あり)」、「食の選択」
講 演:三上智恵氏 高遠菜穂子氏
制服向上委員会 ランチ休憩飛び入り(決定)
参加費:一般2500円/25歳以下1500円/高校生以下無料
申 込:http://peacefilm.net/Film_Festival/tpff2014.html
主 催:東京ピースフィルム倶楽部(連絡先:http://peacefilm.net/)
協 力:国際有機農業映画祭
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┗■4.新聞より2つ
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◆英でも「原発は割高」 収入保証も英企業参入ゼロ
富士通総研高橋研究員が現地調査
安全対策・事故リスク 日本は明示し議論を
日本では長らく「原子力発電は安い電源」といわれてきたが、万一、事故が起きた場合の被害の大きさを考えれば割高であることが見えてきた。英国で新しい原発を建てようとしたところ、日本政府が言うような安いコストでは不可能なことが鮮明になった。現地を調査した富士通総研の高橋洋主任研究員に話を聞きながら、本当の原発のコストについて考えた。
「少なくとも1Kw時あたり8.9円」。これが日本政府が公式に示す原発のコストだ。(中略)
しかし、高橋氏は「英国で原発を新設する発電会社の収入を保証する制度を導入し、原発がビジネスとして成り立つ価格を決めたところ15.7円(1ポンド=170円換算)。日本の1.7倍だった」と明かす。(中略)
高橋氏は「コストの議論を曖昧にして、いつの間にか原発支援策が出来上がり、結局、国民が負担する仕組みだけが出来上がる恐れがある」と警戒する。
(10月26日東京新聞より抜粋)
◆「処分基準策定急ぐ」 東海原発廃炉
原子力規制委員会の田中知委員は21日、国内初の商業用原発で廃炉作業が進む日本原子力発電(原電)東海原発(東海村白方)と、日本原子力研究開発機構(原子力機構)東海再処理施設(同村村松)を視察した。視察後、田中委員は「東海だけでなく今後ほかの発電所でも廃炉が進む。その時に出てくる廃棄物について、どう安全規制していくかは重要な課題だ」と述べ、低レベル放射性廃棄物の処分場に関わる基準の策定を急ぐ考えを示した。(後略)(10月22日茨城新聞より抜粋)
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