県庁前テント(現地からの報告)
- 2014年 10月 31日
- 交流の広場
- 八木
先ほど発信した件について、現地から詳しい報告が発信されています。転送します。
★ 杉原(反原発・かごしまネット) さんから:
<鹿児島県庁前に抗議テント>
みなさま
30日午後7時すぎ、鹿児島県庁の行政棟正面玄関前に、「ストップ再稼働! テント」が立てられました。
鹿児島県知事が11月5日開会の臨時県議会招集を告示し、再稼働強行の姿勢を鮮明にしたことに、抗議するものです。併せて県議会に対し、県民多数の「再稼働反対」世論に
真 正面から向き合うことを求めています。
テント↓は24時間態勢で座り込みを続けるための拠点として、県民有志が立てました。
http://tinyurl.com/mem2b5e
一時、県庁職員、ガードマンの激しい妨害を受けましたが、設置を完了しました。県側は「庁舎管理規定」を持ち出し、県庁敷地内に「テントを建てることは禁じられている」
の 一点張りで、一時管財課長が「撤去勧告」を出しましたが、有志側は「再稼働強行の知事の政治姿勢に抗議するための、県民の正当な表現の自由の行使である」と反論。午後9時 15分には、県側は「規則違反であり撤去を求めることに変わりはないが、通行の妨害にならないこと、テントが増設されないこと」という2点を示し、夜間の行動をせずに引き上 げた模様です。
県議会は5日招集され、6日に原発特別委で陳情審査・採決、7日の最終本会議で特別委の結論をなぞった決議がなされようとしています。反対世論がこれ以上拡大しないうち
に、県議会の多数を自民会派が占めている状況を盾にして、「数の論理」で強行突破しようとするものにほかなりません。
10月9日から5カ所で開かれた「住民説明会」また、追加開催された29日の日置会場での「説明会」の全てで、再稼働反対の声が圧倒的であり、のみならず、再稼働の必要性、 責任の所在、避難計画のずさんさ・実効性のなさ、使用済み核燃料・高レベル廃棄物の処理・管理ができないという「トイレなきマンション」状態への対策の不在――など根本的な 問題が指摘され続けましたが、満足な回答はなされないままになっています。
このような中で、県議会を開き、強行突破しようする伊藤知事の姿勢を糾弾しなければなりません。
みなさん、ストップ再稼働! 県庁前テントに連帯の声を上げてください。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。