ご参加を!「反富裕11.23新宿デモ/集会」 ◆もう払えない!消費増税反対 ◆一生使い捨ての派遣法改悪反対
- 2014年 11月 2日
- 催し物案内
- 園良太
派遣法改悪と消費税増税が同時に狙われています。
私たちの生活がどれほど恐ろしい事態になるかは目に見えています。
11月23日、新宿の繁華街で大きくにぎやかに反対デモがさく裂します。
何のための増税・改悪か?合言葉は「反富裕」。ぜひご参加を!
★☆★☆★☆★☆★☆転送・転載大歓迎★☆★☆★☆★☆★☆
「反富裕11.23新宿デモ/集会」
◆もう払えない!消費増税反対 ◆一生使い捨ての派遣法改悪反対
<デモ>
○日時 2014年11月23日(日) 午後5時集合
○場所 新宿駅東口駅前広場(アルタ前広場)
<集会>
○日時 2014年11月23日(日) 午後7時集合
○場所 カフェラバンデリア
○問題提起 平井玄(「ミッキーマウスのプロレタリア宣言」著者)
【主催】「反富裕11.23新宿デモ」実行委員会
【連絡先】フリーター全般労働組合
電話/fax 03-3373-0180/03-3373-0184
メール union@freeter-union.org
twitter @fzrk
消費増税と労働法改悪は、富裕層の資産価値を守る方策だ。
十分な資産と所得を私的に確保した彼らは、
低額で使える医療や介護、公的な教
育をはじめとする公共サービスを必要としない。だからその維持費は彼らにとっ
てムダ金でしかない。また、労働条件の切り詰めに彼らはこれっぽっちの痛みも
感じない。誰かに雇用されるわけでもない彼らにとって賃金はコストに過ぎない
からだ。むしろこうして企業が得た「元気」は、内部留保の蓄積を経由して経営
層と投資家層にしか還元されないのである。
世襲と閨閥から力を得た政権には「人々の暮らし」など関心の片隅にもない。彼
らがほんとうに気にしているのは、財政破綻と企業の業績悪化を通じた債券・証
券価格の暴落だろう。一生派遣で働く制度ができれば彼らは直接の利益を得る。
公共サービスの削減や有料化、そして消費増税の実行ができれば財政破綻のリス
クが下がり、国債や証券という形で彼らが法人・個人として保有する資産の価値
が守られるのだ。
いまや搾取は労働過程にとどまらない。労働から、消費から、そして公共部門か
らも、まんべんなく、広く、そして深く、私たちは搾取にさらされている。これ
に抗するために、11月23日に「反富裕」のデモを行い消費増税と派遣法改悪
にとどめを刺そう。街路にこの言葉が書かれ、人々が囁きあう日が来ることを、
彼らは深刻な面持ちで見つめるだろう。それが終わりの合図だからである。
2014年10月
「反富裕11.23新宿デモ」実行委員会
呼びかけ文
「反富裕11.23新宿デモ/集会」
◆もう払えない!消費増税反対 ◆一生使い捨ての派遣法改悪反対
<デモ>
○日時 2014年11月23日(日) 午後5時集合
○場所 新宿駅東口駅前広場(アルタ前広場)
<集会>
○日時 2014年11月23日(日) 午後7時集合
○場所 カフェラバンデリア
○問題提起 平井玄(「ミッキーマウスのプロレタリア宣言」著者)
【主催】「反富裕11.23新宿デモ」実行委員会
【連絡先】フリーター全般労働組合
電話/fax 03-3373-0180/03-3373-0184
メール union@freeter-union.org
twitter @fzrk
彼らは「反富裕」を恐れている。もはや私たちが「富裕」を信じず、「富裕」を
嘲笑する日が来ること、そしてその日がもう近いことについて、彼らは額を寄せ
合い心配しているのである。
長らく「富裕」は彼らを守り続けてきた。かつては「勤勉」で「健康」な「男」
に、彼らはそこそこ安定した就労を用意し、借金漬けが条件だが、住宅や自動車
を与え消費を通じた夢を見せ、幸運にも60歳まで生きれば、年金や医療にアクセ
スさせた。女性と障がい者を排除し学歴選別を徹底して「富裕」に至る可能性を
約束したのである。
90年代以降、彼らはこの約束の対象者を拡大した。感覚を鈍麻させハラスメント
をやり過ごす「人間力」を身につけ、際限のない競争でなかまを出し抜き貶める
卑しさに磨きをかける「自助努力」に勤しむ者にも「富裕」を与えると言い出し
たのである。
だが約束は果たされただろうか。それを信じた者たちに割り当てられたのは、荒
廃した土地ばかりではないか。こぼれ落ちるしずくを我先になめまわることを求
めながら、彼らはしずくの一滴すらこぼそうとはしなかったではないか。
こうして社会は破壊され、連帯ははじめから挫かれることになった。そしてもう
彼らは約束などしていない。彼らは、自らの権益を守ることに汲々とし、それど
ころではなくなった。「人々の暮らし」など関心の片隅にもない世襲と閨閥から
力を得た政権に消費増税を推進させ、労働法制の改悪を断行させようとしている
のである。
こうして何が守られるのだろう。訳知り顔は「財政破綻の回避」をあげる。また
「企業が元気にならなければ雇用も増えない」ともいう。だが正確に言うべき
だ。十分な資産と所得を私的に確保した彼らは公共サービスを必要としていな
い。だから「財政破綻」のつけを社会保障や教育費の削減によって賄おうとす
る。誰かに雇用されるわけでもない彼らにとって賃金はコストに過ぎない。労働
条件を切り下げて企業が得た「元気」は、内部留保の蓄積を経由して経営層と投
資家層にしか還元されない。
彼らが気にしているのは、財政破綻を通じた債券価格の暴落、企業収益の悪化を
通じた証券価格の暴落である。国債や証券という形で法人・個人として保有する
資産が破滅的に消失すること、彼らはこれが気になって仕方ないのだ。
消費増税は、富裕層の資産価値を守るための方策でしかない。
派遣法の改悪は、富裕層の資産価値を引き上げるための方策でしかない。
いまや搾取は労働過程にとどまらない。労働から、消費から、そして公共部門か
らも、まんべんなく、広く、そして深く、私たちは搾取にさらされている。これ
に抗するために、11月23日に「反富裕」のデモを行い消費増税と派遣法改悪
にとどめを刺そう。街路にこの言葉が書かれ、人々が囁きあう日が来ることを彼
らは深刻な面持ちで見つめるだろう。それが終わりの合図だからである。
2014年10月
「反富裕11.23新宿デモ」実行委員会
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。