テント日誌11月17日…映画『日本と原発』の上映が始まっています
- 2014年 11月 18日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1164日 商業用原発停止427日
映画『日本と原発』の上映が始まっています
さわやかな朝、国会通りのけやきや銀杏が色づいてテント前から紅葉を楽しんだ。神戸にお住まいのMさん(色々な場所の土を採取して放射能を測定している方)が沢山の差し入れを持ってきて下さった。
久しぶりに来たKさんに測定結果などの表を見せながら放射能の事を説明していた。そして今日もテント前の土を採って行かれた。
Mさんのブログに測定結果など詳しい事がUP されてます。
http://m-epoch.com/
今日もK子さんが美味しいおにぎりと自宅で取れた柿などをそしてK さんも食べ物を差し入れしてくれたのでテントのテーブルはいっぱいに!
乱さんの川柳仲間の女性も来て下さり、テント前は女性陣で埋まった。
ここ数週平穏な日曜日が続いたので嬉しい。
映画「日本と原発」を見るため3時半ごろYさんと一緒にテントを離れた。
Yさんは2時の回が満席で仕方なく4時半の整理券をもらってテントに寄ったと言う。
映画上映前に河合弁護士が「名画を創るつもりは無く、原発の事をみんなに知ってもらうため、と脱原発運動をしている人たちに勇気を持って貰いたく て」というような話をした。実際私はこの映画を見て勇気を貰った。(I・K)
(I・K)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう我慢はしない!立ち上がる原発事故被害者
日曜午後に福島市公会堂で開催された「原発事故被害者集会~東電と国は被害者の声を聞け~」に参加した。
「原発被害糾弾飯館村民救済申立団」と「福島原発告訴団」と「ふくしま集団疎開裁判の会」が呼びかけ、27の被害者の団体が賛同して、全国各地から被害者が集まって、共に涙した。
その涙を怒りに変えるべく、集会アピール「もう我慢はしない!立ち上がる宣言」で、国と東電に対し、被害者の本当の救済を求めて、次の4項目の実現を要求し、力を合わせて声をあげていくことを参加者一同で誓った。
1 被害者への謝罪
2 被害の完全賠償、暮らしと生業の回復
3 被害者の詳細な健康診断と医療補償、被ばく低減策の実施
4 事故の責任追及
被害者たちが互いの被害の実情を知り、尊厳回復への意志を確認し、様々な分断を超えてつながったのだ。歴史的な大きな一歩」に立ち会え、国と原子力マフィアとの闘いの勇気をもらった。
以下には、被害者のお話の一部を紹介して、集会の雰囲気をお伝えする。(文責:筆者)
★赤石沢さん 安心して生活できない。我々は何か悪いことをしたのでしょうか? 法治国家の日本であまりに理不尽。3年8カ月過ぎたのにまだ復興の兆しが見えない。団結して闘うしかない。
★長谷川健一さん 謝れ、償え、故郷を返せ。横のつながりを大事にして、被害者を助けろの大きな声を。
★武藤類子さん 美しい故郷を放射能で奪われ、絶望と怒り。ささやかだけれど幸せな生活を取り戻したい。同じ過ちを繰り返さないように。
★かんのさん 山木屋にはフレコンバッグが60万個あり行先が無い。
★もりたさん 事故を起こした会社に核ゴミをもっていくべきだ。
★はっとりさん 県内の全市町村に原告がいる(「生業を返せ、地域を返せ」福島原発訴訟原告団)
★おしどりマコさん 勝ち方はいろいろ、同じ闘いをしなくていい。東京も福島も同じ、今怒らないと私たちは加害者になる。
★??さん 福島では、東電福島原発の電気を使っていなかった。
★くりもとさん 病院のレントゲン室で24時間寝起きしているのと同じ。被曝強要は不作為による大量殺人。
★佐藤和良さん 分かれて進んでもともに撃つ。憲法25条の生存権を守る闘いを。歴史的に非常に大きな一歩を薦めた。4年目の3.11に結集しよう。
沖縄県知事選挙が勝利した。川内原発の再稼働を止めて、安倍打倒を!
寒いテント泊後、Iさんと経産省前でチラシを撒いた。
(K.M)
・・・・・・・・・・・・・・・・
<テントからのお知らせ>
◆12月3日(水)15時 テント裁判第9回口頭弁論《103号法廷》
・午後2時 地裁前集合 抗議集会
・午後3時 第9回口頭弁論
・午後5時 裁判報告集会(参院議員会館講堂)
・発言: 川内現地報告 勝又美佐子(原発いらない福島の女)河合弘之他
◎川内原発テントの連絡先
<連絡先> 脱原発川内テント 鹿児島県薩摩川内市久見崎町久見崎海岸(郵便物は久見崎簡易郵便局留)Tel 090-3919-0604(渕上)090ー3202-7897(小川)090-7276-9035(福田)090-5339-2243(江田)
e-mail sendai.tent@gmail.com ブログ http://sendai-tent.tumblr.com
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。