「表現の不自由展」1月18日(日)~2月1日(日)開催
- 2015年 1月 17日
- 催し物案内
- 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)も協賛団体に入っていますが、以下の展示が18日(日)から始まります。JVJA会員・安世鴻さんの新しい写真展示もありますので、ぜひお越しください。
http://www.kanaloco.jp/article/82764/cms_id/120931
http://www.kanaloco.jp/article/82796/cms_id/121102
上映・トークイベントは、すでに「予約満席」となった日がいくつかありますので、事前にお問い合わせ下さい。以下、転送・転載歓迎です。
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「表現の不自由展~消されたものたち」 www.facebook.com/hyogennofujiyu
会期■2015年1月18日(日)~2月1日(日)
12:00~20:00(日曜のみ19時) 会期中無休
(イベント時は作品のみの鑑賞はできません)
会場■ギャラリー古藤 http://furuto.art.coocan.jp/(西武池袋線・江古田駅から徒歩5分)
入場料■500円 大・高生、ハンデのある方300円/中学以下無料
イベント参加費■トークのみの日:1,000円
上映&トークの日(★印):1,500円
(入場券お持ちの方は1回に限り入場料分割引)
主催:「表現の不自由」展実行委員会
”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
共催:メディア総合研究所
TEL080-3731-1075
www.facebook.com/hyogennofujiyu
【トーク・上映イベント】
定員40名:事前申込制
イベント予約専用 jjtenevent@gmail.com TEL03-3948-5328
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1.18(日)14~17時 キム・ソギョン&キム・ウンソン(彫刻家)
<来日記念トーク>直接聞こう!!
ソウルの日本大使館前に設置された「平和の碑」(少女像)。
日韓の政治的対立のあおりでかき消されてきた、「少女像」の真意とは?
政治・社会に向きあう韓国人アーティストの表現から、
歴史を直視し、伝えること、そして感じ、つなげること、その道筋を探ります。
★東京都美術館で展示撤去された《平和の少女像》+実物大の少女像 日本初!
主催者側の抗議も虚しく、いつのまにか展覧会場から消された少女像は、日本の歴史認識とともに表現を取り巻く「不自由な」状況をも暴露することになりました。
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1.20(火)19-21時 安世鴻(写真家)
19年にわたり、日本軍「慰安婦」被害者を撮り続ける安世鴻さん。「芸術表現の場を守るということは、表現者だけでなく、写真に映ることを承諾してくれた被害者たちの表現、それを見る・知る・受けとる市民の知る権利のたたかい」だと語ります。今回は2013年からおこなっている東チモールなどアジア8カ国の取材の最新作も展示します。
★2012年5月 新宿ニコンサロンでの安世鴻「慰安婦」写真展が直前に中止を通告され、東京地裁に仮処分を申請し、その決定により写真展は開催された。ニコンが過剰なまでの警備体制をしいた写真展となった。大阪でのアンコール写真展は中止。
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1.21(水)19-21時 『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー』上映&永田浩三(武蔵大学教授)トーク★ 満員御礼!→1/25にアンコール上映決定!!
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1.22(木)19:30-21時 ピーター・バラカン(ブロードキャスター)聞き手・高和政(文化批評)
みなさんご存知のとおり、バラカンさんはフリーのブロードキャスターとして、その時々の社会・政治状況を直視し、幅広い知識のなかから良質な音楽を紹介し続けています。
日本の自粛状況、「中立公正」の危うさなどについて語っていただきます。
国際的視点から見た日本の状況、、、目からウロコです!
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1.24(土)14-17時 大浦信行(芸術家、映画監督)×ゲスト・洪成潭(画家)
『靖国・地霊・天皇』上映&トーク★
芸術家として「内なる天皇」を問い続け、検閲に抗ってきた監督の最新作映画を上映し、洪成潭さんをまじえて「検閲」トーク!
1986年、版画連作《遠近を抱えて》全14作が富山県立近代美術館で、作品売却、図録の非公開、図録焼却。2009年、沖縄県立博物館・美術館でも展示不許可。
2014年 光州ビエンナーレ20周年の特別展で《セウォル五月》(洪成潭と視覚媒体研究所の共同制作)が、「直接的な政治批判」という理由で展示拒否。その検閲に抗議して、自身の出品作に抗議の表現を加えた作品を展示します。
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1.25(日)14-17時 『放送禁止歌』上映&森達也(作家・映画監督)トーク★満員御礼!
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1.25(日) 19:10~ アンコール上映決定!『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー』&永田浩三トーク
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1.26(月)19-21時 鹿島拾市(「秋の嵐」元メンバー、a.k.a.加藤直樹)
昭和天皇の死去前(1988年秋)に、原宿のホコ天(明治神宮前の広場)で果敢な路上行動をした〈秋の嵐〉。それが激しい弾圧(大量検挙)を受けた。「さよならヒロヒト まだ生きて自粛 こんな私に誰がした!?」「ヒロヒト・キョンシー作戦」など、当時の貴重映像を公開!! 抱腹絶倒です!必見。
鹿島拾市は、関東大震災時の朝鮮人虐殺の足跡をたどった『九月、東京の路上で』(ころから)の著者、加藤直樹です。
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1.27(火)19-21時 ろくでなし子(漫画家、芸術家)満員御礼!
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1.28(水)19-21時 放送中止テレビドラマ『ひとりっ子』上映&岩崎貞明(放送レポート編集長)トーク★
50年前の「幻の映像」です!現在と変わらぬ日本の状況にびっくりします。
1962年11月、「東芝日曜劇場」の枠で全国放送予定だったが、スポンサーの東芝が急きょ降板し、放送中止に。戦時を懐かしみ、息子に防衛大への進学を強要する父と、特攻隊で戦死した長男と同じ道を歩ませたくないとする母との間で悩む二男を主人公に一家の葛藤を描いたドラマが、なぜ放送できないまま封印されてしまったのか? スポンサー降板の背景には何が?
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1.29(木)19-21時 イトー・ターリ(パフォーマンス・アーティスト)
自分が消されてしまうという危機感から、セクシュアリティ表現に挑戦するパフォーマンスアーティスト。元日本軍「慰安婦」女性たちやマイノリティとされてきた人々、沖縄、福島の人々に呼応するパフォーマンスアートを展開。パフォーマンスと並行して、各地のアーティストをつなぎ、ジェンダーに関するプロジェクトに積極的に参加。
パフォーマンス映像を観ながら、表現活動のなかで、公共施設で「『レズビアン』という言葉を使うな」と言われたり、経歴から日本軍「慰安婦」という言葉を削除された経験も語ります。
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1.30(金)19-21時 開発好明(アーティスト)
人と人をつなぐアートの先駆者。東日本大震災に際し、デイリリーアートサーカスを結成。いち早く福島に入り、被災地へのアートによる義援に尽力してきました。福島県南相馬市にある《政治家の家》は、福島第一原発より20 キロ近く離
れ、禁止エリア外縁から400メートルほどの距離にあります。これは政治家限定の休息所で、質素な建物の中で被災地の実情を体験してもらうべく、彼は日本の衆参議員700名以上に招待状を送りました。
『美味しんぼ』の取材と検閲・隠蔽の実態も語ります。「開発くんがゆく」福島編がここに。日の丸のインスタレーションが表現するのは社会の深層、アート=心の自由。
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1.31(土)14-16時 澤地久枝(作家)
作家。中央公論社の編集者時代、右翼による言論圧殺・風流夢譚事件を間近で体験した。沖縄返還に伴う密約をスクープした西山太吉記者が巻き込まれ、「国民の知る権利」を弾圧した事件を追った作品『密約』は、今また注目を集めている。表現と言論の自由の危機の実相を、ご自身の体験をとおして語っていただく。
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2.1(日)14-16時 まとめディスカッション:アライ=ヒロユキ(美術・文化社会批評。著作『天皇アート論ーその美、“ 天” に通ず』社会評論社)、香川檀(武蔵大学人文学部教授。絵画や彫刻だけでなく、写真や人形、記念碑にいたるまで、さまざまな表象文化を歴史やジェンダーの視点から研究)、永田浩三(武蔵大学教授。著書『ベン・シャーンを追いかけて』大月書店)、コーディネート:岡本有佳(風工房編集者/文化企画)
※講師のご都合で変更する場合があります。
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