イスラエル兵10歳の子ども逮捕
- 2015年 1月 31日
- 時代をみる
- 松元保昭
▼イスラエル兵10歳 の子ども逮捕
http://cpt.us6.list-manage2.com/track/click?u=cf2b03c2e5&id=c05d1b4e3c&e=bd89a9907a
昨年12月、 イスラエル占領地西岸ヘブロンで10歳の子どもが逮捕されるCPTニュースレター のビデオです。
2人の10歳 の子どもが石を投げたと、イスラエル国境警備兵が連行しようとします。2人の少年たちは石を投げていない、学校で試験を終えてスナックを買いに行こうとしていただけだと涙ながらに訴えています。イスラエル兵に襟首を捕まえられた子どもたちの手がふるえています。一人の少年の年老いた父親が、12歳以下の子どもを逮捕するのは違法だ、逮捕するなら「俺を撃て」と訴えています。結局、国境警備兵は子どもたちを父親から引き離し車に乗せて連行していきます。子どもたちはあとで釈放されますが、イスラエル国家とイスラエル兵が日常的にやっている行為です。すでに300万人がアクセスしているビデオ。
ちなみにヘブロンでは、イスラエル入植地のユダヤ人の子どもたちがパレスチナ人やその家などに石を投げるので、通りに面したパレスチナ人家屋の窓は何十年も前から鉄格子と金網で頑丈に防護するほかなく開けられない状態です。ユダヤ人の子どもはイスラエル少年法で守られますから、彼らの投石は放置されたままです。(2015年1月31日記)
※CPT(Christian Peacemaker Teams):メノナイト、クェーカー、ブレズレンなど平和を信条とする プロテスタント諸教派有志が1984年に創設した人権を守るための非暴力抵抗運動の全世界的な組織。パレスチナでは、ヘブロンを拠点に 日々の人権状況のウォッチング、非暴力仲介の活動をしている。1月のニュースレターには16歳 の少年が連行された写真も載っています。
▼CPTNewsletter
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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