【報告】1/16 福島県交渉&署名行動 ~ 因果関係の有無に関わらず、県独自の医療対策を要求
- 2015年 2月 5日
- 交流の広場
- 小山
放射能健診署名運動/全国事務局 小山です。
1月16日の福島県交渉と福島市内での行動の報告です。詳しい内容をニュースにまとめました。こちらからご覧ください。
→ http://hinankenri.blog.fc2.com/blog-entry-144.html
福島県は今も、甲状腺がんの原因が放射能だとは認めませんが、がんが多発していることは否定できず、19歳以上の人への手術・薬代など医療補償の要求に対して、「何ができるか,危機感を持って検討している」と答えました。私たちは、検討の内容は何か?県独自の医療補償をするのか?と繰り返し問いましたが、「今は言えない」「県は何をできるか検討中ということ」と、言明を避けました。
印象としては、「県民健康調査」の枠内で医大を中心に若干の制度修正を行うのかな?という感じでしたが、県も県民の健康被害と健康不安に直面して矛盾を深めています。今が運動で押せる時期だと思います。
★交渉の前後に福島駅前で「どこでも誰でも放射能健診署名」を取り組み、193筆が寄せられました。県民の声と要求を直接に感じられたことが、このたびの行動の一番の成果でした。初参加者も,県民の要求の大きさに驚き、運動の自信を深めました。
★2/8(日)13:30から、福島市内(福島市民活動サポートセンター:ちぇんば大町3階)
で「放射能から健康を守るつどい」を開催します。福島県や近隣のご友人の方に紹介してください。
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