本日(3/29)のいろいろ情報です(メール転送を含む)
- 2015年 3月 29日
- 評論・紹介・意見
- 田中一郎
(最初に,トリチウムの話はとても大事だと思いますので)
●(メール転送です) トリチウムについて(第60回 伊方ウォークの報告〈広島〉) いちろうちゃんのブログ (書いて下さっているのは広島の原田さんです)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/60-aca1.html
(昨日(3/28),脱原発1000万人アクション大集会(東新宿:新宿文化センター)で150部ばかりお配りしましたが,皆さまにはいきわたりませんでしたから,上記サイトをご覧下さい。原発とトリチウムの問題は軽く見てはいけないと思います。伊方のみならず,玄海,あるいは泊,あるいは海外の原発周辺で,小児を含む白血病の多発など,深刻な健康被害が出ています。それから,何よりも,青森県六ケ所村再処理工場,これは猛烈なトリチウムばら撒き施設で,まるで「悪魔の館」です。絶対に稼働させてはなりません。そのためにも,来る青森県の知事選挙にご注目ください)
1.甲状腺がん 放射線の影響否定 評価部会が中間報告(福島民報 2015.3.25)
https://www.minpo.jp/news/detail/2015032521754
●「県民健康調査」検討委員会 第6回「甲状腺検査評価部会」(平成27年3月24日開催) – 福島県ホームページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-b6.html
●「県民健康調査」 検討委員会・甲状腺検査評価部会について – 福島県ホームページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html
2.政府 食品の検査対象縮小(福島民報 2015.3.21)
https://www.minpo.jp/globalnews/detail/2015032001002068
●食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正 |報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000078546.html
●検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方(PDF:378KB)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109_1.pdf
(参考)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定 |報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000078557.html
(本日、原子力災害対策本部は、昨日までの検査結果等から、福島県に対し、 福島県の一部地域※で産出される27年産米 のうち、県の定める管理計画に基づかない米の出荷 制限を指示しました )
(以下はメール転送です)
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有機農業ニュースクリップ No.652 2015.03.21
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≪ 放射能汚染 ≫
■厚労省 放射能検査対象食品を縮小
厚労省は3月20日、東北・関東など17都県の放射性セシウム検査の対象品目の見直しを発表した。この見直しにより検査品目は、昨年3月の67品目から43品目へ縮小し、昨年の約6割となった。放射性セシウムをほとんど検出しなくなったキノコ・山菜を除く野菜類の検査品目はゼロとなった。今回から、茶も除外される。
検査が残った品目はキノコ類、山菜類、米、大豆、そば、蜂蜜、乳、牛肉と一部の魚類である。山菜と並んでキノコ類は、特に生シイタケは、依然として数十ベクレル台の検出が続いている。今年3月6日には、キロ当たり190ベクレルのキノコ粉末が千葉県で見つかっている。
海産魚類は14品目から6品目に減ったが、淡水魚類は1品目減って7品目にとどまっている。東京新聞が報じているように、海に比べ、拡散しにくい川や湖沼の汚染がまだ高く、淡水魚類の汚染は減少しにくい。
共同通信は、「20減り45品目・類となる」としているが、厚労省の公表した昨年と今年の「検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方」によれば、67品目から43品目に縮小している。品目見直しの詳細は対照表を参照。
【対照表】検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方
http://organic-newsclip.info/doc/150320_rad_kensa-hinmoku.pdf
・厚労省
検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方
【2015年3月版】
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109_1.pdf
【2014年3月版】
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109.pdf
・共同通信, 2015-3-20
放射性セシウム検査食品を縮小 17都県、茶など除外
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032001002068.html
・千葉県, 2015-3-6
千葉県産のきのこ粉末における基準値を超える放射性物質の 検出について
http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2015/150306kinoko.html
検査対象品目が減ったとはいえ、放射性セシウムによる汚染が無くなったわけでもなく、キノコや山菜のように高いものもあることに注意が必要だ。
汚染が減少しているのであれば、「基準値をさらに厳しく下げるべきだ」という議論がある。しかし、国が現状の基準値を見直すとすれば、基準値はさらに大きくなる可能性がある。現状の基準値は、汚染された食品だけを食べた場合(希釈率100%)の年間累積線量が1ミリシーベルトとなるように設定されている。汚染食品が少なくなったことを理由にするとすれば、希釈率を100%から70%、50%のように下げるか、累積線量を下げるかのいずれかとなる。おそらく、累積線量には触れず、「平常時」として希釈率を下げてくるのではないか。
【参考】日本からの輸入食品の検査実績(香港)
・香港食品安全センター, 2015-3-20
Daily situation update of food surveillance on food imported from Japan
(田中一郎コメント)
福島原発事故後4年が経過して,厚生労働省が定める規制値を上回るような飲食品が少なくなったのは,放射能汚染が少なくなってきたのではなくて,検査している飲食品の種類も量も少なくなったためなのかもしれません。だって,上記のように,信じがたいくらいに,検査する対象品目とその数を減らしていて,これじゃ,飲食品の放射能の汚染状況は全然わかりませんわな。安全安心キャンペーンの度合いの激しさと,検査対象の品目数及び検査数が,まさに完璧に反比例していて,まるで「食べものは放射能汚染検査をやめて,安全安心でやって行きましょう」になっています。
「安全安心キャンペーン」=「暗然暗心キャンペーン」・・・・・その根底にある魂胆は,放射能汚染隠しと被ばく無視・軽視・矮小化です。今や日本の飲食品は,加工食品まで含めてホット・スポットだらけ,中でも,東日本の太平洋側で獲れる魚介類は危険極まりなし(放射性ストロンチウム他),また,飲食品の周辺=食器(割り箸,木製おわんなど),花木,タバコ,肥料・飼料,木質燃料などなど,危険物がいっぱいです。食べて応援なんて,とてもできません。
●原発事故でのストロンチウムを大熊、双葉、飯舘で確認(福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0322/news9.html
3.#ふくしま集団疎開裁判 子ども人権裁判・親子裁判の意義について ★井戸謙一
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2015/03/blog-post_27.html
http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/2015/03/blog-post_25.html
4.テレビ朝日が「居直り」広報:とことん腐っとるぞ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00000103-sph-ent
●【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露 IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
5.「鼻血騒動を検証しない科学者たちこそ非科学的」大バッシングを受けた『美味しんぼ』著者が激白! – 速報:@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/playboy-20150319-45279/1.htm
6.
(1)日経ニュース:関電、廃炉に海外企業 アレバ・WHが応札へ(有料会員限定)
関西電力は美浜原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉で国際企業連合を組む。美浜の設備を納入した三菱重工業と欧米で廃炉経験を持つ企業を組ませて共同企業体(JV)をつくる。海外企業は入札で選ぶ計画で、仏アレバと東芝傘下の米ウエスチングハウス(WH)が応札する見通し。
国際連携で廃炉を効率的に進め、電気料金に上乗せされる廃炉費用の圧縮を狙う。
http://mxt.nikkei.com/?4_33584_1114194_1
(2)(国策の果て 岐路の原発:1)信じた発展、福島の悲しみ:朝日新聞デジタル
「あの事故」以来止まっていた原発が、今夏にも動き出そうとしています。地方に富をもたらした半面、不安や葛藤も生み出した「国策」。その行方と、人々の思いに迫ります。
http://news.asahi.com/c/aivAc3ej5Qw83za4
(3)マイナンバー法改正案 懸念拡大、広がる利用範囲、国民監視じわり(東京 2015.3.17)
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5269:150329〕
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