たんぽぽ舎から TMM:No2462
- 2015年 4月 17日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2462】
2015年4月16日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.関西電力東京支社へ集まろう 17日(金)17:30から18:15
高浜原発3,4号機運転差止決定に従え 関電は「異議申し立て」するな
規制委審査は根底から否定された「審査基準は合理性欠く」
主催:再稼働阻止全国ネットワーク(第4波) 柳田 真
★2.晴れ男も一休み、雨の中、傘、傘、揺らしての抗議行動
でも、145回は晴れ男に頼らず自分のパワーで
晴れさせたいもんです がんばるぞー \(^o^)/
4月10日第144回官邸前・国会前抗議行動報告
にしざきやよい
★3.またまた田中委員長の「ぼそぼそ」発言で非科学的決定
老朽美浜原発3号機の再稼働審査を敷地内活断層調査の
判断なきまま開始決定
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その45
木村雅英
★4.テント日誌4月10日(金)
経産省前テントひろば1308日 商業用原発停止572日
カンパで支援の皆さんに感謝 (I・K)
★5.新聞より3つ
◆規制委員長「事実誤認ある」 高浜仮処分決定に反論
「基準見直す必要ない」 (4月16日東京新聞2面より)
◆高浜原発 30キロ圏、避難に16時間 過酷事故時 規制委試算
県より5時間長く (4月16日茨城新聞より抜粋)
◆電力の東西融通 2.5倍に 20年代後半 工事費、料金転嫁へ
(4月16日東京新聞夕刊より抜粋)
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※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
4/17(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第145回
日 時:4月17日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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※4/20学習会にご参加を!
これは誤報だったのか
朝日新聞はなぜ「吉田調書」を誤報としたのか?ジャーナリズムとは何か?
講 師:山田厚史(デモクラテレビ代表)
日 時:4月20日(月)19時から21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.関西電力東京支社へ集まろう 17日(金)17:30から18:15
| 高浜原発3,4号機運転差止決定に従え 関電は「異議申し立て」するな
| 規制委審査は根底から否定された「審査基準は合理性欠く」
| 主催:再稼働阻止全国ネットワーク(第4波)
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
1.4月14日高浜原発3,4号機再稼働差し止めの仮処分が出ました。仮処分は「即時の効果」をもちます。全国各地の原発反対運動、再稼働反対運動と国民の世論(60%から80%)が、福井地裁のこの決定を実現した背景の力です。
これまでの司法が99%以上、国の原発推進の肩を持って国と電力会社の言い分を100%認めていた中で、今回の再稼働差し止めの英断をした樋口英明裁判長は、「けう」な存在だと思うが、それは4年前の2011年3・11福島大惨事以降の全国の原発反対の盛り上がりがあります。(全国各地で開かれる毎週の金曜行動や、数万人の集会やデモなどの実施)
2.関西電力本社と東京支社へみんな集まろう
関西では、関西電力本社や京都支社などへ、多くの市民が「高浜原発再稼働やめよ」と迫っています。私たちも連帯して、関西電力東京支社(富国生命ビル9F=東京、日比谷公園の前)へ集まろう。再稼働阻止全国ネットワークの4回目の行動です。
時間は、17:30から18:15までの45分間(従来の時間=30分より15分延長しています)
プラカードやノボリ旗など、私たちの声を明示したものを持ち寄ろう!
なお、関西電力東京支社への申し入れ文や要望書のある方は、17:00に富国生命ビル前に集合して下さい。
17日(金)の金曜行動に参加される方もぜひその前に、関西電力東京支社前に集まろう。
(関西電力東京支社から国会方面まで徒歩10から15分、金曜行動は18:30から開始なので時間的に間に合います)
3.原子力規制委員会の田中委員長のまき返し発言を許さない
規制委員会の基準と審査は、「大甘で合理性を欠く」と根底から否定された。規制委員会田中委員長は、さっそく「地裁決定は事実誤認がある」とまき返しています。これらの発言の根本的誤りについて、今後、私たちも勉強成果を発表していく予定です。
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┗■2.晴れ男も一休み、雨の中、傘、傘、揺らしての抗議行動
| でも、145回は晴れ男に頼らず自分のパワーで
| 晴れさせたいもんです がんばるぞー \(^o^)/
| 4月10日第144回官邸前・国会前抗議行動報告
└──── にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
桜もすっかり葉桜、肌寒い曇り空からパラパラと雨が降ってきた。今日144回は、雨と気温低下の為国会前はお休み、と連絡入る。春は何処へやら。
関電前でも傘をさしての抗議行動、なんか今日は、富国生命ビルから出てくる人が多い、外人さんの一団が出てきて、私たちにエールを送ってくれた。
通りかかる人達も、「福島事故は収束してない、事故収束もままならないのに、再稼働はありえない」とスピーチすると、こちらを注視する人が多い。
1人でも多くの人に、関心を持って欲しい、官邸前も大事だけど、あまり関心のない人々に、呼びかけることも大事、だよね。
金曜抗議に本格的に雨の降るのは久し振り、私が晴れ男と信じてるYさんが、今日はきっと来てないのだな、だって彼の姿が見えない日は、必ず天気が悪い、逆に彼が登場すると雨が止む。Yさん来ないかなぁ。ま、たまには雨の抗議行動も良いかな、諦めの早い所が私の良いところだからね。
さてさて、雨の中、ビラ撒きはなかなか難しい、湿気でビラがフニャフニャするし、傘からはみ出たトコは本格的に濡れるし、受け取る方も傘を片手に持ってのことだから、いろいろ渡されると、道にばら撒きかねない、今日はあまり無理せず、やりましょう。ビラは余ったら近所にポスティング出来るしね。
希望のエリアに着くと、あれれ、見覚えのあるノボリが、Yさんだぁ、こんなに雨の降ってるのに、Yさんは、晴れ男じゃなかったのか、イヤイヤ晴れ男にも調子の悪い事も有ろう、事にYさんは、テントの件や現地行動で多忙だし、お疲れでパワーも落ちるよね、次に期待、と、勝手に心の中で納得。近づいて行って「コンバンワ」と挨拶、Yさんは何も知らず、雨でもニコニコ。
希望のエリアは、雨にもかかわらず盛況だ、スピーチにも次々と人が立つ、私も東電、九電、関電前抗議について宣伝、関電の人間の鎖も宣伝、上手くは話せないけど場慣れして来ていい感じ。茨城在住の方が言ってたけど、「茨城でも、被曝、放射線、原発の話題は、言わない、言えない状況」だって、「自身も知り合いに農業をやってる人がいるので特にそんな人の前では、話せない」と言ってた。
こんな悲しい状況、無いよね、怒るしか無いよね、怒るしかないよ。
怒りパワーで、次はきっと晴天じゃ!!
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┗■3.またまた田中委員長の「ぼそぼそ」発言で非科学的決定
| 老朽美浜原発3号機の再稼働審査を敷地内活断層調査の判断なきまま開始決定
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その45
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
原子力規制委員会が、またまた田中委員長の「ぼそぼそ」発言から非科学的・政治的決定を行った。
去る4月8日(水)の原子力規制委員会定例会議で予定されていた6つの議題が終わったあと、田中委員長が「ちょっと私から1つ皆さんに御意見を伺いたいというか、御審議していただきたい」と話しだし、石渡委員も曖昧にすり寄った応答をして、結局次の決定をした。
「関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の新しい規制基準に基づく審査の進め方について、原子力規制委員会は8日の定例会合で、原子炉直下の断層が活断層かどうか明確な判断を下さないまま、審査を本格化させる方針を決めた」(東京新聞4月9日朝刊)。
これについては、同日午後の記者会見で、珍しく各社(日経、NHK、共同、日テレ、朝日、時事、毎日、共同)の記者が多岐に亘って鋭く詰め寄り、次の回答を引き出した。
・美浜3号機は40年廃炉を目前にしており早く審査を開始しないと延長に間に合わない(来年11月まで)
・4月6日に「美浜発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合評価会合」が行われたが、明示的に結論は出ていない
(http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/mihama_hasaitai/00000003.html)
・この日に森田安全規制管理官が、2日後の原子力規制委員会定例会議でこうした審査開始の議論が行われる可能性があることを、4名の有識者に伝えた
・この有識者会合の動画を観た田中委員長が、火曜(7日)朝に規制委定例会議に諮ることを決めた(森田発言と矛盾!)
・それで、これだけ注目される話題なのに、8日(水)の規制委までは議題に上げずに田中委員長の「ぼそぼそ」で討議開始し、決定した
この記者会見は、各社記者がもろもろの角度で続けて問題点を指摘し、まるで記者による委員長への団体交渉の様相を呈した。
田中委員長と原子力規制委員会と原子力規制庁が、関電の思惑に寄り添い、「疑わしきは安全側に」に反し、有識者の意向を確認もせずに、自分たちで決めたこと(敷地内活断層無を確認してから審査開始)を破り、かつ議題として上げずに、美浜3号審査開始を決定をしたのだ。
原子力規制委員会が原子力マフィアそのものであることを如実に示している。
よろしければ、是非記者会見をご覧いただきたい。
(http://www.nsr.go.jp/nra/kaiken/index.html 平成27年4月8日)
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┗■4.テント日誌4月10日(金)
| 経産省前テントひろば1308日 商業用原発停止572日
| カンパで支援の皆さんに感謝
└──── (I・K)
朝から曇り空で何時降りだすやらと思いながら出かけた。3時半ごろ霞ヶ関に着いた途端に降ってきた。テントの中ではKさんがチラシ組みなどの作業をしている。まだ大降りでなかったので私は傘をさしてテント前に座り込んでいた。
4時過ぎ、今日はお出でにならないのでは思っていた90歳のTさんの姿が見えたのでびっくり!7時ごろまで傘をさしてじっと座っていてくださった。脱原発への強い思いが伝わってきます。
他にも雨の中寄ってカンパしてくださる方達がいて感謝です。
5時半頃数人がたんぽぽ舎の関電前行動に合流した。そして官邸前行動に向かう。Tさんの次に高齢のM子さんも雨の中いらして、第2テントからトラメガを使って行きかう人に反原発を訴えていた。
私は外に立って寄ってくださる方にチラシを渡したりしていた。たんぽぽ舎のOさんも座ってくれ、買い物に行ったFさんが帰って来たので7時ごろ私はテントを後にした。
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┗■5.新聞より3つ
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◆規制委員長「事実誤認ある」 高浜仮処分決定に反論 「基準見直す必要ない」
関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働を認めないとした福井地裁の仮処分決定に対し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日の記者会見で「事実誤認がいくつもある」などと反論した。
田中委員長は「事実誤認」の事例として、決定文は使用済み核燃料プールを冷やす給水設備の耐震性について、比較的低いBクラスと記述していたが、正しくは最高のSクラスだと説明。想定する最大級の地震動(基準地震動)が必ずしも最大値で設定されていないとの記述については、断層が連動して動くなど不確かな要素も考慮して厳格に設定した、と反論した。
また、外部電源が断たれると原発の冷却機能が不安定になるとの記述には、非常用発電機や電源車など多様なバックアップの配備を義務づけており、冷却は問題なく続けられると説明した。
決定は原発の新しい規制基準を「合理性を欠く」などと厳しく批判したが、田中委員長は「科学的に真っ向から否定されたとは思っていない」とし、「新規制基準を見直す必要性は今のところ感じていない。決定はわれわれの審査や決定には影響がない」と述べた。 (4月16日東京新聞2面より)
◆高浜原発 30キロ圏、避難に16時間 過酷事故時 規制委試算 県より5時間長く
関西電力高浜原発(福井県)で過酷事故が起きた場合、半径30キロ圏に入る福井県、京都府の住民約18万人の避難が完了するまでに最長16時間かかるとの試算を原子力規制委員会が初めてまとめたことが15日、分かった。福井県の試算より4時間50分長かった。福井県と同様、国の参考資料に基づき算出した多くの自治体では避難時間が短くなる傾向があり、実際の避難を想定した条件で試算し直すよう求める声が上がりそうだ。
試算で大きな差が出たのは、福井県の場合、30キロ圏住民の9割しか対象でなく、30キロ圏を出る際の汚染検査を想定していないことなどが原因。
(後略) (4月16日茨城新聞より抜粋)
◆電力の東西融通 2.5倍に 20年代後半 工事費、料金転嫁へ
経済産業省は16日、東日本と西日本の間でやりとりできる電力の量を、現行の120万キロワットから300万キロワットまで2・5倍に増やす方針を電力需給検証小委員会で示した。2020年代後半の実現を目指す。やりとりに必要になる設備の増強費用は3000億円を超えるとみられ、工事費は電気料金に上乗せする見通しだ。
(中略)
経産省は、東西でやりとりできる電力量が増えれば、受け入れきれない太陽光発電を東日本に送るなど、再生可能エネルギーの受け入れ可能量も増やせるとみている。(4月16日東京新聞夕刊より抜粋)
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