鎌田慧さん「朝日の良心的な記者たちも(批判に)乗っかってる」―『いいがかり――原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』(七つ森書館)
- 2015年 5月 14日
- 評論・紹介・意見
- 渡辺勝之
NPJで、鎌田さん×梓沢さんの鼎談への書評インタビューがアップされました。
http://www.news-pj.net/movie/20282
第一部 鎌田慧さんに聞く『いいがかり――原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』(七つ森書館)
昨年5月20日の朝日新聞に掲載された「吉田調書」スクープ記事は、福島第一原発の吉田昌郎所長(当時)から政府事故調が聞き取り、秘匿されていた「吉田調書」を明るみに出した。東日本大震災で原発から九割の所員が去り、原発が制御不能状態に陥っていた事実を暴いたのである。ところが朝日新聞は一転、記事全文を取り消すに至った。
この記事取り消し事件をめぐって、先ごろ『いいがかり――原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』(七つ森書館)が刊行された。ジャーナリスト、研究者、弁護士など60人以上が寄稿し、それぞれの視点から事件を検証したドキュメントである。
本書をめぐって、編集代表の一人であるルポライターの鎌田慧さん、寄稿者の一人でNPJ代表の梓澤和幸弁護士に話を聞いた。
第二部 鎌田慧さんに聞く、沖縄・辺野古の基地建設反対運動と『反国家のちから』(七つ森書館)
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5346:150514〕
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