たんぽぽ舎から TMM:No2505
- 2015年 6月 11日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2505】
2015年6月10日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.松山市城山公園に2500人結集!
伊方原発再稼働阻止を誓う
フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会
八木健彦(伊方の家)
★2.脱原発と戦争法案反対を統一して運動する必要あり
戦争法案反対・脱原発・文化メールマガジン第92号
横井泰夫(たんぽぽ舎会員)
★3.「東電福島第一原発事故」は再稼働しようとしている原発の未来
九電東京支社(川内原発再稼働反対)、東京電力本店合同抗議行動に参加
稲村友美(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
・原発に対する武力攻撃には軍事力などでは護れない
・原発が武力攻撃を受けたら日本の土地は永久に人が住めない土地に
★5.新聞より2つ
◆福島事故の教訓に学べ IAEA理事会開幕 事務局長、各国に訴え
(6月9日茨城新聞より抜粋)
◆比較的高濃度 原発ごみ 「地下で10万年隔離」 規制委チーム要求案
(6月10日東京新聞より抜粋)
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※6/11(木)【学習会】 参加歓迎!
「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼゼミ その5」
「再確認:加圧水型原発(川内,高浜)再稼働のどこが危ないのか」
日 時:6月11日(木)19:00から21:00
講 師:田中一郎さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※文字化けがありました。訂正します。
昨日発信の【TMM:No2504】★3.メルマガ読者からイベント案内
◆7/2「福島の今を聴く会~南相馬の仮設に通う~」
正:講師:相馬 勉氏
誤:講師:相馬 ? 氏
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┗■1.松山市城山公園に2500人結集!
| 伊方原発再稼働阻止を誓う
| フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会
└──── 八木健彦(伊方の家)
規制委の審査書案が公表されて半月あまりたった6月7日(日)、「フクシマを繰り返すな!伊方原発再稼働やめよ!6・7大集会」が、「伊方原発止める会」の主催で、松山市城山公園で開催された。
当日は、福岡で「九電に川内原発再稼働のスイッチを押させない!全国集会」が開催されており、川内原発・伊方原発の連続した再稼働の嵐=西日本壊滅の危機の招来に対して、一体となって抗していく連帯した集会であった。
当日は愛媛県下はもとより(南予でも例えば宇和島市民の会はバスを仕立てて参加)、高知からはバスを仕立てて100名超の参加をはじめ、四国全県からの参加、また60km圏内に位置する大分から40名近い参加等、2500人が参加した伊方原発再稼働に対する緊迫感に溢れた集会となった。
山本コウタローのスピーチは、反原発・再稼働阻止の熱意に溢れたものであった。チェルノブイリ事故以来の反原発の思いが、3・11によって沸騰したかのよう。
前日、松山のホテルで即興で創った再稼働反対の歌も披露。「福島の避難者のふるさとを奪われた無念と避難生活の苦しさを他人事と考えてはいけない、こういう苦しさを四国の人たちに繰り返して欲しくない」という心の底からの訴えは参加者の胸に響いた。
海をこえた大分からの報告も心強いものであった。佐田岬半島西半部からの避難先にされている大分での再稼働反対の運動は愛媛を勇気づける。(既に8市町の議会で再稼働反対決議がなされている。)
そして高知での力強い運動、高松四電本店前での金曜行動・・・。斉間さんのいつもながらの心にしみるアピールのあと、「伊方原発止める会」から新たな署名運動(知事は再稼働に同意するな、公開討論会を開催せよ)の提起があり、市中デモへと繰り出していった。
コールは商店街に響き渡った。途中、よさこいを踊っていた若者集団と、高知の人たちは鳴子でエールを交換する場面も。
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┗■2.脱原発と戦争法案反対を統一して運動する必要あり
| 戦争法案反対・脱原発・文化メールマガジン第92号
└──── 横井泰夫(たんぽぽ舎会員)
≪脱原発と戦争法案(積極的平和主義とは海外に集団的自衛権により
自衛隊海外派遣)を統一して運動することで合意が進む≫
○原発は、米国が核兵器を多量に作る為、世論対策の為、原子力発電所を作る(日本以外の国では核発電所と言っている)
→すでに日本は、核発電により抽出したプルトニウムに起爆装置をつければ、数100個の核兵器が可能(潜在的核保有国)」
→自民党の多くの議員が賛成しており、戦争法案成立後は核武装を画策しつつある。
→脱原発の全国センターである「たんぽぽ舎、脱原発テント等」が統一して運動することを提唱している。「戦争法案は核武装につながる」からである。
○この間「5・31オール埼玉」「川内原発再稼働反対大集合」「連日の国会前集会」「各地集会」「沖縄大集会」等の参加合計は約10万人になっています。
「戦争法案反対・脱原発」の一点での大運動は急速に進みつつあります。
≪当地4市(朝霞、新座、志木、和光)での運動についての提案≫
「さよなら原発4市連絡会」「脱原発、0会」「九条の会」「年金者組合・土建有志」等での駅頭宣伝、パレード、学習会の実施。とりわけ早期に不特定多数への方々への駅頭宣伝は、大切です。
やれる団体が実施し、他の団体の方々も参加いただく。(先日の朝霞台駅頭宣伝は1時間で140枚のチラシ、104筆署名と今までにない反響)
毎週木曜日、国会前集会にお誘い合わせの上、ご参加を。
(衆議院第2議員会館前18時30分より~)
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┗■3.「東電福島第一原発事故」は再稼働しようとしている原発の未来
| 九電東京支社(川内原発再稼働反対)、東京電力本店合同抗議行動に参加
└──── 稲村友美(たんぽぽ舎ボランティア)
◯ 2015年6月3日、九州電力東京支社へ川内原発再稼働抗議行動と東京電力本店合同抗議に参加しました。
九州電力東京支社前(有楽町電気ビル)で川内原発1,2号機運転再開に反対する行動に昨年8月6日から今年にかけて数回参加しました。
有楽町駅のすぐ近くでもあり、とても人通りが多い広い歩道の端にそれぞれの反原発団体の人達が一列に並び原発に反対する横断幕やのぼり旗を広げ、九州電力東京支社前で抗議行動を行っていますが、見慣れた風景ではあるがその周辺をほとんどの人は足早に通り過ぎていきます。
抗議中訴える人がマイクを握って直接外から屋内にいる九州電力社員に抗議しているからそれは当たり前のことではあるが、忙しい通行人にももちろん訴えている。
◯ この日は特に5月29日に発生した鹿児島県口永良部島の新岳が巨大噴火した直後の九州電力川内原発の再稼働への抗議行動でもあった。その8日前は鹿児島県鹿児島市の桜島が爆発的噴火をしている。現在の桜島の火山活動は将来、巨大噴火の影響がある場合、九州電力川内原発に直接の脅威となる可能性が高い。高濃度の火砕流が薩摩川内市まで拡散すれば周辺住民は火砕流に含まれる溶岩によるやけどや、火山ガスが拡散する前に避難しなければならないが、川内原発の中央制御室では冷却操作するために九州電力社員その他の原発作業員はその危険な場所で作業を強いられる。
火山噴火発生時に炉心冷却喪失事故になってしまったとしても発電停止中であれば原子炉内に核燃料が装てんされていないか、もしくは発電停止から期間が経っていれば使用済み燃料集合体から放出される核分裂生成物の崩壊熱は低減していると思われるので冷却の回復まで時間余裕があるが(すぐに炉心・使用済み燃料プール内の核燃料溶融事故には至らない)、発電中または発電停止直後である場合、短い半減期の核分裂生成物の崩壊熱であっという間に原子炉圧力容器内部の冷却水は高温、高圧になってしまう。
◯ 東日本大震災が発生した当時、炉心冷却喪失事故により東京電力福島第一原発1,2,3号機は発電中であったため原子炉内の核燃料は崩壊熱で溶融しそれが爆発となり超大量の核分裂生成物を環境中に放出することになってしまった。
◯ 東京電力福島第一原発事故の教訓は、原子力発電所が稼働している場合、地震・津波・火山噴火などの自然災害による環境要因だけでなく、作業員の定期検査もれ、交換が不可能な経年劣化の装置、機器、配管の損傷、故障による原子炉冷却システムの停止で炉心冷却喪失事故によりいつでも東京電力福島第一原発事故を繰り返すことが可能で、繰り返さないためには、原発は停止しておく=ウラン235やプルトニウム239の核分裂連鎖反応時の熱と短い半減期の核分裂生成物の崩壊熱を作り出さないということだけだと考えます。
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┗■4.『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
| ・原発に対する武力攻撃には軍事力などでは護れない
| ・原発が武力攻撃を受けたら日本の土地は永久に人が住めない土地に
└──── たんぽぽ舎
たんぽぽ舎扱い「小冊子」の紹介
『原発を並べて自衛戦争はできない』-原発と憲法の関係-
目次の紹介
◎原発の特徴 ◎平和の下での原発の安全性
◎武力攻撃は設計条件に入っていない
◎武力攻撃下の原子炉の安全性 ◎武力攻撃下の使用済み燃料の安全性
◎武力攻撃の可能性 ◎憲法論議との関係
著者:山田太郎氏(原発技術者)
最後の15頁より一部抜粋
『… いよいよ、私の文章は終わりである。ここまで読んでくれた読者に感謝するとともに、最後に、次のことをおぼえておいてくださり、できれば、あなた自身の言葉で、身近な人々に伝えて下さることを期待したい。』
A.原発に対する武力攻撃には、軍事力などでは護れないこと。したがって、日本の海岸に並んだ原発は、仮想敵(国)が引き金を握った核兵器であること。
B.一たび原発が武力攻撃を受けたら、日本の土地は永久に人が住めない土地になり、再び人が住めるように戻る可能性が無いこと。
やまだたろう/原発技術者
発行日 2011年8月31日
※A5判15頁の読みやすい冊子 1冊50円(20冊まで送料100円)
ご注文・お問い合わせは…たんぽぽ舎 03-3238-9035 又はメールで。
50冊以上、お求めの場合は送料無料とさせて頂きます。
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┗■5.新聞より2つ
◆福島事故の教訓に学べ IAEA理事会開幕 事務局長、各国に訴え
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が8日、始まった。天野之弥事務局長は冒頭演説で、IAEAの東京電力福島第一原発事故の最終報告書に触れ「心を開いて経験から学ぶことが原発の安全文化向上の鍵」と、各国に教訓を生かし安全強化に務めるよう訴えた。(中略)
IAEAは5月14日に第一原発事故の最終報告書の要約版約240頁を加盟国に配布。原発は安全との思い込みが日本に広がっており、津波などの対策のほか、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判。(後略)
(6月9日茨城新聞より抜粋)
◆比較的高濃度 原発ごみ 「地下で10万年隔離」 規制委チーム要求案
原発から出る放射性廃棄物の処分基準を議論する原子力規制委員会の検討チーム会合が9日開かれ、放射性レベルが比較的高い廃棄物の処分地について、地下に埋めてから10万年間、土地の隆起などを考慮しても一定の深さが保たれることを要求すべきだとの案を規制委事務局の原子力規制庁が示した。外部有識者から大きな異論はなかった。
具体的な深さは今後検討するとした。また濃度基準については、10万年後に土地の隆起や浸食で仮に廃棄物が地表付近に出てきた場合でも、周辺住民が受ける被ばく線量が年間20ミリシーベルト以下となることを求める案も示した。これを超える濃度の廃棄物は別の処分法を検討する。
(6月10日東京新聞より抜粋)
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