6月21日(日)14時・千駄ヶ谷区民会館で反戦実の政治集会
- 2015年 6月 21日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
201569月21日 連帯・共同ニュース
6月21日(日)14時・千駄ヶ谷区民会館で反戦実の政治集会です
■ 国会周辺は連日いろんな形の政治的意思表示や行動が展開されています。いわずと知れた安
倍内閣の戦争法案に反対するためです。その規模や力という意味ではまだまだの感がありますが、人々の怒りと行動は段々と広がってきています。今国会の会期は6月24日(水)までですが、政府与党は大幅な会期延長を目論んでおり、一説には9月までの延長が語られています。反対運動をする連帳を時間の中で疲れさせるということでしょうが、結果は彼らの思惑通りにはいかないでしよう。逆に、この暑さの中で闘いは広がり深まり行くことになるのだとおもいます。6月18日には国会前で瀬戸内寂聴さんは次のように発言しています。「もしものことがあっても、ここで死んでもいい、と思って療養中の京都から来ました。93歳ですが、居ても立ってもいられない気持ちになって、おととい誰にも相談せずに決めてきのう上京しました。東京に来るのは一年ぶりです。このまま、安倍政治が続けば必ず戦争になります。今は昭和16年、17年当時の状況に似ています。この法案は止めなければなりません」。瀬戸内寂聴さんの怒りを間近で感じました」。(6月18日金平茂紀さん投稿のFACEBOOKから)。この発言は大変な反響を呼んでいますが、一点の火花となって広がりゆくものと思われます。
■ ことの始まりは昨年の憲法解釈変更の閣議決定です。このことはあらためて説明を要しないものだと思いますが、日本が戦後の国是としてきた海外での戦争行為(戦闘行為)を変更することであす。自衛隊を海外派兵し、戦争行為を演じることです。ベトナム戦争からアフガン・イラク戦争まではぎりぎりのところで派兵はできませんでした。ベトナム戦争時は国民の反対も強く、アメリカの要請に応じようとして政府の行為は押しとどめられました。アフガン・イラク戦争ではいささか詭弁くさいところもありましたが、非戦闘地域の派遣ということでした。こんどは海外の戦場に向かい、そこでの戦闘行為を展開することになるのでしよう。何故、今、という疑問に対して政府は「わが国の存立が脅かされる事態」が予測されるからといいます。これは世界情勢が緊迫して、そうした事態が予測されるからではありません。逆に自衛隊の海外での戦争のために作られたもので、政府の解釈でどうにでもなるものです。
■ 9条改憲阻止の会の面々は反戦実行委の皆さんと国会周辺での座り込み闘争などを5月の段階からやってきました。6月24日(水)の会期延長の攻防から次の段階まで闘いを展望し、戦線を構築します。「安倍たおせ!6.21 全国総決起集会」に結集しよう!
2015年6月21日(日)14時~
集会千駄ヶ谷区民会館(東京・原宿駅下車8分)
16時半 デモ出発
9条改憲阻止の会 運営委員会 行動プロジェクト
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