【要申込】公開勉強会「コンゴ民主共和国における紛争鉱物採掘と環境保護の現状」
- 2015年 8月 6日
- 催し物案内
- 紅林進
【公開勉強会】コンゴ民主共和国における紛争鉱物採掘と環境保護の現状
~米国ドッド・フランク法から5年を振り返る~ (PARC主催)
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/150807.html
【報告者】オーガスティン・K・バサボセ氏
コンゴ民主共和国(DRC)出身。DRC北東部の村々で自立支援活動や環境教育活動を行う現地NGOポレポレ財団(POPOF)などで20年以上も現地でゴリラ保護活動の中心人物として活動。2005年に京都大学にて動物学博士号を取得後、国際ゴリラ
保全計画のDRC代表として2012年まで活動。国際自然保全連合(IUCN)大型類人猿専門家グループにも2005年より参加。
【日時】2015年8月7日(金) 19:00~21:00
【場所】PARC自由学校 2F教室
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル
地下鉄都営新宿線「小川町」、丸ノ内線「淡路町」、千代田線「新御茶ノ水」A5出口から徒歩2分、JR「お茶の水」聖橋口から徒歩6分
http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
【参加費】PARC会員/2015年度自由学校受講生:無料/一般 1000円
【申し込み】下記フォームに入力いただくか、メール、電話にてお名前、申込人数をご連絡ください。
http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html
コンゴ民主共和国北東部は金、タンタル、タングステンなどの希少鉱物の採掘地でありながら、そのことによって紛争が長期化している地域です。
そして、紛争は人びとの安全を脅かすだけでなく、ゴリラなどの絶滅危惧種の生態系にも深刻な影響を及ぼしています。それだけでなく、紛争下では十分な保全活動を行うのも困難であり、同地域ではまさに紛争の長期化が最大の環境破壊の要因になっています。
一方で、タンタルは家電製品の小型化には欠かせないレアメタルであり、私たちが日々利用している携帯電話、スマートフォンにはなくてはならない鉱物です。
こうした世界のタンタル需要がコンゴ民主共和国の紛争の長期化につながり、地域住民の苦難と環境破壊につながってきたのです。
そこで、米国・EUではコンゴにおける紛争に加担しない鉱物調達を企業に求める法律を制定し、事態の解決を目指してきましたが、その成果は出ているのでしょうか?
米国がドッド・フランク金融規制改革法の中で紛争鉱物の法規制を導入してから5年。
紛争にも負けずに、20年以上も現地でゴリラの保全活動に関わってきた霊長類研究者のオーガスティン・バサボセ氏を招き、現地での紛争や、環境保全活動の現状について報告いただきます。
【主催】
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL:03-5209-3455 / FAX:03-5209-3453
E-mail:office[at]parc-jp.org [at]を@に代えてください。
【協力】
エシカルケータイキャンペーン実行委員会
http://www.ethical-keitai.net/
※この勉強会は独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催いたします。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。