もっかい事故調シンポジウム開催のお知らせ
- 2015年 10月 9日
- 催し物案内
- 澤井正子
ドイツから原子力問題の専門家、C.ピストナーさんが来日され、
もっかい事故調と下記シンポジウムを開催いたします。
どうぞふるってご参加ください。以下【転送・転載歓迎】いたします。
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(フライアーは下記アドレスからダウンロードできます。)
http://www.cnic.jp/6678
パネルディスカッション
「フクシマ大惨事からドイツは何を学んだか、日本は何を学んだか」
2015年10月23日(金)
15:00〜18:30
衆議院第一議員会館・国際会議場
独-日逐次通訳つき
資料代:500円
■パネリスト
【クリストフ・ピストナー(ドイツ、エコ研究所)】
ドイツ・ダルムシュタット工科大で物理学の博士号を取得。「科学・技術とセ キュリティ(IANUS)」グループの研究員として核問題を研究したのち、2005年3 月から環境シンクタンクのエコ研究所(Oeko-Institut : http://www.oeko.de) の原子力工学・施設安全部門に所属。原子力発電の規制基準、欧州連合ストレステ スト、システム分析に関する問題に詳しい。ドイツ連邦政府環境原子力安全産業省 (BMUB)のもとにある原子炉安全委員会(RSK)の委員をつとめている。
【佐藤暁(もっかい事故調)】
原子力情報コンサルタント。2002年までジェネラルエレクトリック社勤務。元国 会事故調サポートメンバー。現在、新潟県技術委員をつとめている。世界中の原子 力問題に詳しく、現場の事情から事故シナリオ策定に関する確率論的リスク評価、 避難計画策定にいたるまで通じ、とくに欧米の技術情報に強い。講演会に、原稿執 筆にと市民の求めに応じて全国を飛び回っている。
福島第一原発事故が起きると、間をおかずに運転中の原発のうち8 基の廃炉を 決め、推進に傾きかけていた原発政策を規定路線の脱原発に引き戻し、2022年まで の早期脱原発完了を目指すドイツ。一方、事故後、いったんは国内の全原発を停止 させたものの、ふたたび原発推進へと舵を切り、“世界一厳しい”新規制基準を根拠 に、はやばやと再稼働を始めてしまった事故当事国、日本。
ドイツが、そして日本が、福島の原発事故から学んだ教訓とはなんだったのだろ うか。そして、これから学ぶべき教訓とはなんだろうか。
この重要な問題について、原子炉安全問題の専門家、ドイツ・エコ研究所クリス トフ・ピストナー博士と、元GE技術者で国内外の原発の安全問題に詳しい佐藤暁 氏をパネリストに迎え、原子炉の立地基準、規制基準、事故シナリオ想定、シビアア クシデント対策、ストレステストの意味、テロや航空機衝突の防護対策、脱原発と 自然エネルギー、放射性廃棄物処理、などなど、必然的に浮かび上がる、ドイツと 日本、それぞれが抱えるさまざまな問題・課題について、会場の全員で討論する。
主催:ドイツ・エコ研究所+もっかい事故調(代表世話人:田中三彦)
【問い合わせ先】
090-4422-5394(原子力資料情報室・澤井)
mokkai.jikocho@gmail.com
※もっかい事故調
国会事故調で事故原因調査を担当したメンバー(元委員、元協力調査員)の有志 が集い、事故調査を継続している。
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