正攻法か現実路線か?《改訂版第5楽章》②日本未来史観 首都圏会議とインターネット連携(情報制圧の道筋としての第4権力革命)SF知性化戦争の顛末
- 2015年 10月 20日
- 交流の広場
- 武田明
(前半)一愛読者提案
田中一郎さんのTPP動画見ました。どんどん広報しなくてはなりませんね。
この辺で本気で政治を変えてみましょう。
序説 年内にできる事、意思決定論と組織社会論的展開
ちきゅう座の位置付け
何についての位置付けであるのか?
まずは、明確なる政治経済学的意志表示を持っている植草一秀氏のオールジャパンに対しての位置付けである。
共闘連携するのか?または、一人一党派のアソシエーションであり続けるのか?
無政府主義状態では戦えない。
しかし、安倍政治、更には、首のすげ替えだけのポスト安倍政治自民党ファッショ安保法制に対抗する野党共闘が叫ばれる中、何らの政治的意志表示を示さずにある事は、民主党維新同様の裏切りにも等しい。
橋下的裏切り安倍内通ファッショである。裏切り者を叩き出せ。
第二自民党、御用組合、準保守である立ち位置を脱する論理構造をちきゅう座が示す事、または、リードする事が出来るのか、この問題意識である。
位置付けは、明確なる意思表示によって決定される。
一人一党派、個人的に批判するだけであるなら、解釈にとどまり、何ら、政治的でも実践的でもないのだ。
全体主義を恐れるあまり、組織論を持たないのだとしたなら、何の学問であるか?学究であり何の社会主義経済学研究であるのか?
オールジャパン自身もまだ、政党未満である。しかし、政治的意志表示、圧力団体としての文化人一揆の体裁を整えつつある。
野党共闘的に、ちきゅう座としても批評するだけではない、実践へと駒を進めなくてはならないはずである。
窮地に立っているのは、われらであり、日本の待った無しの安保法制やら原発行政、そして、辺野古基地である。
何故、民主主義的に、多数派を形成して、99%のウォール街包囲せよ側としてその展開に民衆を結集できずにあるのだろうか?
1.正攻法か現実路線か
少し遡って、18日の書き出しから。
日本が押し潰されつつあるのにどうする事も出来ない。
財政赤字、既得権益からの原発再稼働、アメリカ圧力からの辺野古基地。
押し潰しつつあるのは、象徴天皇財閥か政治家自民党か。
それとも立ち上がらない、立ち上がる知性も自由も持たない持たされていない若者であるのか?
いよいよ日本そのものの終焉も近いのだろうか。
昨日(10月17日)の一兆円の身代金は、そんなドラマ。
嘆願ブログ状態の僕としても阿修羅掲示板、オールズちきゅう座としてもいつ川島なおみさんの様に癌宣告を受けるかわからないのであり、既に、これについても、黒澤明が、『生きる』にて描き出しているシュチュエーションである。
白血病の少女が、短い命を懸命に生きる、青春を無駄にしてはいけない中学生用の教材でも扱われて来たが、全く、日本の資本主義状況では効果がない絶望の繰り返しとなっているのだろうか?
ミステリードラマとしては何ら新しい要素もない。
新幹線大爆破があり、動脈列島があり、野生の証明、テロリストのパラソル、社会派ハードボイルドの現代的行き詰まりをいよいよ淡白に描き出し、通り過ぎてしまった一編である。
パターン化されてしまっていてもはや抑揚も生気もなくなってしまっているのはどうしたら良いものか。
しかし、正攻法の「革命係」。サスペンスの手法である。
歌舞伎者の様にわかりやすくが、大衆ミステリー基本となっているのだろう。
マルクス主義の戯画化。
レーニンから藤子不二雄の『毛沢東伝』へ。
1-2 日本の何を信じたら良いのか?
読売新聞社と原発。
首都圏の情報タブーと大阪朝日のローカルテレビ。
1-3 正攻法から現実路線分析へ。
落選運動の戦略【4】を読む
落選運動としては、消極的方法よりも、本来は、積極的に強力な候補を立てていくのが良いのだけれども、そこへ辿り着けずにある問題点がある。
巨大メディアが、独占資本のCM主義の配下にあり、NHKも指摘されているとおりの有り様である。
夏の参議院選挙、安倍では勝てないと保守は、思うと首のすげ替えをしてくる可能性もある故のポスト安倍にらみの指摘となっているのだろうか?
橋下さえ完全に左派リベラルからは、安倍の内通者であり、傀儡でしかないと見透かされているのだが、世間的に大衆的には、まだまだそのポピリズム知名度に、踊らされたいとする者が、多数派であるのだろうか?
「政権交代を中心テーマとした方がよい」
「メイドカフェや風俗しか興味がないような人々も有権者だ」
「誰がご主人様か嗅ぎ分ける条件反射の能力は鋭い」
「憲法とか人権とか考えず同調圧力だけで動いている」
「過去の選挙の分析によると、低所得者層の支持政党は今や公明党であり、共産党ではない」
「自民・公明に投票していない人同士が話しても金と時間の無駄だ。」
何故、これほどまでに、論理的ではなく、動物的な国民へと貶める教育体制が、実現され、そして、原発によって国土を、そして、財政赤字によって、政治を破滅の淵へと追いやる「今だけ、金だけ、自分だけ」体制のエゴイズム下僕主義の地獄図を産み出して、平気で、いられるのだろうか?
目も覆いたくなる腐臭の中で、亡霊のように生き続ける日本の姿である。
良心的保守を割る事が出来ないだろうか?
かつての民主党政権革命は、その様に生まれている。
小選挙区制は、逆に考えるなら政権交代を可能にもしている。
割る為の理論武装と結束が、必要である。
それは、簡単に言うとオールジャパンとちきゅう座連携から取りまとめていくべき方向性の事ではないかと僕は、考える。
何故、低所得者層は、公明党を支持するのだろうか?
分析が必要である。安倍自身が、統一教会、日本会議、神道宗教シンパであるのだから霊感商法、オレオレ詐欺なんでも良いと言う国民性へ堕落しているという事なのだろうか?
世紀末黙示録の政治をどうするかの問題意識であり、知性と良識・良心を取り戻す戦いに他ならない。
まさに、金の亡者、餓鬼道に堕ちた日本の姿に対し鏡を見せてやらねばならない、抜きん出た知性としての説得力を磨く為のちきゅう座であるはずであろうからである。
TPP地獄が、始まりつつある。
「例えば、芸能人などはどうだろうか。」
日本のバラエティ番組は、死滅番組で、辛うじて、池上彰のみが、日本の救いでしかない。
たけしゾンビAKBゾンビ化に対して、
「一兆円の身代金」的方向性の拡大、黒澤明天皇的監督、製作、良心的企業スポンサーの結集として、対抗軸を鮮明にして行くしかない。
本物のアート、芸術家、そして、学校、企業を対抗して育てる。
山本太郎氏一人、石田純一氏一人ではどうにもできない、干されるだけでしかない。末期的日本の破滅戦争、ファッショ段階に差し掛かっているのだから連帯・共闘、時期を逃してはならないのである。
2.首都圏会議、集団指導体制としての読本=教本(第2独立憲法宣言)
国民求む。
知性化憲法、法哲学から日本独立宣言。
具体的で唯物論的なる実践。
植草一秀氏、古賀茂明氏(フォーラム4)を交えたちきゅう座宣言、首都圏会議宣言本は、可能であるのか?
佐藤優、池上彰氏にもコメント連携を依頼できるのか?
日本革命会議の立ち上げを。
僕としては、年内に、共同告発本、ちきゅう座宣言として、政治実践射程としての編集会議を立ち上げるべきであると考えている。
オールジャパン総決起大会は、2時間であったが、現代史研究会でも、13時から17時(4時間)枠、連続会議としてインターネット声明より、討議として、余すところなく徹底討論しつつ、編集し、年内に本を出す事。
原発問題、TPP、戦争安保法制、そのおぞましさの告発、共同声明本とする事を言論弾圧して来られるのか?
更に、インターネットから巨大メディア30分枠でもスポンサーを見つけ出す事が可能か?
朝まで生テレビジャックが、手っ取り早いのであるが、正攻法と現実路線としての誠意、説得力を磨きながら、どこまで通用するのか?
日本人の良心に届けられるのか?
知性と歴史観を戦わせる真の民主主義が、実現可能であるのか?それを試してみる価値はあるのではないだろうか?
外交的にも中国やロシア、遠くは、キューバ支援対話として、蜜として行く土壌は、整っている現在進行形であり、遅かれ早かれ、アメリカの限界は、見えて来ているのである。
損得勘定でも情報戦に乗り遅れてはならない。
第二次世界大戦の二の前となるだけである事を説明するばかりではないのだろうか?
後は、広報上の問題であり、日本の巨大メディア独占を氷山の一角でも切り崩せるのかの戦いである現状であり、テレビにたどり着く前に、共同声明宣言本を出すくらいまでなら年内に可能なのではないだろうか?
本気で、政治改革を急がねば日本の2度目の破滅は避けられない状況に来ているのだ。
必死で、野党共闘、共和制の基盤作りを急がねばならない。
明日の後半へ続く。
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