辺野古埋め立て、両者の対立は続く
- 2015年 10月 30日
- 交流の広場
- 池田龍夫
沖縄米軍普天間飛行場の辺野古移設につき10月28日、国は名護市沖の埋め立てるための届けを翁長雄志知事に提出。また同日、県知事が行った埋め立ての取り消しを是正するよう勧告する文書を送った。
国の届けによると、着工予定日が10月29日、完工予定日が2020年10月末になっているが、国の強行策に県側の反発は強い。翁長知事は勧告に応じない方針で、混乱はいぜん続いている。その場合、国は代執行に向けた訴訟に持ち込むという
菅義偉官房長官は「自然環境や住民の生活改善最大限配慮して、辺野古移設を進める」といぜん強気だが、両者寄りの見通しはなく、混迷を深めている。
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