篠原孝さんに聞く 「安倍政権路線への対抗軸をどう構築するのか」 ―― 民主党内部の政治潮流と野党共闘の方向 ――
- 2015年 11月 1日
- 催し物案内
- 遊子会
安倍政権は、デフレ脱却から始まった「日本再興戦略」(アベノミクスから新アベノミクスへの経済成長化戦略)による貧富・格差の一層の拡大に結実する経済政策に加え、「戦争を可能とする」外交・軍事路線を法制化し、危険な道を歩みだしている。
こうした安倍路線に、「反原発再稼働」「反戦争法案」「反TPP」「沖縄辺野古基地反対」などの国民運動は起きているが、国政レベルでは、野党と自民内部の反対勢力弱体化でやりたい放題、最高議決機関であるはずの国会さえ開けないという状態が現出されている。共産党は、反安倍政権の新しい方向を打ち出し野党共闘を目指しているが、その進展はまだまだという状況である。そこで、民主党の篠原孝氏(長野1区当選5回、大畠グループ)をお招きして「安倍政権路線(安保・憲法、TPP、原発、地方の活性化と経済)への対抗軸をどう構築するのか―民主党内部の政治潮流と野党共闘の方向―」というテーマで講演を聞くこととした。
ぜひ参加をすすめたい。
・ 日時=11月30日(月)17:30~19:30
・ 場所=自治労会館2階A会議室(千代田区六番町1☎03-3263-3739)http://www.jichirokaikan.jp/access.html
(JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷駅」より徒歩5分。または、JR・東京メトロ「四ツ谷駅」より徒歩7分)
篠原氏プロフィル=京大法卒。農林水産省に入省。本省勤務、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部参事官、農水省農林水産政策研究所所長。日本で初めてフードマイレージの概念を提唱した。2003年、衆院選に長野1区から出馬以降5選、農家への戸別所得補償制度の立案に携わる。2010年、菅内閣で農林水産副大臣。民主党副幹事長。反原発・反TPPを強力に推進。2012年消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決では、党の賛成方針に反して投票を棄権。2015年の民主党代表選挙では、立候補に意欲を示したが、リベラル系の候補を一本化するため長妻昭を支持。党内では農政通で知られ「小的日本農業」論者。
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