たんぽぽ舎から TMM:No2628
- 2015年 11月 3日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2628】
2015年11月2日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「避難の権利」が保障される社会をめざして
「避難の権利」を求める避難当事者でつながり
5つの重点課題(移住保養、住宅保障、健康医療、
実態調査、ネットワーキング)に取り組む
10/29「避難の権利」を求める全国避難者の会設立記念集会
京都山城より、うのさえこ
★2.住民に被ばくを強要する田中委員長
~生涯1000ミリシーベルトを押付けるな~
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その71
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/28-29第7回「三鷹いのちと平和映画祭」のご案内
『うまれる ずっと、いっしょ。』『FOUR YEARS ON(あれから4年)』
『小さき声のカノン-選択する人々』
会場:癒しと創造のスペース「沙羅舎」
★4.新聞より3つ
◆「伊方再稼働阻止へ抗議継続」 八幡浜で全国団体相談会
(11月1日愛媛新聞ON LINE)
◆知事再稼働合意に抗議 松山で反対集会、デモも 伊方原発
(11月2日東京新聞2面より)
◆原発再稼働で地元に交付金 経産省、同意促すアメ
(11月1日東京新聞2面より)
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※11月4日(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.第16回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議
日 時:11月4日(水)17時30分より18時30分
場 所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
主 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
2.第26回東京電力本店合同抗議行動
東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:11月4日(水)19時より20時
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
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┗■1.「避難の権利」が保障される社会をめざして
| 「避難の権利」を求める避難当事者でつながり
| 5つの重点課題(移住保養、住宅保障、健康医療、
| 実態調査、ネットワーキング)に取り組む
| 10/29「避難の権利」を求める全国避難者の会設立記念集会
└──── 京都山城より、うのさえこ
去る10月29日(木)、参議院議員会館101会議室にて、「避難の権利」を求める全国避
難者の会設立記念集会を、予想も定員も上回る約140人の方々に各地からご参集いただ
き、盛会のうちに開催することができました。
心より、御礼申し上げます。
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設立記念集会 つながろう!はじめの一歩 ~たしかめあおう足跡、そして未来へ~
◎司会:長谷川克己(郡山市より静岡県へ避難)
井上美和子(南相馬市より京都府へ避難)
オープニング:スライドショー
◎設立あいさつ 共同代表 宇野朗子(福島市より京都府へ避難)
◎設立趣旨の説明と役員の紹介
共同代表 中手聖一(福島市より北海道へ避難)
◎リレートーク「知り合うことからはじめよう!」
福島県伊達市より北海道へ避難、宍戸俊則さん
東京都大田区より石川県へ避難、奈良井伸子さん
福島県大熊町より新潟県へ避難、大賀あや子さん
福島県いわき市より埼玉県へ避難、河井かおりさん
福島県大玉村から神奈川県へ避難、鹿目久美さん
福島県郡山市から大阪府へ避難、森松明希子さん
東京都より福岡県へ避難、亀山ののこさん
東京都よりニュージーランドへ避難、安積宇宙さん
◎『原発避難白書』編集から見えてきた避難者の現状
弁護士 福田健治さん
◎ディスカッション「はじめの一歩」
◎おわりの言葉 福島県田村市より京都府へ避難 鈴木絹江さん
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おひとりおひとり、大変貴重な、心揺さぶられるお話でした。
スピーカーの皆様、ありがとうございました。
アーカイブ映像を見ることができますので、ぜひ、ご覧ください。
アワプラネットTV < http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1996 >
UPLAN https://www.youtube.com/watch?v=yZuDg1xD3c4
後半のグループディスカッションは、大変限られた時間でしたが、「今、私たち避
難者に必要なことは何か?」をテーマに、密度の濃い話し合いとなりました。
各地の避難者の皆様、支援者の皆様、各地で避難者や被害者の裁判を担当して下さっ
ている弁護士の皆様、超党派の国会議員の皆様、議員秘書の皆様、多数の報道関係者の
皆様、私たちの記念すべき船出をともに共有していただき、ありがとうございました。
また、メッセージをお寄せくださった避難者の皆様、中継をご覧いただいていた皆様
にも、お礼申し上げます。
この会は、すべてゼロからのスタートとなります。
「避難の権利」が保障される社会をめざして、避難区域内外を問わず、避難元を問
わず、また、避難先から帰還された方も含めて、多くの「避難の権利」を求める避難当
事者でつながり、「避難の権利」を必要とする地域の居住者とも協力しながら、5つの重
点課題(移住保養、住宅保障、健康医療、実態調査、ネットワーキング)に取り組んで
いきます。
◎次回集会は、12月12日(土)京都市での開催となります。
詳細はウェブサイトでお知らせいたします。
ひとりひとりの小さな力を合わせて、「避難の権利」保障を実現し、未来世代へと手
渡していきましょう。
皆様の集会ご参加、ご入会、ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
「避難の権利」を求める全国避難者の会 共同代表 中手聖一・宇野朗子
公式ウェブサイト: http://hinannokenri.com
メールアドレス: hinannokenri@gmail.com
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┗■2.住民に被ばくを強要する田中委員長
| ~生涯1000ミリシーベルトを押付けるな~
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その71
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
10月中下旬に田中委員長が福島県の14市町村の首長と話しをして回ったが、南相
馬で安全基準について問われた時に、国際的には生涯1000mSvという基準がある、と答
えたそうだ。(10月28日原子力規制委員会記者会見、アワープラネットTV白石さんの
質問: http://www.nsr.go.jp/data/000128086.pdf のP.4-5)
佐藤規制企画課長も「実際にICRPからの勧告も生涯1000mSv」と言及している。
これはひどい話だ。理由を列記する。
1.国際放射線防護委員会ICRPは民間国際学術組織でアルベール・シュバイツァー
以来多くの人が基準が甘すぎると批判している
2.ICRPの勧告は次のとおり
長期間では1mSv/年で参考レベルとして1~20mSv/年。
緊急時には最も高い計画的な被ばく限度として20~100mSv/年の範囲で参考レベルを
設定。
3.10月20日に厚生労働省が福島第一原発事故後の作業で被ばくした後に白血病になっ
た元作業人に労災認定したが、その男性の累積被ばく線量は19.8mSvで、白血病認定基
準は年5mSv。
放射能は、細胞分裂で重要なDNAや染色体を傷つけるため、低線量でも被ばくリ
スクが存在し続け、しきい値はない(「直線、しきい値なし」モデル)が世界の常識。
また、例えば濱岡豊「長期低線量被曝研究からの知見・課題と再分析」(岩波科学10
月号)においても、比較的新しい12の研究で「放射線と癌死もしくは発症に有意な正の
関係が検出」され、線形モデルが支持され、長期低線量被爆の影響が検出されている。
にも拘らず、田中委員長は生涯1000mSvを持ち出して、年間20mSv(50年間で約1000m
Sv)の地域に住民を帰還させようとしているのだ。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆11/28-29第7回「三鷹いのちと平和映画祭」のご案内
日程:2015年11月28日(土)と29日(日)
会場:癒しと創造のスペース「沙羅舎」B1舞遊空間
(三鷹駅南口より徒歩6分)Tel.0422-41-8617
◎28日(土)開場14:30/開演15:00~(18:00頃終演予定)
『うまれる ずっと、いっしょ。』(15:00~17:05)
<監督:豪田トモ/123分>
閉会・歓談(17:05~18:00)
◎29日(日)開場9:30/開演10:00~(18:00頃終演のち懇親会)
『うまれる ずっと、いっしょ。』
<監督:豪田トモ/123分>内容は28日に同じ
『FOUR YEARS ON(あれから4年)』
<監督:早川由美子/21分>早川監督を囲んで
『小さき声のカノン-選択する人々』
<監督:鎌仲ひとみ/119分>
小さき声のカノン製作スタッフを囲んで
お問い合わせ:三鷹いのちと平和カツドウ <事務局>
Mail: info@mitakaff.com Tel: 0422-47-6639(やさい村)
公式サイト:http://www.mitakaff.com/
FB:http://www.facebook.com/mitakaff
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┗■4.新聞より3つ
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◆「伊方再稼働阻止へ抗議継続」 八幡浜で全国団体相談会
脱原発を訴える「再稼働阻止全国ネットワーク」(東京)の全国相談会・交流会が
31日、愛媛県八幡浜市内であり、地元同意の手続きを終えた四国電力伊方原発3号機
(伊方町)の再稼働をさせないよう抗議行動を継続する方針などを確認した。
ネットワークは全国16カ所の市民団体などで構成。31日は北海道や鹿児島など各地
から約150人が集まった。
愛媛からは「伊方原発をとめる会」の草薙順一事務局長らが、中村時広知事の同意表
明や伊方原発の運転差し止め訴訟などの状況を説明。八幡浜市で再稼働の是非を問う住
民投票の実施を目指した署名活動が行われていることも紹介し、協力を呼び掛けた。
ルポライターの鎌田慧さんもマイクを握り「原発の運動は全て負けたわけではなか
った。計画があったが原発が建たなかったところは幾つもある。勝った記憶も呼び起こ
して頑張っていきたい」と訴えた。
(11/1愛媛新聞ON LINE)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20151101/news20151101009.html
※11/2「再稼働阻止全国ネットワーク」MLより抜粋
◆知事再稼働合意に抗議 松山で反対集会、デモも 伊方原発
松山市の市民団体「伊方原発をとめる会」は1日、市内で四国電力伊方原発3号機
(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する集会を開き、10月に再稼働に同意した中村時広知
事に抗議の声を上げた。
市中心部の城山公園であった集会には数千人が参加。全国から集まった人たちが、ト
ラックの荷台を利用した特設ステージに立ち、「原発事故があった福島県ではいまだに
たくさんの人が避難生活を続けている」「原発は人間の力ではコントロールできない」
などと声を振り絞った。
菅直人元首相も登壇。「事故が起きて放射性物質が瀬戸内海に漏れたら簡単には元に
戻せない」と警告した。
参加者らは「再稼働反対」「ミカンを守れ」などと叫びながら松山市内をデモ行進。
岡山市の事務員、逸見みゆきさん(50)は「汚染水が漏れたら岡山県まで来るかもしれな
い」と不安がった。
また、とめる会はこの日、再稼働への同意を撤回するよう求める知事宛ての文書を
2日に県へ出すと明らかにした。
3号機の再稼働は年明け以降の見通し。 (11月2日東京新聞2面より)
◆原発再稼働で地元に交付金 経産省、同意促すアメ
経済産業省は31日までに、原発が再稼働した際の立地自治体に対する支援策とし
て、最大で25億円の交付金を支払う新制度を導入した。すでに官報に掲載し、運用を
始めた。立地自治体への交付金を手厚くすることで、原発再稼働に対する地元の同意
判断を促す狙いがあるとみられる。
10月16日付の官報などによると、国は原発の立地自治体に、原発1基の再稼働につ
き年間最大5億円の交付金を5年間支払う。
地元の原発が再稼働した自治体は、原発が停止したままの自治体より多くの交付金を
得られる仕組み。財源は電力利用者が納める「電源開発促進税」が充てられる。
交付金が大きな財源になっている原発の立地自治体は原発の長期停止で財政が悪化し
ている。原子力規制委員会の原発審査が進み、今後各地で再稼働をめぐる地元協議が始
まるとみられる中、新たな交付金が自治体の同意、不同意の判断に影響を与える可能性
がある。
九州電力川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働によって原発ゼロが終
わったことを踏まえ、経産省は稼働実績に応じて立地自治体への交付金に差をつける方
針を決め、具体策を検討していた。
(11月1日東京新聞2面より)
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