11/28 <「安保法制=戦争法」の採決は正当に行われたのか?メディア報道の在り方を問う>シンポジウム
- 2015年 11月 7日
- 交流の広場, 催し物案内
- 研究会事務局
場所:明治大学駿河台キャンパス駿河台研究棟2階第9会議室
日時:2015年11月28日(土)1:00~5:00
資料代など:500円(ただし、学生は無料)
安保法制の参議院安保特別委採決は、当日議長席周辺にいた議員たちですら何一つ聞き取れないままに「採決終了」ということにされてしまいました。そして、この日以降、おおっぴらに「憲法無視」が日本中のあちらこちら(地方行政の場や大学などでも)で罷り通っています。「法治国家」とすら呼べない異常な状況が現出していることは皆様ご承知の通りです。しかも、NHKはじめ、大手メディアの大部分がこのことを全く報道しようとせず、政府寄りの報道しかしていません。今、真剣に問われているのは、「戦争国家か変革か」です。このシンポジウムはこのような切実な思いから設定されたものです。
コメンテーター は以下の方々です(フロアーとの討論も設定しています)
澤藤 統一郎(さわふじ とういちろう、弁護士)
憲法・司法・労働・教育・消費者・医療・薬害・宗教の分野に関心を持ち、豊田商事事件、霊視商法、スモン、未熟児網膜症、靖国神社問題関連訴訟、岩手銀行女子行員家族手当差別事件、自衛隊海外派遣違憲訴訟(湾岸戦争戦費支出差止請求事件)、東京日の丸君が代強制違憲訴訟などに関わった。元日本民主法律家協会事務局長、元日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員長、元東京弁護士会消費者委員長。公益財団法人第五福竜丸平和協会監事
著書:『「日の丸・君が代」を強制してはならない 都教委通達違憲判決の意義』岩波書店(岩波ブックレット)、2006年12月
梓澤和幸、岩上安身、澤藤統一郎著『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』現代書館、2013年12月
小中陽太郎(こなかようたろう、元NHKディレクター)
東京都立大学附属高等学校を経て、東京大学文学部仏文科で渡辺一夫に師事。1958年に大学を卒業してNHKに入り、ディレクターとして『夢であいましょう』などを手がける。1964年に退職してフリーとなり、野坂昭如の薫陶を受けてルポルタージュやコラムを執筆。1965年、小田実たちと共にベ平連を結成。世話人としてパリやハノイやストックホルムに赴き、国際連帯に貢献。
中部大学人文学部コミュニケーション学科教授を経て、名古屋経済大学短期大学部放送コース客員教授、星槎大学教授となる。日本ペンクラブ理事。アジアキリスト教協議会議長。「九条の会」傘下「マスコミ九条の会」
著書:「翔べよ源内」「一人ひとりのマスコミ」など多数
西川伸一(にしかわしんいち 明治大学政治経済学部教授・政治学)
著書:『裁判官幹部人事の研究』(五月書房・2010年)
『最高裁裁判官国民審査の実証的研究』(五月書房・2012年)
生方 卓(うぶかたすぐる 明治大学政治経済学部准教授・哲学、社会思想)
著書・論文:「ヘーゲルのポリツアイ論」、『ドイツ社会主義研究』(勁草書房)
共催:現代史研究会&ちきゅう座 連絡先:090-4592-2845(松田)
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