たんぽぽ舎から TMM:No2634
- 2015年 11月 11日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2634】
2015年11月10日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.斉間淳子さん(八幡浜・原発から 子どもを守る女の会)が
第27回多田謡子反権力人権賞を受賞されました
たんぽぽ舎「地震と原発事故情報」編集部
★2.「民をだまし大地と海を汚した東電と政府の責任を問う」
11/6井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会結成総会・集会
(11/9田中一郎氏のメールより抜粋)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/15[総検証]原子力規制委員会の3年間
提起:満田夏花さん…「帰還問題と甲状腺がん」、
なすびさん…「被ばく労働問題の現状」、
山崎久隆さん…「汚染水と再稼働」
★4.新聞より3つ
◆未来の物語 鎌田 慧
(11月10日東京新聞「本音のコラム」より)
◆百年先のため人柱に 楢葉町宝鏡寺・早川住職の決意
(11月10日東京新聞朝刊4面「3・11後を生きる」
「坂本充孝(福島特別支局長)のふくしま便り」より抜粋)
◆東電CM 新潟で再開 柏崎刈羽PR 再稼働へ布石?
福島避難者「お金は支援に回して」
(11月10日東京新聞朝刊31面より抜粋)
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※11/12(木)、12/10学習会にご参加を!
戦争とメディア・特別連続講座《戦争する国とメディア》
講 師:山口正紀さん(ジャーナリスト。「人権と報道連絡会」世話人)
★第1回:11月12日(木)19時より21時(開場18:30)参加費800円
侵略戦争に加担した報道~日清・日露からイラクまで~
★第2回:12月10日(木)19時より21時(開場18:30)参加費800円
安倍政治と報道~戦争法案・原発・TPP
※各会とも講座終了後、講師を囲んで茶菓をいただきながら「懇親会」
(茶菓代300円)を予定しております。
質問・意見大歓迎です。ぜひご参加ください。
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
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※11/16(月)学習会参加予約受付中…定員まであと4名です
憲法第1条と第9条の謎を戦後憲法および明治憲法の形成過程から解き明かす
『先行形態から見る 日本国憲法』
講 師:柄谷行人さん(評論家)
日 時:11月16日(月)19:00から21:00(開場18:30)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:長池講義・「スペースたんぽぽ」
※参加は《予約優先》です。
たんぽぽ舎枠の定員(40名)になり次第締め切りと
させていただきます。
電話かメールで、ご氏名と電話番号をご連絡下さい。
受付番号をお知らせ致します。定員まであと4名です。
参加費:800円
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┗■1.斉間淳子さん(八幡浜・原発から 子どもを守る女の会)が
| 第27回多田謡子反権力人権賞を受賞されました
└──── たんぽぽ舎「地震と原発事故情報」編集部
第27回多田謡子反権力人権賞受賞者選考理由
2015/11/03
(1)斉間淳子さん (伊方原発反対の闘い)
《受賞理由》
斉間淳子さんは、伊方原発から直線距離で約10kmの八幡浜市に居住し、1981年9月におきた伊方原発近海での魚の大量死をきっかけに、子どもたちを守りたいという気持ちから、原発反対運動を始めました。
チェルノブイリ原発事故後の1988年2月、四国電力が伊方原発の出力調整実験を行うことを発表したのに対し、斉間さんが中心となって「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」を結成し、伊方町へのビラ入れや反対署名を繰り広げ、全国的な反対運動の広がりを地元で支えてきました。
地元で反対運動を続ける斉間さんに対しては、匿名の人物からの脅迫電話や嫌がらせの手紙、ニセ注文などの卑劣な嫌がらせが続けられましたが、斉間さんはこれに屈することなく闘いを続け、現在も、伊方原発3号機再稼働反対運動の中心的存在となっています。
安倍政権と原発推進派が、川内原発に続き伊方原発3号機の再稼働を目論み、今後も厳しい状況が予測される中、さらなる闘いの継続と昂揚に期待して多田謡子反権力人権賞を贈ります。
☆多田謡子反権力人権基金の
詳細はこちらのサイトをごらん下さい。http://tadayoko.net
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┗■2.「民をだまし大地と海を汚した東電と政府の責任を問う」
| 11/6井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会結成総会・集会
└──── (11/9田中一郎氏のメールより抜粋)
前略,田中一郎です。
さる11月6日(金)に、元双葉町町長の井戸川克隆さんが提訴した「福島被ばく訴訟」を支える会の結成総会&集会が開催されました。以下、簡単にご報告申し上げます。
総会では「支える会の会則」が議決されて正式に会が発足した他、その後の総会では、複数の方が演壇に立ってお話をされました。
その模様は下記の録画をご覧ください。
なお、次の公判は11月19日午前10時・東京地裁です。
・イベント情報:
11.6(金)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会 結成&次回期日
脱原発の日のブログ
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12085298358.html
・(当日の録画)20151106 UPLAN
【抜粋】井戸川裁判(福島被ばく訴訟)支える会結成総会・集会
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=eN90cytEc5A
☆井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会のリーフレットより抜粋
『…井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会では、会員を募集しております。
私たちと共にこの裁判を支えて下さい!…
年会費1000円、「会費」または「カンパ」と明記の上、
郵便振替口座 00110-6-361267 加入者名 井戸川裁判を支える会
あてにお振り込みをお願い致します。』
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆11/15[総検証]原子力規制委員会の3年間
日 時:11月15日(日)13:15開場13:30開始
会 場:千駄ヶ谷区民会館2F
提 起:満田夏花さん…「帰還問題と甲状腺がん」、
なすびさん…「被ばく労働問題の現状」、
山崎久隆さん…「汚染水と再稼働」
「規制委」の3年間を批判的に検証します。
詳しいことはこちらを→http://2011shinsai.info/node/6285
主 催:福島原発事故緊急会議
東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F
(ピープルズ・プラン研究所気付)Tel:03-6424-5748
資料代:500円
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┗■4.新聞より3つ
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◆未来の物語 鎌田 慧
「子どもたちが死んでいくとき…とてもおどろいた顔をして横たわっているんです」
「未来の物語」とサブタイトルにあるノーベル文学賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチの『チェルノブイリの祈り』の一行である。ベラルーシの子どもたちに「がんは死につながる」という認識はなかったという。
ヒロシマ、ナガサキ、第五福竜丸、東海村JCO、そしてフクシマ。五度も極端な悲劇に見舞われながらも、日本人はまだ核の利用は安全だ、とする宣伝を信じようとしている。どうしたら六度目を拒否する行動が強まるのだろうか、とこのドキュメントを読みながら考えさせられた。
過去の悲劇が未来にまちかまえる。それを回避する賢明さも決意もないまま、またおなじ過ちを繰りかえし、子どもたちが驚いた表情で死んでいく。それでいて誰も責任をとることがない。
もう日本では買い手がなくなった原発を、首相が率先して世界に売り歩く。ヨウ素剤と避難訓練のマニュアルを、付録につけるのだろうか。
被ばくしたベラルーシの人びとの、死に至る静謐(せいひつ)な悲しみと苦悩に満ちた歴史を聞き歩きながら、著者のアレクシエービッチは、「人間の命の意味、私たちが地上に存在することの意味についても」聞いてみたかった、と書く。悲劇の記録は、フクシマで終わりにしたい。(ルポライター)
(11月10日東京新聞「本音のコラム」より)
◆百年先のため人柱に 楢葉町宝鏡寺・早川住職の決意
楢葉町の小高い山の上に620年の歴史を持つ浄土宗の古刹・宝鏡寺がある。同寺の早川篤雄住職(76)は怒っている。原発事故から4年8ヵ月。楢葉町は2ヵ月前にやっと避難指示解除となったが、それは「復興という名の切り捨て」であったという。しかも同町に立地する東京電力福島第二原発について、国も東京電力もいまだに廃炉を約束していない。「彼らは事故から何を学んだのか」。住職の話に耳を傾けてみたい。
福島県いわき市に避難していたが、今年2月に単身で帰ってきました。(中略)
事故の直後、避難先で「あんたのいったとおりになったな」と町の人にいわれました。残念ながら、その通りだった。(中略)
事故を教訓にして、原発の安全対策に画期的な進歩があったのでしょうか。何もない。それなのに全国の原発を再稼働させるという。恐ろしい話です。 (中略)
ただ、私は絶望しているわけではない。100年、200年がたって、またこの土地に人が住み始めるかもしれない。その人たちのために、人柱になるような働きを、私たちはしなくちゃいけない。そう、考えています。
(11月10日東京新聞朝刊4面「3・11後を生きる」
「坂本充孝(福島特別支局長)のふくしま便り」より抜粋)
◆東電CM 新潟で再開 柏崎刈羽PR 再稼働へ布石?
福島避難者「お金は支援に回して」
東京電力福島第一原発事故の後、テレビコマーシャル(CM)を控えていた東電が、柏崎刈羽原発のある新潟県限定でCMを再開した。教訓を踏まえ安全対策に全力を挙げていると強調する内容だが、福島から新潟に避難中の住民からは「柏崎刈羽を再稼働させようという狙いがありあり」といった反発の声も出ている。 (中略)
CMを見た柏崎市に避難中の女性(56)は「新潟でだけ流しているのは、(新基準への適合審査を申請している)柏崎刈羽を再稼働させる気でいるからだ。東電はお金の使い方を間違えているのではないか。CMに使うぐらいなら、避難している人たちへの支援に使ってほしい」と話した。
(11月10日東京新聞朝刊31面より抜粋)
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