非暴力主義(ハンスト)についての言葉の不足を補う
- 2015年 11月 18日
- 交流の広場
- 武田明
11・9ルネサンス研究所シンポジュウム 安保法制に反対する学生たちは何を考え、何を展望するのか?
― 学生ハンスト実との対話
http://chikyuza.net/archives/57276
に行ってまいりました。
この説明では、「SEALsや学生ハンスト実行委員会」とあり、ハンストは、名称であるのか?
SEALsは、話題となり説明のいらない段階でしたが、
ハンスト実行委員会とは、ただ名称だけかとの誤解の中、人の集まりが悪かった様に思います。
その場にて渡された資料を今になって改めて目を通すと
実際に、四名がハンストを安保法案反対として実行したと言う事であり、その実際に実行された方が2名報告者として
今回、実際にその場にいたと言う事になります。
ハンストは、何年か前、高齢の中、瀬戸内寂聴さんが、実行され話題となっていました。
話題になっている故に、意味性もありました。
しかし、人が10万人集まった国会前の話題に対して、東京新聞に記事としてあったようですが、ハンガーストライキを4名の学生が、実行した記事については扱いが小さくあった様に思います。
重要な内容は、繰り返し、広報する必要があったと感じますし、せめて、ちきゅう座にてでも、それを紹介して招くべきだったのではないでしょうか?
ハンガーストライキウィキペディア
ハンガー・ストライキ(Hunger strike)とはマハトマ・ガンディーにより始められた非暴力抵抗運動の方法の一つである。何らかの主張を世間に広く訴えるために行うストライキの一種。「飢餓(ハンガー)によるストライキ」という意味である。略して「ハンスト」ともいう。
この場合、
ルネサンス研究所側の広報の不手際の様に感じ、集まった人、または、集まらなかった人に対しても、重要な情報が、後付けであり、説明されていなかった故に、本来、話し合わねばならなかった事が、話題とならなかった様に、感じられます。
話題としては、
①ハンガーストライキの効果的実効性とは何か?また、それを行う予定があるのか?その場合今後命がけである訴えの後援体制として巨大メディアが正当に扱わないのならちきゅう座やインターネット広報としてどうあるべきか?
②安保法案が強行採決されてしまった以後の対策について
③現在進行形である辺野古基地反対行動についての展開
この三つに分かれていたはずです。
話し下手である故に、ハンストと言う方法論を取る場合があります。
また、照れ隠し的要素もあり、自慢できない自慢したくないと言う気持ちもあろうと感じます。
しかし、その場合であっても、報道に黙殺されている、扱われる記事が小さい場合の対策こそが、ちきゅう座の広報としても核心を隠していては、意味がないでしょう。
むしろ、ハンストと言う非暴力的抗議について、「変わって説明する」姿勢が必要だったはずです。
それを明確にしていきたいとする今回のルネサンス研究所の姿勢には、疑問を感じます。
チラシなどは毎度の事、多数受け取るのですが、主催者側の明確な説明として展開されない場合内容についてその場で目をとおす事はないはずです。
その為に、行動か理論か、昔の運動と今のSEALs的運動とはと言う議論にしかならなかったのは残念な事です。
「命を懸けてハンスト位の事をしなければ安倍政治には届かない」
「しかし、それを行っているものの情報が黙殺されていた場合、扱いが小さく、世間にもある場合、せいめてちきゅう座やインターネットでも繰り返し、分る様に広報されていないなければならない」
「せっかく行われた対話集会でもただ、誤解のまま通り過ぎるだけではあまりにひどい」
この一文を、昨日投稿した「19歳の革命地図」に追加してお送りします。
《0円革命》についての具体性については、後ほど、更に、展開していく予定です。
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