もはや、後がない。『革命戦略学2016序説』《日本型ピラミッド構造と民主主義の疲弊をどうするのか?》
- 2015年 12月 29日
- 交流の広場
- 武田明
付録:日本型ピラミッド構造と民主主義の疲弊をどうするのか?
http://revolutio.exblog.jp/22713425/
今年も残すところあと三日。
来年の夏の陣、参議院選挙、もしくは、衆参同時選挙を射程に、戦争法、TPP、立憲主義破壊隠しの自民党の陰謀、財務官僚陰謀を打ち破る国民的大共闘を築かなくてはなりません。
先日のサンデーモーニングが、IS問題から格差、資本主義から金融資本主義の問題点を水野和夫氏のコメントを交えながら問題点をよくまとめていましたが、それ以外は、お馬鹿番組、大企業コマーシャリズムの徹する「大衆の疲弊」を度外視する偽りの楽園『モジャ公』「天国よいとこの巻」に徹する電通的卑劣に徹するばかり。
マルクス経済学は、村岡 到(NPO日本針路研究所)氏の述べている様に、「経済学」限定通り過ぎて、せいぜい「歴史学」であるのだから、「政治学」に空洞を作っている要素があるのであり、第二自民党である民主党があるだけで、「政治参加」=「政権交代」可能なアンチテーゼを持っていない最大の欠如に何故か触れないで来ているのだ。
それは、かつて、キューバ、カストロ首相が述べている様に、議会主義の茶番を野放しにして失ってきた50年、60年、70年と言う「時代の喪失」にもつながってきたのだろう。
それ故の悲劇も野放しにされてきた。
もはや、後がない状況に追い込まれている。
「ここまで言って委員会」にて中田氏が、沖縄辺野古であるから地政学的に必要であるが、説明不足と述べている根本的誤り、傲慢さエゴイズムが日本全国、そして、第二自民党である民主党にさえ広がっている全体主義的構造をどうするのか?
それは、真の個人主義、独立を手にする「人間解放」「人類解放」の道に他ならない。
理論武装=テキスト化を急がねばならない。
哲学から経済学へ、そして、政治学についての貫通するテキストを連盟、連帯で早急に、迫りくる夏、参議院選挙前に、具体化する必要を感じる。
何故、この危機を共有できない、巨大メディアは、いつまでも「天国よいとこ」状態であるのか?
(これについてもサンデーモーニングにて逃避主義的快楽主義などの在り方として心理学的に指摘を持っていただろう)
逆説的毒舌であるのだろうけれども、ビートたけし氏が、選挙など老人しか行かない老人政治であるのだから、麻生の言う様に、こっそり、戦争法と同時に、老人法を専制的に定立さえ、75歳以上は、覚せい剤OKとしようと言えるほど、快楽幻想主義、末期的地獄を表現するのは、大丈夫なようだ。
まさに、ここまで、現代平安地獄年間は、末期に近づいていると言うわけである。
広島、長崎、福島を忘れたいと快楽主義的狂気が蔓延しているエゴイズム、人間破壊国家、安倍幕府の地獄がかくして続いているわけである。
●1月1日(金) 00:30〜燃え尽きるまで
『こら(筑紫)哲也!何ばしちょっとか!Vol.2 大島渚、野坂昭如も、水木しげるもいらっしゃーい♪安保なんかアンポンタン!朝まで生激論会!』
ツイキャスにて全国放送してくれるなら面白いのですが…。
2016年1月23日伊藤誠・世界資本主義フォーラムのご案内
http://chikyuza.net/archives/59024
インターネット広報、呼びかけを更に、拡大お願いしたい。
オールジャパン平和と共生では3月18日午後6時半より、文京シビック大ホールで、国政選挙に向けた総決起集会を開催する予定である。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-2307.html
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