たんぽぽ舎から TMM:No2679
- 2016年 1月 13日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2679】
2016年1月13日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.1月後半のたんぽぽ舎関係諸行動、学習会の案内 参加歓迎!
★2.伊方町の住民は原発再稼働をどう考えているか 連載その1
原発の城下町(愛媛県伊方町)を一軒一軒歩きました
一軒一軒から聞いた住民からの声を一部紹介
伊方原発再稼働に反対53.2%、賛成26.2%
伊方町住民へハガキアンケート3591戸に配布、回答1427戸
藤原丸子(愛媛県八幡浜市)
★3.死の工場「もんじゅ」プルトニウムは核兵器の材料である
―「大阪軍縮協によるパンフ」
「高速増殖炉“もんじゅ”どこが危険?なにが問題?」を読んで
内藤みちる (たんぽぽ舎ボランティア)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆1/25『もんじゅ・西村(国賠)裁判』第4回傍聴のお願い
場所:東京地裁705号室
主催:もんじゅ・西村怪死事件の真相を究明する会
★5.テント日誌1月10日(日)
経産省前テントひろば1583日
今日は雲ひとつない快晴 でも午前中のテント前は冷え込んでいた
(I・K)
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┗■1.1月後半のたんぽぽ舎関係諸行動、学習会の案内 参加歓迎!
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1/18(月)19:00~21:00 学習会
「これからの市民運動・社会運動にどう取り組むか(1)」
ちょぼゼミ第8回 講師:田中一郎さん 資料代800円(学生400円)
1/20(水)18:30~19:30 抗議行動
伊方原発動かすな!第4回「四国電力東京支社抗議行動」
場所:東京銀行協会ビル前(大手町駅D4出口すぐ)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
1/22(金)17:30~17:45 抗議行動
高浜原発再稼働やめろ!関電東京支社前アピール行動
場所:富国生命ビル前(三田線内幸町駅A7出口すぐ)
呼びかけ:たんぽぽ舎
《たんぽぽ舎は毎週金曜官邸前行動の日、関電に対する抗議のアピール行動を
行っています》
1/22(金)18:30~20:00 抗議行動
高浜原発3、4号機について24日福井地裁が運転を認めない差止め仮処分を取り消す。「安全性が確保されていない」とされた原発をなぜ動かそうとするのか。無責任に「責任」「安全」と言葉だけを繰り出す安倍政権に猛抗議を!
主催:首都圏反原発連合 1月29日も開催。
1/23(土)14:00~16:00学習会 槌田ゼミ「沸騰水型原子炉の欠陥」
~核兵器生産可能な原子炉~ 講師:槌田敦さん 参加費800円
1/24(日)抗議行動(高浜)高浜原発再稼働阻止ゲート前集会
12時~原発ゲート前集会 14時~屋内集会
主催:高浜原発再稼働をさせない!1.24全国集会実行委
屋内会場-高浜町文化会館
【「原発現地へ行く会」はチャーターバスを出します。
23日(土)新宿23時発予定 費用5千円(往復)】
1/27(水)18:30~20:00 抗議行動
高浜原発3号機を動かすな!関電東京支社行動
場所:関電東京支社前(富国生命ビル前-三田線内幸町A7出口すぐ)
呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク
1/27(水)抗議行動(大阪)
「1.27高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動」16:00~20:00
場所:関電本店前(大阪市北区)【「現地へ行く会」は交通費を補助します。】
主催:高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動実行委
〔呼びかけ:福井県民会議〕
1/30(土)14:00~16:30発足集会
福島原発刑事訴訟支援団「発足のつどい」
会場:目黒区民センターホール 主催:福島原発刑事訴訟支援団準備会
2/1(月)19:00~21:00学習会 参加費800円
電力自由化問題連続講座第4回-「電力小売り自由化と私たち」(仮)
講師:秋本真利(まさとし)衆議院議員
〔東電福島原発事故の前から自民党県議として、原発反対を主張していた人〕
※学習会の会場は、「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です。
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┗■2.伊方町の住民は原発再稼働をどう考えているか 連載その1
| 原発の城下町(愛媛県伊方町)を一軒一軒歩きました
| 一軒一軒から聞いた住民からの声を一部紹介
| 伊方原発再稼働に反対53.2%、賛成26.2%
| 伊方町住民へハガキアンケート3591戸に配布、回答1427戸
└──── 藤原丸子(愛媛県八幡浜市)
○Aさん(90歳台・女性)
初めての面談。急に訪問したので、びっくりしておられた。とても優しい語り口。主旨を言うと、「そうですか」と答えられるけど、曖昧な口調。
「それよりも私の俳句を見てほしい」と。その前日にもらったという表彰状。
「ウワーすごいですね、良かったですね」」と私までそのお元気さに感心する。だって90歳だ。
そして最後に「ごめんなさいな、孫が原発に行きよるけん、ちょっと反対はできんなあ」「それは無理ないですよ」と言いながら人との出会いをほこほこした思いで感謝し、辞去した。
○Bさん(70歳台・男性)
限界集落のような空家の多い地区。海岸に一軒家のようなお宅にお邪魔した。なかなか出て来られない。しばらくして男性が奥からぼつぼつ出られた。主旨を言うと「そうかな、わしも反対で」と言われる。嬉しいなあと話が弾む。若い時、万博の工事で忙しくしていたことを楽しそうにその頃の話を喋られる。
日本の高度経済成長の頃をなつかしそうに、ご自分の輝いていた時を思い出しているのだろう。
今は体も不自由で買い物もままならないとのこと。一人暮らしの寂しさを感じる。もっと喋る機会があったら、喜ばれるだろうにとつくづく思った。
○Cさん(40歳台・男性)
原発に近いこの集落はお年寄りが多いけど、新しい若い人たちの家もちらほらとある。子どもの履物もあるそんなお宅。玄関に見えたのは40歳代の男性。ちょっと苦手かなと少し構えて主旨を言うと、「ウン、ウン」と頷いて聞いて下さる。最後に言いにくそうに「実は原発に働いています」と。
「ごめんなさい、それだったら無理ですね」と私の方が慌ててしまった。「いいえ」と優しい顔で応対して下さった。こんな風に逆な立場でも穏やかな会話が大切だと痛感した。 (その2へ続く)
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┗■3.死の工場「もんじゅ」プルトニウムは核兵器の材料である
| ―「大阪軍縮協によるパンフ」
| 「高速増殖炉“もんじゅ”どこが危険?なにが問題?」を読んで
└──── 内藤みちる (たんぽぽ舎ボランティア)
この本の著者は小林圭二さんです。発行年はわかりませんが、1990年代前半と思われます。小林さんは高速増殖炉の危険性を4つにまとめています。
1.高速増殖炉は暴走しやすい。
2.危険物のナトリウムが使われている。
3.猛毒のプルトニウムが燃料。核兵器の材料でもある。
4.地震に弱い。
強く感じるのは「高速増殖炉は構造上の矛盾を抱えている」ということです。
その1 液体の矛盾
減速材としてのナトリウムと水蒸気を発生させる水とは相性が悪い。というか悪すぎる。
その2 構造物の矛盾
熱に強くしたい場合は金属を薄くすればよい。外力(代表的なものは地震)に強くしたい場合は金属を厚くすればよい。厚くて薄い金属が必要である。
その3 蒸気発生器の矛盾
ナトリウムと水が隣り合っているので、安全を第一に考えれば細管を厚くする。熱に強くしたいなら細管を薄くする。ここでも厚くて薄い金属が必要である。
「数々の矛盾や事故や膨大な経費にもかかわらず、動かしたいのはなぜか。」という疑問が当然浮かびます。
「プルトニウムは核兵器の材料でもある」に納得します。「もんじゅ」には長崎原爆50個以上のプルトニウムと劣化ウランが入れられます。
薄気味悪くぞっとしますがこれが現実です。原発を作るより原爆を作るほうが簡単なので、いつ核兵器に転用されてもおかしくない状態です。
今すぐ廃炉を決めるべきです。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆1/25『もんじゅ・西村(国賠)裁判』第4回傍聴のお願い
日 時:2016.1.25(月)15:30~
場 所:東京地裁705号室
国家賠償「未返還遺品請求訴訟」
被 告:中央署署長 原告:西村トシ子
当日内容:被告反論、陳述書提出
《裁判報告集会》
院内集会:2016.1.25(月)16:20~(裁判終了30分後)
場 所:参議院会館 B102会議室
内 容:裁判内容の解説
主催団体:もんじゅ・西村怪死事件の真相を究明する会
連 絡 先:082-1082-9980 タカセ
【原子力ムラの闇】
もんじゅ西村怪死事件は原子力ムラと警察が関与した疑獄事件だった。
警察発表がどれ程、嘘を連ねてきたか、ホテル宿泊のアリバイ作りとしてFAX受信を発表したが、FAXや遺品の着衣を返還しない。
さらに死亡日時、死因さえ虚偽発表していた。
「もんじゅを廃炉」の為の裁判です。是非、法廷傍聴で立ち会って下さい。
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┗■5.テント日誌1月10日(日)
| 経産省前テントひろば1583日
| 今日は雲ひとつない快晴 でも午前中のテント前は冷え込んでいた
└──── (I・K)
道行く人が寒いでしょ、風邪引かないで、と声をかけてくださるのが嬉しい。
12時ごろから太陽の恩恵にあずかる。
連休のせいか観光バスもいつもより多い感じ、テントから手を振ると何人かは答えてくれる。
新春寄席があったせいで午後になるとだんだん人が集まってきた。
スタッフの埼玉のKさん・Yさんなどが来てくれ色々協力していたのが心強かった。
2時過ぎテント前で「車座講談発声トレーニング」で始まり、「南京玉すだれ」・ ジョニーHさんの「時事風刺ソング」のあと第2テントで講談や落語などが行われた。
発声トレーニングに使われた「地震かみなり火事おやじ」に始まる童話しりとりが面白かった。
そして伝統芸能の「南京玉すだれ」でテントを作ってくれたのに感動!
私は朝から座り込んでいたので3時過ぎにテントを離れ、残念ながら講談などは 聞けなかったけれど、多くの参加者が居てよかった。
企画して下さった乱さんに一票!
(後略)
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