情報を整理していかねばならない。今のままでは、夏の参議院選挙に勝てない。
- 2016年 1月 31日
- 交流の広場
- 武田明
土曜日の山本太郎氏のツイキャスを聴いていて、山本太郎トークライブin横浜2016.1.30 20:30~22:00があったわけだけれども、日本会議が、憲法改憲チラシを神奈川中にばらまいていると言う。
そして、改憲に、500万人署名を集めているのにどの様な対抗が出来るのか?
その質問が出されていた。
大資本を背景に、手を打ってくる、チラシも電通経由ではないかと述べているのだ。
教科書の様な定式によって、大資本攻勢があり、われらは、まさに、そのゆとりのない貧困者の集まりでしかない。
この様な状況の中で、当然、自民党政権を覆せる戦いではなく、3分の2を渡さない戦いとしてのぎりぎりの戦いにあると言う事であるのだ。
甘利元大臣は、零れ落ちたわけであるが、それは、氷山の一角でしかないのであり、
大資本が、大資本を呼ぶ、ピケティ『21世紀の資本』の述べるように、富の半分以上を1%の中に収められており、絶対貧困の中にあるのは、山本太郎氏も含めて、我らも同じであり、資本対知性としての図式が、どこまで通用しているのかの問題となっている様だ。
この絶望的貧困の中での戦いの為の連帯を得られずいる事に対して、死に物狂いの戦いを今始めなければ、本当に、戦前へ、そして、日本のファシズム体制において、名実共に、現代平安地獄年間が、現出する事となり、それぞれの中流幻想さえ破壊され兼ねない瀬戸際にあると言う事でしかない。
教科書の様に、ばらまかれるもっともらしい「日本会議」の改憲チラシと署名。
そして、日銀や官僚、更に、NHKの公共性さえ、大資本の私物化の中で、市民生活は圧迫されている。
その圧迫に気が付くにもはねのけるにもよっぽどの知的鍛錬忍耐を必要として来ているものである事は歴史からも理解されるものであるだろう。
庶民には大本営発表だけが全てとなるしかない。
対抗できない情報弱者から大量認知症社会の絶望だけが残されている図式をどうするかの死に物狂いの抵抗しか残されていないわけであるのだ。
声を出せる人、「市民連合」「オールジャパン〔平和と共生〕」そして、「ちきゅう座」は、最終連携を確認しながら、知性と理性の最終防波堤を今となっては、死守するしか選択肢は、なくなっているのではないだろうか?
まさに地獄の口が開いているのである。
情報研究
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