「福島刑事裁判支援団」への参加を!
- 2016年 3月 8日
- 交流の広場
- kaido
2月29日、東京電力の勝俣恒久元会長、武藤栄及び武黒一郎元副社長の3名
が、強制起訴されたニュースについては、すでにお聞き及びと思います。
事故から5年、告訴団による告訴から4年の歳月が過ぎたいま、ようやく裁判が
始まろうとしています。裁判によって、隠されていた事実が明るみに出され、責
任をとるべき人物がきちんと裁かれることを、私たちは心から望んでいます。
ただ、裁判での闘いにはご存じのとおり、大変長い時間がかかります。
検察官役の指定弁護士を引き受けられた方々をはじめ、この裁判を中心となって
担っている人たちの苦労は並大抵のものではないはずです。
私たちにできることはそれほど多くはないかもしれませんが、一人一人がこの裁
判に関心を持ち、注視しし続けることが、裁判を闘う人たちを支え、ひいては公
正な判決を導きだすことにもつながると思います。
29日、「強制起訴」がおこなわれた後の記者会見でも、告訴団の団長を務めて
こられた武藤類子さんが、「福島刑事裁判支援団」への参加を呼び掛けておられ
ました。いま、約1000名の登録があるそうです。
この1000名を倍に、5倍に、10倍に、と増やしていきましょう! 責任を
取るべき人たちがきちんと処罰される判決が出されるよう、最後まで裁判の行方
を注視していきましょう!
以下のサイトから入会書をダウンロードできますし、直接登録することもできま
す。↓↓
https://shien-dan.org/membership/
私たち福島原発事故緊急会議もこの支援団の取り組みに協力していくことを決め
ました。
ぜひ、ご登録ください。周りの方たちへも声をおかけください。
福島原発刑事訴訟支援団ホームページ
http://shien-dan.org/
福島原発告訴団
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
以下は「東電福島原発事故刑事裁判が始まる」リーフレットより
***
原発事故の刑事責任を問う裁判を支援する「福島原発刑事訴訟支援団」発足します!
世界中を震撼させた福島原発事故。
多くの住民が避難を強いられ、その途中で命を落とし、そして今も10万人が元の
土地に戻れないでいます。
国会の事故調査委員会はこの原発事故が人災であると指摘しました。
原発を襲った津波も想定外ではなく、予測していながら対策を怠っていたことが
明らかになりました。
これだけの被害を引き起こした当事者が罪に問われなくてよいのか。
福島原発告訴団は刑事告訴を行い、検察庁が不起訴としたものの、市民からなる
検察審査会がそれを撤回し、2015年7月、東電元会長と元副社長2人を強制起訴
とする議決を発表しました。
ようやく原発事故の責任の所在が刑事法廷の場で明らかにされます!
これから長い法廷闘争が始まります。裁判の行方を見守り支えるために「支援
団」を立ち上げます。ぜひ支援団に参加してください!
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。