たんぽぽ舎から TMM:No2750
- 2016年 4月 6日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2750】
2016年4月6日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.泊原発の再稼働近づく(来年3月?)
北海道電力が20市町村で説明会・丸川原子力防災担当大臣来る
ヒタヒタからザクザクと再稼働の足音が聞こえてくる 反撃!反撃!
佐藤英行 (岩内町議会議員、反原発自治体議員・市民連盟)
★2.原子力規制委の朝日新聞社に対する「無期限の取材制限」は不当!
朝日新聞社の記者に応援の声を届けよう
「犯罪的」なのは田中規制委員長だ!
渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆4/13「汚染水放出事件について福島検察審査会へ申し立て」のお知らせ
福島検察審査会へ申し立て&記者会見&報告会
4月13日(水)13:00より福島検察審査会へ申し立て
◆5月7日(土)より映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」上映
原発事故から5年―へこたれない母ちゃんたちの愛しき友情ストーリー
ポレポレ東中野(03-3371-0088)にて公開(他全国順次公開)
★4.新聞より
◆米西部地下に廃棄 東海村から輸送のプルトニウム
兵器転用防止処理の後 (4月2日東京新聞朝刊26面より抜粋)
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・脱原発川柳【福島に 政治の罪は 山とあり】 乱 鬼龍 (転載自由)
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※4/9(土)学習会にご参加を!
『異議あり!原発テレビの5年間』
お 話:加藤久晴さん (メディア総合研究所研究員)
日 時:4月9日(土)18時より20時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※4/11(月)学習会・ちょぼゼミ第9回・にご参加を!
「-放射線被曝の評価単位・シーベルトとICRP(国際放射線防護委員会)」
お 話:田中一郎さん
日 時:4月11日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
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┗■1.泊原発の再稼働近づく(来年3月?)
| 北海道電力が20市町村で説明会・丸川原子力防災担当大臣来る
| ヒタヒタからザクザクと再稼働の足音が聞こえてくる 反撃!反撃!
└──── 佐藤英行 (岩内町議会議員、反原発自治体議員・市民連盟)
◎ 1月17日実施の北海道電力泊原発の立地自治体の泊村の村長選は、原子力マネーに群がる土建業者が現職を推しており、ひとりの相手候補を力ずくで下ろし、もうひとりにはネガテイブキャンペーンを張り、副村長職も教育長職も職員が受けないほど無能な現職を当選させた。
◎ それに呼応したかのように北海道電力はリーフレット「泊発電所の再稼働に向けた取組状況について」を地元4町村に郵送で送った。3月31日北電が泊原発周辺20市町村の60カ所以上で4月13日から「泊原発の安全対策」の説明会を開くと発表。丸川原子力防災担当大臣が4月2日地元4町村長と、翌3日には北海道知事と意見交換。今秋、国が原子力総合防災訓練を実施予定。
ヒタヒタからザクザクと再稼働の足音が聞こえてくる。
◎ 3月1日、北海道に暴風雪が襲った。泊原発30km圏内13町村が避難経路としている道路がズタズタとなった。国道8カ所、道道11カ所が通行止め、このうち海岸部の国道は越波(えっぱ)により道路(海抜6m)に海岸の玉石が上がり通行止め。
避難バスも来ない。車もヘリも船もダメ。どうするのだ!!
◎ 再稼働攻撃に負けられない。反撃!反撃!
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┗■2.原子力規制委の朝日新聞社に対する「無期限の取材制限」は不当!
| 朝日新聞社の記者に応援の声を届けよう
| 「犯罪的」なのは田中規制委員長だ!
└──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)
○3月14日朝日一面トップ見出し
「川内原発周辺の線量計、半数が避難基準値測れず」
この記事に対する田中原子力規制委員長の発言
「原発の立地自治体とか、周辺の方たちに無用な不安を煽り立てたという
意味では、非常に『犯罪的』だと思っている」
○何がお気に召さなかったのか?
・「川内原発周辺に設置されたモニタリングポストのうち、ほぼ半数が事故時の住民避難の判断に必要な放射線量を測れないことが分かった」という記事。
・また「規制庁は『不十分だったり未設置だったりする状態で再稼働するのは問題だ』としている」という記事に対して
田中原子力規制委員長は「『言っていない事』が書かれている」と反発。
そして、冒頭の発言となり、朝日新聞に対し「無期限の取材制限」措置をとったのだ。
○そもそも、「SPEEDI」に代えてモニタリングポストの実測値で避難を判断することにすると言い出したのは、原子力規制委だ。であるならば、きちんとモニタリングポストが稼働しているかどうか、その責任をとるべきだ。
○報道への威圧的対応、異論の排除
田中原子力規制委員長の発言は、国や電力会社の説明責任を棚に上げ、矛先を朝日に向けたものだ。
そもそも、そんな事「言っていない」とは何の根拠があっての事か。
そもそも、記者には取材源を守ると言う守秘義務があるのを知っているのか。
○もう一つの「犯罪的」事実
2015年11月6日東京新聞夕刊1面
「税金のムダ 悪質例増す 検査院指摘」
「川内原発30キロ圏内に設置されたモニタリングポストは太陽光と蓄電池で
24時間観測する予定だったが、会計検査院は設計ミスで発電量が消費電力を
下回り、稼働できない時間帯が生じていたと指摘した」
→1ヵ所では最長で1ヵ月の3分の1停止していた。
これって、「犯罪的」ではありませんか?
にもかかわらず、田中原子力規制委員長が、会計検査院に対して
「犯罪的だ」と恫喝した話は聞いていませんが?
この差は何だ?
○「読者からの応援の声が本当に励みになる」という記者の話はよく聞きます。
朝日新聞社内の内情はよく分からないが、もし仮に圧力に対して委縮し始めているとしたら…。
「原子力規制委員会への抗議」と共に、「朝日新聞社の記者に応援の声を届ける」というのもまた脱原発の運動の1つだと思う。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆4/13「汚染水放出事件について福島検察審査会へ申し立て」のお知らせ
福島検察審査会へ申し立て&記者会見&報告会
日時:4月13日(水)13:00より 福島検察審査会へ申し立て
場所:福島地裁前
同日、13:45より14:45 記者会見&報告会
場所:福島市市民会館401号室
問い合わせ:福島原発告訴団 メール 1fkokuso@gmail.com
福島原発告訴団は、2013年に汚染水を放出した事件について、法人としての東電と新旧役員32人を公害犯罪処罰法違反として、福島県警に刑事告発を行いました。その後、2016年3月29日に福島地検は全員を不起訴処分と発表しました。
これに対し、告訴団は福島検察審査会に第1次の不服の申し立て(4月13日)を行います。(今後、告発人―約6000人に手紙を出し、第2次申し立てを行います。日時は未定)
申し立ての後、「記者会見&報告会」を行います。
(なお、福島地検の検事による「不起訴理由説明会」は4月7日(木)14時から開催)
◆5月7日(土)より映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」上映
原発事故から5年―へこたれない母ちゃんたちの愛しき友情ストーリー
ポレポレ東中野(03-3371-0088)にて公開(他全国順次公開)
菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。
榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになったのだ。支えは友人の菅野芳子(よしこ)さん。「ばば漫才」と言いながら冗談を飛ばし、互いを元気づける。
畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。村の食文化が途絶えぬよう、各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。飯舘村では除染作業が始まった。
しかし未だに高い放射線量、変わり果てた風景・・・。
先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、ふたりでこれからを模索していく。
監督・撮影:古居みずえ 2016年/95分
公式サイト www.iitate-mother.com
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┗■4.新聞より
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◆米西部地下に廃棄 東海村から輸送のプルトニウム
兵器転用防止処理の後
茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)から最近撤去されたプルトニウム燃料は、核兵器への転用を防ぐため、米国の核施設で「不活性化」のための処理を行った後、米西部の処分場内で地下に廃棄されることが1日、分かった。
(中略)
米エネルギー省核安全保障局(NNSA)の担当官ロス・マツキンブリジャー氏が共同通信との電話インタビューで明らかにした。日本から米国に今回搬送される核物質の具体的な処分計画が判明したのは初めて。 (中略)
同氏によると、プルトニウム331キロは南部サウスカロライナ州のサバンナリバー核施設に搬入された後、他の物質と混合する不活性化の処理を行い、兵器転用の道を閉ざす。その上で西部ニューメキシコ州の地下処分場「廃棄物隔離試験施設(WIPP)」に埋設する地層処分を行う。 (後略)
(4月2日東京新聞朝刊26面より抜粋)
※2016年3月25日発信のメールマガジン【TMM:No2740】★4新聞よりの2つ目
「日本が返還 米州知事、最終処分場になる恐れで受け入れ拒否」も合わせてご参照下さい。
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