たんぽぽ舎から TMM:No2770
- 2016年 5月 1日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2770】
2016年4月30日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「明日を決めるのは私たち 平和といのちと人権を!」
「5.3憲法集会」に参加しよう! 原発動かして命は守れない!
「川内原発今すぐとめよう」のビラ配布にご協力を!
たんぽぽ舎はブースも出します
★2.北陸電力志賀原発の直下に活断層あり
いい加減にしろ!北陸電力 志賀原発は今すぐ廃炉!それしかない!!
藤岡彰弘(志賀原発・生命のネットワーク)
★3.NHKは報道機関ではない
「政府広報しか流すな」と籾井会長
報道機関ならば政府発表こそを「ウソがないか」
裏を取って確認する責任がある 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.日本近海でメタンハイドレートの大爆発が起きなければいいのだが…
「バミューダ・トライアングル」の正体・ナゾがようやく解けるかも…
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその147
島村英紀(地震学者)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆6/4「日本と原発4年後」練馬上映会
場所:練馬文化センタ-小ホ-ル
主催:「核・原発のない未来を子どもたちに@練馬」
★6.新聞より
◆川内原発 止めるべき
(4月30日東京新聞29面「金曜日の声」・官邸前より)
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・脱原発川柳【鯉のぼり 子らの成長 憂えてる】 乱 鬼龍 (転載自由)
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☆【たんぽぽ舎ホームページ・トピックス】
※4/29新着情報
1)四国電力への抗議行動
主催:「原子力民間規制委員会・いかた」及び「同・東京」
場所:愛媛県松山市
4月24日:事前勉強会
4月25日:「四国電力の回答と質問の公開ヒアリング」の報告
愛媛新聞に2日間連続で活動の模様が掲載されました。
写真、新聞記事コピーなどが掲載されています。
新HP http://www.tanpoposya.com/ をご参照下さい。
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┗■1.「明日を決めるのは私たち 平和といのちと人権を!」
| 「5.3憲法集会」に参加しよう!
| 原発動かして命は守れない!
| 「川内原発今すぐとめよう」のビラ配布にご協力を!
| たんぽぽ舎はブースも出します
└──── たんぽぽ舎
日時:5月3日(火・休)11時ブース開店、12時プレコンサート、
13時本集会開催 デモあり2コース
会場:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
○「地震は誰もとめられない!原発は人間の力でとめられる」
熊本で発生した地震は、気象庁や専門家のこれまでの予測をこえ、震源域が拡がり、29日にも大分で震度5強の地震が発生した。
布田川断層と日奈久断層は「中央構造線断層帯」に繋がっているとも言われ、地震の連鎖が起こった先には「伊方原発」と稼働中の「川内原発」がある。
東電福島第一原発は550ガルの地震で崩壊した。熊本益城町では1580ガルが計測されている。地震が収束するまで原発をとめるべきだ。
○「川内原発」今すぐとめようとの声が拡がっています。
田中原子力規制委員長は「想定外の事故が起きるとは判断していない」とし、現在も川内原発は稼働中だ。
今後、原発の近くで地震が来ないという事は誰も言えない。東電福島第一原発事故の教訓を忘れたのだろうか。
事実に裏打ちされた判断こそ、科学技術に携わる者の拠り所であるはずだ。
詭弁を弄し、国民をだます姿は、憲法改正を目論む安倍政治の手法そのものだ。
私たちは「5/3憲法集会」において、国民の皆さんに「川内原発今すぐとめよう」のアピールを発していきます。
○「九州大地震(熊本地震)-「川内原発」今すぐとめろ!のチラシ配布
(4000枚)にご協力願います。
当日、会場入り口付近で、チラシ配布行動を10時30分ごろから、「再稼働阻止全国ネットワーク」の皆さんと共に行います。
ブースでは『原発事故被害者に「健康に生きる権利を!」賠償打ち切り・帰還の強要に反対する署名』をお願いします。ご協力をお願い致します。
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┗■2.北陸電力志賀原発の直下に活断層あり
| いい加減にしろ!北陸電力
| 志賀原発は今すぐ廃炉!それしかない!!
└──── 藤岡彰弘(志賀原発・生命のネットワーク)
1.3月30日の社長発言糾弾
活断層の真上の原発の、一体どんな安全性を審査してもらうのか
原子力規制委員会の志賀原発1号機についての評価会合が開かれ、直下のSー1断層を活断層と判断する最終的な評価書案がとりまとめられたのが3月3日。そしていよいよ3月末には、文言修正して規制委員会に提出され、評価書として確定すると報じられていた。ところが、その3月30日の規制委員会ではこの問題は取り上げられず、かわって出てきたのが金井社長の記者会見だった。金井社長はこう言った。「私たちの示した科学的データよりも、断層面のスケッチが重視されたのは残念だ。適合性審査の場でしっかりと説明したい」と。発言の前半にも異議があるが、問題は後半部分だ。これではまるで、評価会合の結果など参考意見にすぎず、本番は適合性審査だといっているように聞こえる。こんなばかな話はない。2012年に、北電が提出した断層面のスケッチから、「典型的な活断層だ」と指摘され、北電主導でボーリング等の調査を行い、以後北電が提出した資料をもとに8回に及ぶ評価会合を続けてきた。それなのに意に沿わない結果だからと否定する、まるでだだっ子だ。活断層の真上の原発の、一体どんな安全性を審査してもらうのか。
2.先延ばしはもう許さない
いつまで住民の不安を先送りにするつもりなのか
北電は志賀2号機の新規制基準への適合性審査を一昨年夏に申請している。当時は、断層の再調査が進み、次々と北電に不利な事実が指摘されていた。特に1・2号機タービン建て屋下の2つの断層は重要で、これらの断層の存在をきちんと考慮すれば、1号機も2号機も廃炉にするしかない。そういう時に再稼働にむけての申請書を規制委員会は受理した。実質審査は活断層かどうかの結果が出てからという言い訳けをつけて。何というなれ合いか。しかし、そのなれあいの猿芝居で完全に無視されているのが住民の存在だ。
いつまで住民の不安を先送りにするつもりなのか。安全側に立てば、北陸電力という会社の存続を考えても、志賀原発は即廃炉、それしかないではないか。
3.インチキ「節電」キャンペーンをやめろ
再稼働に向けての「節電」などクソクラエ!廃炉が何より先だろう
この4月からの、電力自由化に向けて北電も販売プランを打ち出した。しかし、原発の必要性を強調したいために、どんどん電気を使ってくださいというわけにもいかず、実に中途半端なものになっている。この「節電とくとく電灯」プランなるものは、指定された時間帯に節電すると料金が割り引かれるというのだが、条件として60アンペア以上の契約者に限るという。これでは節約してほしいのか、どかどか使ってほしいのかさっぱりわからない。要するに「節電」という文字を使いたいだけ。原発などまったく必要ないことがばれないよう、無理して「節電」キャンペーンを続けているのだ。
一方で北電は、現地で再稼働にむけた「安全対策工事」を急速にすすめている。すでに1500億円以上が投入され、この工事資金をまかなうために1000億円以上の社債が発行されたという。その返済のために私たちの電気料金が使われるのはまっぴらだ。
再稼働に向けての「節電」などクソクラエ!廃炉が何より先だろう。
本当にもうイイカゲンニシロ!北電!!
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┗■3.NHKは報道機関ではない
| 「政府広報しか流すな」と籾井会長
| 報道機関ならば政府発表こそを「ウソがないか」
| 裏を取って確認する責任がある
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
◯ 籾井勝人会長は、NHK内部の局長級会議で「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と20日に指示していたという。毎日、朝日、東京などが断続的に報じている。
NHKの記者には知り合いもいるし、本当に頑張っている記者やディレクターも大勢いる。その人たちの仕事を全否定するのが籾井会長だが、とうとうここまで来たかと驚くと同時に恐ろしくなる。
公式発表しか伝えないのならば、政府広報でしかない。こんなものは報道ではない。世界でも滅多に例を見ない報道弾圧だ。
住民の不安をかき立てているのは、地震が多発しているさなかに原発を止めようとせず、見当違いの安全論をぶち上げる政府や原子力規制委に不信が募るからだ。
◯ 報道記者、報道機関ならば、政府発表こそを「ウソがないか、ごま化していないか、政府に都合の良い情報だけ発信していないか、裏を取って確認する」責任がある。
市民に伝えるべきはそのことであって、行政や事業者の虜となることではない。
おりしも「日本の報道の自由は、海外から警鐘 国連が調査・NGO『世界72位』」(朝日新聞4月24日)との報道が衝撃を以て受け止められた。日本政府は高市早苗総務大臣に対する国連特別調査官によるヒアリングも拒否した。
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┗■4.日本近海でメタンハイドレートの大爆発が起きなければいいのだが…
| 「バミューダ・トライアングル」の正体・ナゾがようやく解けるかも…
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその147
└──── 島村英紀(地震学者)
◯ 「バミューダ・トライアングルのナゾ」が、ようやく解けるかも知れない。
船や飛行機が忽然と消えてしまった原因不明の事故が多発している米国東岸沖の3地点を結んだ三角形の大西洋の海域のナゾのことだ。
3地点とは米国のフロリダ半島の先端とプエルトリコ、バミューダ諸島だ。面積は約400万平方キロメートルある。
このナゾをめぐって、いままで多くの小説、映画、漫画などが製作されてきた。
最近、このナゾが解けるヒントになる発見があった。
それはスカンジナビア半島の北に広がっているバレンツ海の海底で、いくつもの巨大なクレーターが見つかったことだ。
最大のものの直径は800メートル、深さが45メートルもある。発見したのはノルウェー・トロムソ大学の研究者だ。
◯ バレンツ海は水深約400メートル。浅くて平らな海で、タラの好漁場になっている。あまりに平坦で凹凸のない海底なので、私たちの海底地震計をノルウェーの観測船で設置したときには、多くのタラが魚礁代わりに海底地震計のまわりや上に集まってしまった。
海底が平坦なのでクレーターを見つけやすかったのであろう。研究者は、この巨大なクレーターは海底にある天然ガスの爆発によって出来たに違いないと言う。
「犯人」はメタンガスだった。自然界に存在する無臭のガスだが、海の底では水圧を受けて固体になる。氷のような無色の結晶、メタンハイドレートである。
陸地から流れ込んだ生物の死骸など有機物が分解してメタンガスが発生し、海底でメタンハイドレートが作られる。将来のエネルギー資源として各国から注目されているものだ。
陸地に近い世界の海底に広く分布している。ノルウェー沖にもバミューダ沖にもある。
メタンハイドレートは可燃性で「燃える氷」といわれる。激しく爆発することがあり、石油採掘作業員などに危険が及んだこともある。
◯ 今回バレンツ海で発見されたような大きなクレーターは、メタンハイドレートが海底で大規模な爆発をしたので出来た可能性がある。
クレーターを作った爆発はいつ起きたものかは知られていない。この種の海底爆発は、津波を生んだり、地震のような大きな振動を起こすことが考えられる。
ノルウェーの研究者は、こういったクレーターを作るような急激なガスの爆発は、バミューダ・トライアングルのナゾを解く可能性があると言う。
そこを、たまたま船が通りかかったら被害を受けるかも知れない。爆発の規模が大きければ、もしかしたら飛行機にも影響するかも知れないのだ。
◯ ところで、日本列島の沖には、太平洋岸にも日本海岸にもメタンハイドレートが大量にある。世界有数の埋蔵量と言われている。
日本近海で、この種のメタンハイドレートの大爆発が起きなければいいのだが。
(島村英紀さんのHP「 http://shima3.fc2web.com/ 」
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より4月15日の記事)
※事故情報編集部より
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその148は、
4月22日【TMM:No2764】に掲載致しました。
編集上の都合により本日、「コラムその147」を掲載致します。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆6/4「日本と原発4年後」練馬上映会
日 時:6月4日(土)18:20開場 18:40上映開始
場 所:練馬文化センタ-小ホ-ル(定員600名)
西武池袋線・都営大江戸線練馬駅北口徒歩1分
参加費:前売り800円 当日1000円 福島避難者・高校生以下無料
上映後、河合監督の挨拶あり。
主催団体:「核・原発のない未来を子どもたちに@練馬」
問い合わせ・申込先:nonukes.nerima@gmail.com
03-6760-9719 090-7714-3547
映画の内容:原発の仕組み・歴史・福島の事故から現在に到るまで、
弁護士視点で描かれる日本の原発のすべて。
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┗■6.新聞より
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◆川内原発 止めるべき
(4月30日東京新聞29面「金曜日の声」・官邸前より)
東京都世田谷区の会社員西村佳能さん(54)
熊本地震は、同じ場所で震度7が2回起こった異常な地震。原発のある場所で発生してからでは遅い。政府が真剣に人々の安全を考えるなら、鹿児島県の川内原発は絶対に止めるべきだ。
東京都千代田区のパート従業員服部マリさん(60)
4年前の5月5日に稼働する原発はゼロになったが、その後、川内原発が再稼働した。間もなく5月5日。多くの人の力を集め、川内原発を止められれば、再び原発ゼロの状態に戻る。
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