5・9ルネサンス研究所シンポジウム: 部落問題への言及をめぐる弛緩と逆流とねじれ ――『週刊朝日』「ハシシタ」報道と『歴史評論』「特殊部落」表現の掲載などをめぐって
- 2016年 5月 1日
- 催し物案内
- ルネサンス研究所松田健二
日 時 : 2016年5月9日(月)18時30分~21時
会 場 : 専修大学神田校舎1号館7階72教室
講 師 : 廣岡浄進(大阪観光大学准教授)
参加費: 500円
連絡先: 090-4592-2845(松田)
『週刊朝日』が橋下徹大阪市長(当時)を攻撃する記事で彼が部落出身であることを暴露して、反撃をくらって全面謝罪したのが 2012年の秋から暮れにかけてであった。歴史科学協議会の学術誌 『歴史評論』では2014年12月号に掲載した記事が鉤括弧なしで「特殊部落」という呼称を用い、抗議をうけてその記事を掲載撤回した。 この2つのできごとをとおして、部落差別の現状を議論したい。同時にこのことが象徴している今日の日本の思想情況についても考えてみたい。
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