テント日誌5月15日…心がくじけるかもしれぬと心配する人も訪れる
- 2016年 5月 17日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1709日
心がくじけるかもしれぬと心配する人も訪れる 14日(土)から
今日も晴れて穏やかな一日だった。
毎週朝やってくる街宣車、何故か今日は警官が音量を計って注意されたようでテントへの暴言は少なく去っていった。
伊勢志摩サミットで忙しいのか警察車も少ない。
通りがかった中年の男性、電気がなくては大変だろう!と言う。
原発なくてもやっていけているのですとチラシをお渡しした。
急いでいたようなのでゆっくり話が出来ず残念。
まだ原発なくては駄目と思っている人が居るのですね。
私たちの力不足?
自転車で国会方面からやって来た方。
テント前で止まって、いつからやっているの?全然知らなかったとびっくりしていた。
錦糸町に住む大工さんだそうだ。
熊本のことも人事のように思っている人が多いと嘆いていた。
自分は熊本に行けばお役に立てるかもしれないけれど、現場を見たら心がくじけそうで怖くて行けないと言っていた。
チラシをお渡ししたら勉強します。と去っていった。
ただ座っていてくじけそうになることもあるけれど、彼のような人が寄ってくれることでちょっとは救われた気分になる。
夕方まで何事もなく平和な時間を過ごして帰途に着く。(I・K)
ねずみがいるのは珍しくはないのだけれど…
今日も快晴、でも風が少し冷たい。
テントの後ろの木の葉が繁ったので夕方まで道路いっぱい日陰になる。
だからやはりまだ上着が必要だ。
夏まで剪定されないと良いけれど…
テントに着いたら泊まり明けの人たちとサイクリング途中の二人が楽しそうに話していた。
今日はお煎餅の播磨屋さんのことで盛り上がった。
あの大きなトラックはボルボで運転しているのは若い女性。
ホームページもあり毎月社長がご挨拶を書いていると聞いたので帰宅後のぞいて見た。興味のある方はどうぞ!宣伝では有りませんよ。
https://www.harimayahonten.co.jp/harimaya2/ecsite/PG010TopPage.act
泊まり開けの3人は新宿での「沖縄日本復帰44年を問う」集会とデモに参加すると言うので1時過ぎまで残ってくれていたので心強かった。
道路にねずみがいると通りがかりの人が驚いて教えてくれた。
彼(?)はチョットの音には動じずに鳥の食べ残しをつついている。
テント周りで時々ねずみを見かけるが、たいていはすばやく隠れてしまう。
めずらしい光景をしばらく楽しんだ。
午後埼玉のKさん、毎日来て下さるM子さん他が来てくれたので安心してA子さんTさんとテントを離れた。(I・K)
テントの座談は深夜まで続いた。
夜は、いつものように、HさんとFさんの料理をつつきながら皆が団欒していると、希望の牧場の車がテント前に駐車、吉沢さんを囲んで一層話が弾んだ。
吉沢さんが事故から5年にもなり、仮設住宅住まいも限界、年寄りが元の家に戻りたいのは当然、帰りたい人には帰らせればよい、人それぞれに事情があると話し、福島の厳しさを再確認。Fさんが「帰還を強要する放射線量基準引き上げ」について反論し、ひとしきり議論。
南相馬市の桜井市長の帰還推進政策についても議論が続いた。
それにしても、イチエフ事故と被害に対する世の無関心はひどいもので、一人ひとりが「他人(ひと)の痛みをどれだけ分かるか」が問題。
国会正門からの方々も加わって、安倍政権による放射性廃棄物の国中への巻き散らし政策や、沖縄米軍基地で出たPCBを何と福島県いわき市で処理したことへの怒り、などなど座談は夜11時過ぎまで続いた。
翌朝、いつもの様に経産省本館前で私は「地震が起こったらガスの火を消すのは当たり前。熊本で大地震が続いているのだから川内原発を止めるべき」と声を上げてチラシを撒いた。(K.M)
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福島原発告訴団よりのお知らせ
◆5.21原発事故被害者集会◆
『ただちに公判をひらけ!東電3被告の刑事裁判』『汚染水放出告発 福島検審は起訴議決を!』
日時 2016年5月21日(土) 14:00~16:00
場所 千駄ヶ谷区民会館(原宿駅徒歩8分)
主催 福島原発刑事訴訟支援団・福島原発告訴団
プログラム
14:00 開会
・告訴団・支援団の現状報告
・被害者の証言
・みんなで歌おう
16:00 閉会
*福島からバスがでます
8:00福島駅西口、9:00郡山教組会館
・乗車場所・ご連絡先をお知らせください
・料金は1500円です
◆7.18 これ以上海を汚すな!いわき集会(仮)◆
東京電力の汚染水放出について刑事告発していた事件は、3月29日に福島地検が不起訴処分としましたが、この事件についても検察審査会に申し立てをし、市民による判断を仰ぎます。
7月18日の海の日には、夫婦漫才師ながら東電の記者会見に通いつめ、福島第一原発の状況や東電の事故対応などに精通している、おしどりマコ・ケンさんをゲストに招いた集会を開催する予定です。まだ会場は未定ですが、決まり次第再度ご案内いたします。
日時 7月18日(月曜祝日)午後を予定
場所 いわき市・会場未定
海渡弁護士による汚染水問題の解説も予定しています。
5月19日(木)電源開発本社前スタンディングデモ
12時~13時 大間原発NO!
5月20日(金)午後5時から:経産省前抗議行動。テントひろば主催
5月20日(金)は官邸前抗議集会(反原連主催)、ティーンズ・ソウルの行動も7時からあります。
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(転載です)
選挙に勝って憲法改正させない
立憲フォーラム・戦争をさせない1000人委員会 共催
さぁ、安倍政治を終らせよう 5.19集会
5月19日(木)午後5時~ 憲政記念館 大講堂
発言:高野孟(ジャーナリスト)、櫻井みぎわ(弁護士)、奥田愛基(SEALDs)、山口二郎(市民連合)、菱山南帆子(総がかり行動)の皆さん。
国会は6月1日に会期末を迎え、その後は参議院選挙一色になります。参議院選挙だけでなく衆議院との同日選挙の可能性も十分にあります。
安倍政権は憲法改正を発議する3分の2の議席を得るために、なりふりかまわぬ攻勢をかけています。ロシア・プーチン大統領との関係を誇示、伊勢・志摩サミット、そしてオバマ大統領の広島訪問など、外交を最大限に利用するでしょう。世界的に明らかになっているアベノミクスの失敗を糊塗し、熊本震災も原発の危険性を無視しながら、緊急事態条項が必要だと誘導しようと躍起です。
そうして7月の参議院選挙、自民・公明・おおさか維新で3分の2の議席得て、明文改憲に着手しようというのです。この動きを何がなんでもストップさせ、安保関連法(戦争法案)を廃止させるために、市民、働くもの、野党が総がかりで立ち上がらなければなりません。参議院選挙の決戦場である32の1人区では、既に25選挙区での野党統一候補が決まり、安倍政治を続けるのか、ストップさせるのかの選択選挙の構図ができています。
立憲主義、平和主義の私たちか、立憲主義を壊し、集団的自衛権でアメリカの戦争に加担する安倍政権か。憲法改正をゆるすか否か。本当の決戦です。
選挙に勝って憲法を改正させない、と各界の方がたからお話しいただきます。
19日午後6時30分から議員会館前での集会があります。ご参加ください。
◆ 明日を決めるのは私たち – 政治を変えよう6.5全国総がかり大行動
6月5日(日)午後2時~ 国会・霞が関周辺
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