【案内】院内ヒアリング集会「川内を止めず、伊方まで再稼働するという、原子力推進の矛盾を問いただす」(6月3日(金)午後)
- 2016年 6月 3日
- 催し物案内
- 木村雅英
間際になったので明日の集会案内を再度転送します。
経産省から11名、文科省から3名の対応者名簿が届きました。
3度目の正直、ドタキャンは無さそうです。
ぜひご参加願います。
【案内】院内ヒアリング集会
「川内を止めず、伊方まで再稼働するという、原子力推進の矛盾を問いただす
~熊本大地震が続いているぞ! 日本全国どこでも大地震が起こるぞ!~」
日時:2016年6月3日(金) 13時半~16時半
場所:参議院議員会館101会議室(1階)
対象:経産省・資源エネルギー庁・文科省ほか(14時~16時)
主催:経産省前テントひろば
経産省前テントひろば〒100-0013東京都千代田区霞が関1ー3ー1
電話070-6473-1947 メールtentohiroba@gmail.com
ブログhttp://tentohiroba.tumblr.com/
紹介:参議院議員 福島みずほ事務所
テーマ:(1)電力自由化と電源構成、(2)「エネルギー基本計画」と「40年ルール」、
(3)核のゴミ問題、(4)福島第一原発事故の責任問題、(5)原発の再稼働問題
3.11東電福島第一原子力発電所事故が起こって既に5年経ったが、福島には未だに10万人の方が避難生活をし多数が仮設住宅に住み自死する人も出ている。除染は移染にすぎず、多くの人びとがふるさとも生活も仕事も奪われてしまった。住民の健康被害も心配で、既に166人の小児甲状腺がんも確認された。一方、イチエフには100万トンを超える放射能汚染水が貯まり海洋汚染を続ける中で太平洋への大々的放出が目論まれ、コントロールもブロックもできていない。そればかりか1号機~3号機の核燃料の状態は掴めず廃炉への道も全く見えない。そんな中で、年間20mSv以下の地域への帰還が住民に強要されている。
このイチエフ事故の責任を誰がとったでしょうか?
東電も経産省も自民党政権も事故の責任をとっていない。そればかりか、原発が「安全である、安い、無いと電力が足りない」が大嘘であることが明らかになったにも拘らず、東電は柏崎刈羽原発の再稼動を目論み、安倍政権・経産省・資源エネルギー庁は2014年4月に原発をベースロード電源とする「エネルギ―基本計画」を閣議決定して原発の再稼働と原発の輸出を推進している。。
2011年9月に経産省の敷地のポケットパークに設立した「経産省前テントひろば」は、福島の被害者たち、脱原発を訴える全国の人たち、また世界の人々に支えられて1700日間、日夜脱原発・再稼働反対を訴えてきた。
残念ながら、安倍政権は私たちの訴えを退けようと立ち退きと使用料を請求する正にスラップ訴訟を起こした。私たちは裁判で経産省政策の不当性とテントひろばの正当性を訴え続けているが、東京地裁(2015年3月)も東京高裁(2015年10月)も立ち退きと高額の使用料支払いを命じる不当判決を言い渡した。今最高裁で係争中だ。
そんな中で私たちは毎日同じ敷地内にいる経産省・資源エネルギー庁を国会議員会館に呼び、5年間の彼らの不当な行政を追及する。既に2つの抗議・質問書(A、B)を4月に提出した。
これらの質問の回答を得ながら、(1)電力自由化と電源構成、(2)「エネルギー基本計画」と「40年ルール」、(3)核のゴミ問題、(4)福島第一原発事故の責任問題、(5)原発の再稼働問題に焦点を当てて、ヒアリングする。
多くの方々とともに、経産省に対して、原子力政策の矛盾を問い質したい。
是非ご参加を!
なお、経産省・資源エネルギー庁は、4月13日は経済産業委員会を理由に、4月22日はビデオ撮影と管理職対応を理由に、2回も間際のドタキャンをした。これに対して強く抗議したが明確な回答はない。
今回は、あらかじめこちらが提示した日程の中から、経産省が6月3日を明示するFAXを議員事務所に送って来た。ドタキャンは無いと思うが…。 以上
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