テント日誌6月4日・5日…今日は「女の平和・6・4国会ヒューマンチェーン」
- 2016年 6月 7日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1730日
今日は「女の平和・6・4国会ヒューマンチェーン」が行われた
10時頃テントについたらKさんがすでに来ていてチラシの組み込みをしていた。そして昨日から来ていた広島の方・小笠原から来たという人が座っていて下さった。小笠原きた方に第2テントの美術館をご案内した。
いろいろ見て本格的ですねと感心していた。
群馬のTさんがトラックで水をたくさん運んで来てくれて感謝です。
地元のほうが東京より安いそうだ。
少しして第2テントのOさんがテーブルを出してTシャツを販売するというのでついでに私たちもテーブルを出してチラシなどを用意した。
会場が国会前なので事前に訪れる人は少なかったが、それでも数人寄ってカンパ してくださった。
一時過ぎ、ちょっと留守をお願いして国会前に行った。
赤いTシャツ・帽子・マフラーなどであふれていて壮観だった。
私は一回目の包囲だけ参加してシュプレヒコールを上げ戻ろうとしたが、警察に よる通行規制が何か所もあって遠回りをして帰らなくてはならず腹立たしかった。
同じ道を一般の人は通すのに集会に参加したと分かる人は通さないという変な規 制だ。
テントに戻ると第2テントの人たちが物販やお茶の用意などしていた。
3時に集会が終わって官邸前のほうから降りてきた人たちが寄って下さった。
参加者は主催者発表5000人とか、今日は他にもいろいろなイベントがあったし、 明日は総がかりなので集まったほうでしょうか?
4時近く人の流れが途切れたのでTさんと私はテントを後にした。(I・K)
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沖縄からの通信6月4日(土)(転載)M・S
きょうの琉球新報の社説は必ず読んでください。
そして、なぜ共同通信の世論調査と琉球新報・OTVの世論調査の結果が違うのか、なぜ8割-9割の違いが生まれてくるのか、なぜ本土と沖縄で正反対の結果が生まれてくるのか、そのことを考えていただきたいと思います。
たぶん、この記事は社説として書かれたものではなく、報道局の記者が書いたものを社説として扱ったものだと思います。それだけ異例の社説であり、それだけ真実を突いたものだと言うことです。すなわち、問われているのは本土=ヤマトのあり方、安保や沖縄に対する向き合い方です。
「国策による犠牲を強いられるのは、もうたくさんだ。植民地扱いは許さない。」-それが、この社説の結論であり、沖縄の声です。くりかえしますが、問われているのは本土=ヤマトです。
私もヤマトンチューの一人として、そのことにしっかりと向き合い、そして応えます。
<社説>軍属事件世論調査 民意は全基地撤去だ 臨界点超えた沖縄の世論(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-291717.html
国会周辺は安倍政治抗議で盛り上がった、でも本番はこれからだ。
今日は『明日を決めるのは私たち – 政治を変えよう!6.5全国総がかり大行動』の日、朝起きたら雨が降っていたので困ったな!と思っていたら出かける9時前に雨はやみほっとした。
テントについたらもうKさんがテーブルを出しチラシなど並べて用意していたのでびっくり。農水省のほうにはスピーカーも設置されていて準備万端という感じだった。時間が来るまでテント前で雑談していたらスマホを見ていたSさんがまた沖縄で米兵が交通事故を起こしたと教えてくれた。
どうやら酒酔い運転だったらしい。
綱紀粛清の最中のはずとみんなで怒る。
12時ごろからぼつぼつと国会前に向かう人たちが現れた。
昼過ぎは青空になり日が差して暑いくらいだった。
少しして警官が来て右翼が来るという情報が入ったので椅子などを片付けるようにとの通達があった。2時からの集会が始まるころからたくさんの街宣車が大音響でわめき始めテントからはスピーチなど全然聞こえなかった。
機動隊はあちこち移動して大忙しの様子。
いつものようにテーブルを出すことができず用意した水や紅茶のサービスも出来なかったが、みんなで手分けしてチラシを配り、カンパ缶を持って声掛けをしたのでたくさんの方たちがカンパを寄せて下さった。
国会前でチラシを配布してくれた人もいてKさんが用意してくださった大量のチラシはすべて配り終えてしまった。集会が終わり帰りがけにたくさんの人がテントによってくれて嬉しかった。
4時半すぎて人の波が少なくなったので朝から詰めていたTさんと私はテントを後にした。右翼も経産省わきでミーティングをして引き上げて行ったようだ。みなさんお疲れさまでした。(I・K)
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泊まり込みの中で交わされる談義。これもテントの風景
4万人と発表された「総がかり大行動」農水省ステージは参加数が少なく、右翼の妨害を真正面から受けた。
10数台の街宣車がステージ前に集結し、ヘイト罵声を凄まじい音量で一斉に放つが警察官の隊列は規制せず、彼らをさらにつけあがらせる。6/3に施行された「ヘイトスピーチ対策法」などどこ吹く風で集会を30分遅らせた。
主催者弁護団が警察に賠償責任訴訟を起こすと伝えていた。
夜、午前中の川崎ヘイトデモ中止に参加したVさんが800人のカウンターでデモを中止させたことを伝えた。
昼の渋谷でもデモが行われたが、ヘイトスピーチは抑え込まれたという。
抗議集会への参加が減少してくれば彼らはさらに増長する。絶対に許さない強い気迫が重要だろうと考える。
昼間の騒音が消えたテントにシンガポールの青年が訪れた。27歳のH君は観光来日だというが、素直で気さくな人柄はテント全員がゲスト待遇で迎えた。シンガポールは一党独裁政治だそうで、国民は口を閉ざしている状態をチャックポーズで示した。
No nuclearに強い関心を示し、自らテント泊を希望したので全員が受け入れた。もう一人、広島のIさんは仲間と合流して六ケ所村に訪れるために連泊した。Iさんは伊方原発にも関わり、若いころからの活動と人脈をとつとつと教えてくれた。4時過ぎの夜明けとともにスズメが一斉に鳴き出した。H君は4時半ごろまで留まり、浅草寺のお守りを求めてテントを後にした。一期一会だが今回の思いではいつまでも忘れない事だろう。
8時過ぎに経産省前でテントニュース80号を配る。記載されているテントのカンパ収支、院内ヒヤリングでの対応等を無言の出勤者に語り続ける。経産省の若い担当者が1枚でもいいのでとチラシを切望する。
昨日のカンパの硬貨をATMで振り込もうとしたが、硬貨は100枚までしか受け付けない。やり直し窓口で振り込んだがズシリと重い総額は¥20,489で、昨夕振り込みと合わせ17万円を超える貴重なカンパとなった。(I・M)
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安倍政権と報道の自由 6月9日(木)17時~
参義院議員会館 講堂
講演 「安倍政権と報道の自由」講師:岸井成格
連帯挨拶 金平茂紀・青木理他
入場無料
主催:改憲問題対策法律6団体連絡会
6月10日(金)午後5時から経産省前抗議行動。テントひろば主催
18時30分~官邸前抗議行動(反原連) 19時~10代の若者たちの
行動(国会正門前)
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