【抗議呼びかけ】伊方原発周辺の通行規制を撤廃せよ 愛媛県警の弾圧態勢を許さない!
- 2016年 7月 15日
- 交流の広場
(転送・転載歓迎) 再稼働阻止全国ネットワークからのお願いです。
愛媛県警と八幡浜警察署に抗議の声を届けてください。
愛媛県警察本部 089-934-0110(広報県民課に)
八幡浜警察署 0894-22-0110(警備課に)
伊方原発3号機は既に燃料装填され7月26日に再稼動が予定されています。 (14日にも原子力規制委員会の立ち会いのもとで重大事故防災訓練が行われました。) 7月24日(日)に伊方町で「みんなでとめよう伊方原発7.24全国集会」が計画されている中で、愛媛県警と八幡浜警察署が「通行規制のお知らせ」(伊方発電所3号機再稼働にかかる通行規制)なる文書を出しました。
私企業である四国電力のために、伊方原発再稼働に反対する人たちの通行を規制して、私たちの表現の自由、集会の自由を妨害するものです。 原発に反対するみなさま、是非警察に抗議の声を届けてください。
・「伊方発電所3号機再稼働にかかる交通規制」を撤廃せよ!
・伊方原発の道路(国道、県道、町道)の検問反対、乗用車も人も通せ!
・伊方原発ゲート前を機動隊で埋めるな! 従前どおり使用させよ! (詳細は、以下の4点または添付資料をご覧願います。)
1 「伊方の家」からのよびかけ 愛媛県警の弾圧態勢を許さない! 八木です。
愛媛県警は大飯・川内の再稼働強行に関する踏まえて伊方原発再稼働強行に向けて大きな弾圧態勢を敷こうと計画しています。 原発事故のみならず、このようにしても私たちの人格権は破壊されていくのでしょうか。 この弾圧態勢に抗する闘いは原発再稼働に抗する闘いと不可分のものであると確信します。 どうか全国から愛媛県警に対する声を上げてください。 以下添付します。
2 「通行規制のお知らせ」(愛媛県警察本部・八幡浜警察署)
期間:平成28年7月下旬 内容
:伊方発電所3号機再稼働にかかる通行規制 国道197号から伊方発電所に向かう町道及び県道255号において検問を実施、通行規制を行います。 そのため、国道197号において渋滞が発生する恐れがあります。 近隣住民の方や国道197号利用者にご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。 (地図には、検問所がきらら館の下側、県道255号の東方は第2ゲートをこえてずっと進んだ亀浦との境目、西側は鳥津との境目あたりの3カ所に印が入っている)
3 伊方原発再稼働阻止実行委員会から抗議の呼びかけ
(抗議先) 原発に反対するみなさまへ
私たちは、伊方原発再稼働に反対し、7月24日に、伊方原発ゲート前で全国集会を企画しております。 12日、八幡浜警察から呼び出され、愛媛県警察本部・八幡浜警察署による『通行規制のお知らせ』を渡されました。国道197号線から伊方発電所(原文まま)に向かう町道及び県道255号線で検問を実施し、通行規制を行うというものです。内容として、「伊方発電所(原文まま)3号機再稼働にかかる通行規制」とありますが、これは、伊方原発周辺の広いエリア全体に『交通規制』して再稼働反対運動に関わる車両をエリア内に一切立ち入らせないというものであり、ゲート前を警察で埋め尽くすという行為とともに、私たちの伊方原発再稼働阻止運動に対する規制であり、私たちの放射能と共存出来ないとする生命の叫びに対する弾圧です。 7月24日で、全国のみなさまに参加を呼びかけたこともあり、一部車両の走行と乗り入れを認めさせる条件闘争も考えましたが、この弾圧は、今後続くであろう全国の原発再稼働阻止運動に対しての国家権力からの脅迫だと、私たちは位置付け『通行規制撤廃』を求めて行動を起こします。 原発に反対するみなさまに、抗議のご協力をお願い致します。 また、企画を全面的に覆され、7.24全国集会に参加されるみなさまにも、多種多様なご不便、ご迷惑をお掛けすることになると思いますが、みなさまと共に、生命の声をあげ、ゆるぎなき反原発の意志を強く示したいと思っています。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
《抗議先》 愛媛県警察本部 089-934-0110
八幡浜警察署 0894-22-0110
伊方原発再稼働阻止実行委員会 代表
斉 間 淳 子 連絡先 090-1791-1105(八木)
4 愛媛県警察本部への申入書
愛媛県警察本部 本部長 林 学 殿
2016年7月15日
伊方原発再稼働阻止実行委員会 代表 斉間 淳子
連絡先 八木健彦 090-1791-1105
伊方発電所3号機再稼働にかかる通行規制撤廃について申し入れます。
7月12日、八幡浜警察署より呼び出され、愛媛県警察本部・八幡浜警察署連名による『通行規制のお知らせ』を頂きました。 内容については「伊方発電所3号機再稼働にかかる交通規制」とありますが、八幡浜警察署の説明によれば、私たちが企画しています『みんなで止めよう伊方原発 07.24全国集会』とそれに続く再稼働阻止運動を牽制するための通行規制であるとしか考えられません。 私たちは、福島原発事故から2ヵ月目の2011年の5月11日より、毎月11日に伊方原発ゲート前に座込み抗議を続けています。約5年間、一度も道路使用許可についての警告等はなく続けていた座込みでしたが、今年2月より、突然に道路使用許可を出すようにと八幡浜警察署から連絡があり、道路使用許可を提出すると座込み当日は、大勢の警察官がやって来て「使用許可したラインを踏んでいる」というような些細なことまで監視を行うありさまです。 私たちは、5年間も黙認してきた座り込み抗議を、再稼働目前で規制し始めたのは、再稼働阻止運動に対する脅迫行為だと考えています。そして、12日に頂きました『通行規制のお知らせ』は、これまで行ってきた脅迫行為に続く、憲法21条にある集会の自由に対する弾圧だと考えています。 「国家権力は、国民の基本的人権を侵してはならない」というのが日本国憲法です。そして、これこそが立憲主義の基本です。愛媛県警本部は、私たちの表現の自由を、集会の自由を、『交通規制』という名目で侵害しているのです。 国民の安全と安心を保障するはずの警察が、「原発が放つ放射能が私たちの生命を、そして私たちに続く生命を殺す」という私たちの主張を封じ、「安全で安心して生きたい」と希求する訴えを踏みにじろうとしているのです。 私たちは、愛媛県警本部が日本国憲法を遵守し、「伊方発電所3号機再稼働にかかる交通規制」を撤廃することを、強い怒りをもって申し入れます。 以上
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