【IWJ動画】「科学者の魂を軍事に売るな」 軍事研究に科学が動員される! ~急進展する『 軍学共同』 (講師:池内了 名古屋大学名誉教授)@京都大学+京都新聞記事: 軍事研究協力「大学がNOの意思示せ」 京都大でフォーラム
- 2016年 11月 28日
- 交流の広場
- uchitomi makoto
【IWJ動画】「科学者の魂を軍事に売るな」 軍事研究に科学が動員される! ~急進展する『 軍学共同』 (講師:池内了 名古屋大学名誉教授)@京都大学+京都新聞記事
http://www.ustream.tv/recorded/92933200
雨の中、120名もの参加、ありがとうございました!
参加できなかった方もIWJ京都の動画をご覧ください。
軍事研究協力「大学がNOの意思示せ」 京都大でフォーラム
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20161127000101
「軍学共同」の実態を報告する池内氏(京都市左京区・京都大)
大学の軍事研究について考えるフォーラム「軍学共同反対!科学者の魂 軍事に売り渡すな」が27日、京都市左京区の京都大であった。名古屋大の池内了名誉教授が「大学研究の軍事利用反対の意思を大学が責任をもって明確に打ち出すことが必要だ」と訴えた。
池内氏は、防衛省が昨年度から大学や研究機関を対象に、研究費助成制度を設けたことを紹介。民生と軍事の両面で技術を利用するという国の説明に対し、「国は民生利用には関心がなく、金の力で民間の研究を横取りしようとしている。軍事利用されれば研究自体が秘密になり、民生分野で利用できなくなる可能性がある」と指摘した。
さらに大学側の制約も多くなるとし、「研究者版の『経済的徴兵制』に等しい。研究費を期待して軍事研究に協力するのはむなしいことだ。研究成果の公開には国に届け出が必要で検閲のようになり、自由に公表できなくなる。それでは研究者としての存在意義がなくなる」と述べた。
また、世界では軍事研究に科学者が協力する国は多いと解説し、「戦後、日本は大学が軍事研究に協力せず、武器輸出や生産もしてこなかった希有(けう)な国だ。だが、現在の政府はその誇るべき歴史をどんどんと捨て去ろうとしている」と懸念を示した。
フォーラムは「戦争をさせない左京1000人委員会」などの主催。約120人の市民が参加した。
2016年11月27日 22時50分
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