3/18パネル討論・<表現の自由>をめぐるせめぎあい―街頭アクションの現場からの報告(つくば)
- 2017年 3月 13日
- 催し物案内
- つくばサミット弾圧救援会
3月18日(土)14時-16時30分
つくば市立吾妻交流センター 和室
参加費500円
主催 つくばサミット弾圧救援会(http://tsukubakyuuen.hatenablog.com/)
問合せ080-5459-9576/tsukubakyuuen@gmail.com
現場から/現場へ。街頭に立つとは、ふだんは不可視の境界線を街に露呈させることだ。私たちを閉じ込めるべく巡らされた理不尽な境を向こうに踏み越えようとするとき、権力vs人々の力のせめぎあいが始まる。そのせめぎあいの中で弾圧を受けた3人のパネリストの経験と思考を交錯させて、街頭での政治的<表現の自由>の実践のあり方とその可能性について考えます。ついに「共謀罪」上程にまで至ろうとしている今現在の状況下で、こちらから攻防線を街に引き直すために。
◆朝倉 優子(マネキンフラッシュモブ@かながわ 共同代表/海老名駅前自由通路訴訟 原告)
2015年より神奈川・東京の様々な公共空間でマネキンフラッシュモブを縦横に展開中。昨年2月に海老名駅前自由通路で「アベ政治を許さない」等のプラカードを掲げたアクションの際の一参加者だった海老名市議が、当該通路でのデモを禁じる条例に違反したとして今後同様の行為を禁止する命令を市長より受ける。それに対し、憲法21条(表現の自由)違反だとして命令取消しを求める裁判を原告の一人として提訴。この3月8日、横浜地裁にて全面勝訴。
◆井上 森(立川自衛隊監視テント村)
2013年、東京都開催の国体に反対する「やってる場合か!スポーツ祭東京・実行委員会」で活動中の10月、自分の居住する市に天皇夫妻が観戦のためにやって来た際、その車両に向けて「もう来るな」と書かれた布を掲げる。その直後から半年以上にわたり公安警察による公然かつ集団的な尾行・いやがらせを執拗に受け続け、被害は家族や職場にも及んだ。14年5月、「公安は天皇のための尾行をやめろ!」共同声明により事件を公表、<天皇制ハラスメント>の責任を追求。賛同団体・個人は1000をこえ、公安ストーカーを止めさせることに成功。
◆つくばサミット弾圧当該(G7茨城・つくばサミットを問う会)
2016年5月の「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」開催を批判する会のメンバーとして活動。同年3月、予定会場のつくば国際会議場を視察に来たG7各国大使館職員らに向け“UNwelcomeG7 !”のプラカードをホールにて掲げ抗議。科技相会合終了後、志摩市での首脳会議直前の5月24日に「建造物侵入」の容疑で逮捕。23日間勾留されたのち釈放、直後に不起訴処分。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。