Global Headlines:「プーチン、米国大統領選挙への妨害はアメリカのハッカーの仕業ではないかと推論」
- 2017年 6月 4日
- 時代をみる
- 染谷武彦
ロシア大統領ウラディーミル・プーチンは米国テレビ局NBCとの対談で、2016年の米国大統領選挙妨害の試みは、現在、他人に罪をなすりつけようとしている合衆国からのハッカーによるものかも知れないと推論した。「ハッカーはどこにも存在しうる。かれらはロシアに、アジアに、アメリカに、ラテンアメリカに居たとしてもおかしくない。ハッカーは、非常に的確かつ職業的にロシアに矢を射ているとわれわれが見ている合衆国に居るかも知れない。」と大統領は発言した。かれによれば、アメリカのハッカーは何らかの意図に基づいて件の情報を首尾良く流し、それにロシアを引き合いに出したというのである。そんなことは驚くに値しないでしょうか。私はそう見ていると、プーチンは付け加えた。
米国特務機関は、ヒラリー・クリントンの民主党国民委員会のサーバーにロシアのハッカーが攻撃を仕掛けたと見ている。この後、彼女の支持者たちの文書は、長い間国民的マスメディアが交錯するなかで最初のページを占め続けているウィキリークスに暴露された。出先の取調官の見解では、このことがドナルド・トランプの選挙における勝利に貢献したとされている。
トランプ自身は、何らかの形で米国人が選挙に影響を与えたことを否定する一方、調査を加速化すべきものとしてロシアへの罪の疑念をもっている。クレムリンは再三にわたって米国民主党サーバーの鍵に向けたロシア連邦の関与を否定してきている。
以下略
詳しくは http://www.newsru.com/russia/03jun2017/american.html参照のこと
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
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