沖縄戦遺品展を福島県いわき市にて開催いたします
- 2017年 6月 13日
- 交流の広場
- saburou
沖縄「慰霊の日」に呼応した、 福島県いわき市での企画となります。
沖縄と福島の共通点は、日本(東京)の「植民地」 として位置づけられてきた(いる)ことです。
過去には沖縄戦、原発立地としての苦難を
現在においては基地問題、イチエフ事故
という国内植民地特有の問題を抱えています
2006年の渡沖で参加した沖縄戦戦争遺構発掘作業における遺品・遺骨収容活動での沖縄の繋がり、2011年のイチエフ事故緊急作業に応召した際のいわき市での繋がりで実現することができました。
いわきの菩提院は、沖縄に仏教と念仏踊りを伝えた袋中上人の出身寺。いわきのじゃんがら念仏踊りと沖縄のエイサーは兄弟の間柄の民衆芸能です。
いろんな視点から福島と沖縄の問題について提起できる企画となります。ぜひいわき現地に足を運んでください。
なお、開催初日の6/23日は沖縄県民の休日「沖縄戦慰霊の日」であり、沖縄現地に呼応して、深いつながりのあるいわき市にて慰霊の儀を執り行います。
また、いわきじゃんがらの奉納や琉球芸能グループによる琉球古謡奉納、私も沖縄といわきの政治的相関性について発言させていただく時間もございます。
また、展示遺品についてはガマ掘りの現場に従事した応援会の代表と事務局の私が出土状況や想像される戦禍についても説明いたします。
沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会 事務局 北島教行
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