Global Headlines:プーチン、オリバー・ストーンに答える。(6月15日のNewsru.com)
- 2017年 6月 16日
- 時代をみる
- 染谷武彦
プーチン、ウクライナ危機は積年の腐敗の疲弊と説く。
ロシア大統領ウラディーミル・プーチンは映画監督オリバー・ストーンの定例インタビューに臨んで、ウクライナ危機の諸前提と推移にたいする意見を述べた。彼は積年の腐敗にたいする人びとの疲弊が危機の原因であって、とどのつまりに国家転覆があったと説明した。「もしもホワイトハウスが占領されたとしたら、これをどう説明すべきか。国家転覆ではなかろうか」と。
「ウクライナでは、独立が達成されるや否や、国有財産のより野蛮な私有化と盗奪、住民の生活水準の低下が生じた。政権はいろいろ変わったものの、どのみち平凡な市民の生活は全然変わらなかった」と彼は強調した。「人びとはこの専制、まるで話にならない腐敗、一方で厚かましい違法の富裕化と他方における貧困化に飽き飽きしたのだ」と。
「もとより人びとは1990年代初期から今日までの彼らの屈辱的状況から免れうる、どんな形態であれ欧州同盟の標準への統合化を志向していた。このことがあらゆる事象の動機付けとなっている」とプーチンは述べた。
さらに、クリミア問題に関してプーチンは、これはクリミア住民が自分たちの意向を実現したものに過ぎず、ロシアがクリミアを併合したのではない、と公言した。
以下略
詳しくは http://www.newsru.com/russia/15jun2017/putinstone.html 参照
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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